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OMNIBUS 2021 The Hall #空間

OMNIBUS The Hall #空間
@ヒューリックホール東京(有楽町)
2021.11.07



本当は新宿中央公園で開催するはずだったイベント。何の理由かは分からないけど場所を野外からホールに変更。一時期、中止なのか延期なのか会場も分からぬまま宙ぶらりん状態だったから不安を感じたイベントだった。
でも少ししてから会場は有楽町にあるヒューリックホール東京という場所に決まった。
その後、無事チケットも取ることが出来た。
このイベントは配信されることも発表された。

まぁともあれ開催されるとのことで胸を撫で下ろしたのでした。会場自体も初めて行くとこだし、小山田壮平以外は生で観たことがなかったのでワクワクしていた。あ!グリムは佐野元春のアルバム再現の時に観たんだった!でも遠くてよく見えなかったから…。楽しみ!!


いざ有楽町の地へ!!

プラネタリウムがあるとこなんだね。
前、日劇があったとこだそうで。
エレベーターで11Fまで上る。

家をゆっくり出たけど、意外と開演前に着いた。でも中に入ると既に前の方の席は埋まってそう。
一段上がったところら辺のちょうど通路側が空いてたから、ココなら割と近いし肉眼で見れそう。ってことで決定着席。

SEでなんと好きな人たちミツメとか一瞬フィッシュマンズかと思ったけどそれは違ってゆうらん船のサブマリンだった!それ以外にもふんわりした曲たちがたくさん流れててそれだけで嬉しい。いい感じだ♪


★KEEPON


会場の照明が落とされ、オープニングアクトのKEEPONくんという方が現れた。
なんとなく名前聞いたことあるような?来る前にチラッと情報を見たら18歳なんだって。おぉー!若い!!

古着?の茶色ジャケットにデニムに赤スニーカーの装い。噂の18歳登場。

一曲目の一発目のギターの音が恐ろしくデカくてビックリした。そしてひたすらジャカジャカ鳴らすような激しい曲だった。声もデカくて、起きろよ!って歌詞にビクッとなって笑 とんでもねーぜ。
いつもはライブハウスでやっててこんなに広い会場は初めてだと言ってたかな。だから緊張するって。「一曲目が激しかったのでゆっくりした曲を…」と。二曲目はゆったり目で。口笛が上手いことったら!そこか!でもホント口笛で音を奏でられるなんて凄い。

「自分の中ではヒットした曲」って言ってた曲「ガタゴト」って言ってたから『春はガタゴト列車に乗って』っていう曲だったのかな?軽快な曲だった。

中一から色んなことしてるんだって。マルチプレイヤーなんだって。ドラムから何から何まで自分で。多重録音。ぜひ色んな楽器を操ってるとこ見たかった!
最初の激しい曲で尾崎っぽいタイプかと思ったけど歌のおにいさんみたいな雰囲気もした方でした。30分あるかないかであっという間でした。

18歳のKEEPONくん。堂々としてたし喋りも慣れたもんだ!若手ホープ!頑張ってね!!


セットリスト
1.ちから
2.海が近い
3.関係ないワルツ
4.春はガタゴト列車に乗って

★GLIM SPANKY (Acoustic ver.)


グリム待ちの間に髭ちゃん流れる!わーい🙌
いいセレクトよねホント。

登場がCircle Of Time のイントロだったよね?アラジン出て来そうな音。違うかな?そこまで詳しくないから自信ないけど、これまた始まりの音デカくてまたビクッとする私。

一曲目から亀ちゃんエレキ!勝手にエレキ弾かないのかと思ってたから嬉しいわ!亀ちゃんのギター初っ端から炸裂!前に出て来てくれたぞー。レミちゃんは床スレスレまで長い裾丈の薄いピンク色のドレス姿。なのに佇まいはクール。相変わらずですな。
1,2曲目は“MUSIC FREAK”ってEPの1,2曲目でもあるんだね。

ここに来る前にアルバム聴いてて『こんな夜更けは』と『By Myself Again』歌いそうだなぁなんて思ってたら歌ってくれてビックリだった。凄い!『By Myself Again』はやっぱりイイ曲だわ。

ツアーの合間に来てくれて、たまにアコースティックライブやってるけどそーゆうのが息抜きになってるみたいで「意外と今日のほかのメンバーとは一緒になったことないから楽しみにしてる」って。レミちゃんは前から気になってたKEEPONくんを観れて喜んでたみたい。皆んなで楽屋でお話も出来たみたいで。和気あいあいだったよう。

