バブル初動検知シグナル

2021年9月3日公開

2021年8月20日に短期暴落の底打ち観測が出た。
その後一週間の値動きと、チャート形状、需給状況からバブルの可能性を検出。
二週間後の金曜前引け後に菅総理の自民党総裁選不出馬のニュースで日足高値更新となった。
ここ2週間の流れを例にバブルの初動をとらえる指標として見ているものを整理した。


需給面


ー外国人投資家が累計大幅売り越し
直近1年、3年の合計で外国人投資家が数兆円レベルの売り越しである。
日本の株式市場はよくも悪くも外国人の買いで上がり、売りで下がるというだけの市場。
外国人のポジション状況がすべてに優先すると考えていい。
外国人が今年8月までで1.8兆円以上売り越し。
まとめると
2021年1.8兆売り越し
2020年3.3兆売り越し
2019年0.3兆売り越し
2018年5.7兆売り越し
反転買いのマグマは十分すぎる状態。

ここから先は

2,300字
この記事のみ ¥ 990

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?