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チャトラくんのその後

2/18に捕獲し、2/19に去勢手術をしたチャトラくんですが、右後ろ足に深い噛み傷があり、膿が溜まって居てこのままリリースするか聞かれましたので、二つ返事で良くなるまで入院治療をお願いしていました。

いつも頂ける術後写真

5日間の入院後、抗生剤が良く聞いてかなり良くなったとの事でリリースする事に。最初に来た公園でTNRになりましたが、捕獲器を開けたらF-1カー並の速さで猛ダッシュで消え去りました。逃げる方向にウマメシ皿を置いておいたのに…。
まぁ足の調子はすこぶる良いみたいで良かったです。

多分手違いだと思うんですけど、TNRの子にFIV/Felv検査が追加されて居たので、猫エイズ猫白血病の有無も分かりました。まぁ飼われてた子が捨てられたと思われるのでどっちも陰性ですね。
健康状態が今まで手術をお願いして来た子達の中で一番良かった感じです。
こんな人に懐きまくるチャトラを捨てるとかどうかしてるぜ・・・。

去勢手術費用の6600円だけが多分夏頃助成金で還って来ます。
アドボケートの値段が上がったそうで、今まで手術時もアドボケートだったのがランクが下がる駆除薬に変更になったそうです。
地域猫さんで触れる子にはノミ・ダニ駆除をしてますが、フィラリア予防とお腹の虫下しが出来るのはアドボケートなので、値段が上がっても変える事はありません。その分仕事を増やして節制をすれば良いのです。

猫のフィラリアは犬と違って心臓ではなく肺にたどり着きやすいので、咳などの呼吸器症状につながります。
16年半の間ワクチンや駆除薬を定期的にして貰えなかったぶーにゃんは、晩年に肺動脈性肺高血圧症を患いました。咳が続き酸素部屋を用意して呼吸を楽にしたのが懐かしいです。

外で長く暮らす地域猫さんは蚊との戦いでもあります。蚊アレルギーの子も多く、かゆくて耳を掻きすぎて耳がボロボロの子猫も居ます。
3月になると蚊が出てくる季節にもなるので、毎年の対応に追われそうです。

昨日の夜、チャトラくんを捕まえた玄関先に姿を表してくれました。ご飯は食べなかったけど、また食べに来てくれる様になるかも知れません。
手間と時間とお金をかけた自分が関わった子なので、なるべく長生きして欲しいです。