レミちゃんの長野の田舎の話。オレンジ絞る家なんてなかなかないよ。台所から匂ってくるんだって。そんな実家の思い出の曲『Hello Sunshine』。後ろからの光が朝日みたいで暖かさを演出してた。

シェルとかトライアングルとか色々ぶら下がってる楽器というのかな?それがレミちゃんの前に運ばれてくる。『白昼夢』って曲だった。合間合間でシャララン♪って音鳴らしてて可愛かった。本当に夢見心地な曲。
『大人になったら』ライブ映像観たときカッコイイって思ったけどアコースティックでもやっぱカッコイイね。ジンワリくるしね。

亀ちゃんのギタープレイ観たかったのよ。生で。そこそこ近くで観れて満足。あとレミちゃんの周りウロウロしながらギター弾いたり、レミちゃんとの距離が近い亀ちゃんをマスクの下でニタニタしながら見てました笑 
途中スライドバー投げ捨てる瞬間も見れました😆

GLIM SPANKY ファンキーでカッコ良かった!!


セットリスト
1.ダミーロックとブルース
2.Flower Song
3.こんな夜更けは
4.By Myself Again
5.Hello Sunshine
6.白昼夢
7.風は呼んでいる
8.大人になったら

★下津光史


下津くん自らギターのサウンドチェック中、ゆらゆら帝国の曲流れて多分下津くん反応して「おっ!」て顔してスピーカーの方見てた。袖に入ったのでそれを見届けてココで私はトイレに。それで戻ったら既に始まってた😅行くタイミング遅過ぎたみたい。まさかそんなに早く出てくるとは。登場シーンを逃しました…。

“踊ってばかりの国”のYouTube何度か観てるし、下津くんのインスタライブも最近数回観てた。でも全然曲は分かんなくて。でも下津光史っていう人間に興味があって今回楽しみにしてた。

低音高音自由自在に巧みに声を操りリバーブもかけまくり、曲の合間に拍手はあるがサクサク進んでいき、みるみるうちに下津ワールドにズルズルと引き込んでいく。声色コロコロ変えるの女王蜂のアヴちゃんみたいね。
そして私は数曲聴いて理解した。「ほほう…これか。このほかに無い、この独特の感覚、世界観に皆んなはハマっていくのだな。」と。

しかし後日セトリを知って、改めて楽曲を聴いてみるも「こんな曲歌ってたか?」と思うほどライブでは雰囲気が違くなっていたのかもしれない。いや、もしかしたら正直言って視覚に入ってくる情報だけで既に私の脳はキャパオーバーだったのかもしれない…。

「思いのほか気持ちいい♪」と腕を高く伸ばし下げた手がまるでオネエみたいで。なんとも言い難い。突然手を叩いて自然のリバーブ(跳ね返ってくる音)を感じてみたり。なんと自由なことか!

そうそう『Mantra song』って曲はなんとなく憶えてる。サイケ色の強い赤と緑の照明が付いたと思ったら紫の煙って歌詞でスモークに青っぽい紫っぽい照明が当たって幻想的だったんだ。

「ギターっていうのは左がリズム(だったっけ?)、右が旋律で合わせて地球🙆‍♂️🌏🙆‍♀️」
…えーっと…はい?
声でアォーアォー?何だっけ?忘れちゃったけど、そう言ってるのは“カモメと犬”の鳴き真似なんだって。確かにカモメだ!ってそこは思ってたけど。
…とまぁ、こんな感じだったけど本人いわく「通常運転です」とな。

この下津光史という人は、変幻自在な人。演奏も自由な雰囲気。足をバタバタやったり体で表現して。独特な人。ギターも凄い。上手なんだろうね。リズム感がヤバイ。個性的って言葉を超えてるっていうのかな。この雰囲気は日本人にはなかなか出せない。てか日本人の前に人間かな?😂そうとう稀有な存在だと思うんだけど?

「そうちゃん(小山田壮平)と僕はよく沖縄に行くんですけど…沖縄で作った曲です。」
沖縄の海のような青い照明。
トランジスタラジオって歌詞はグリムの曲にも出てきたな。どうやら『Orion』って曲みたい。
「皆さん夕日は見ましたか?」見てないならこの曲を聴いて帰ってください。みたいなこと言ってた。
最後の曲を歌う前。「皆んなも音楽に救われたことがあると思います…別れがあったと思います(みたいなこと言ってたよね?)愛を歌った曲です。」記憶が薄れててこのMCは正確じゃ無いけど、まぁそんなようなこと言ってました。そして『愛のバラード』を。

なんとまぁ最後の二曲が普通っぽい曲に聴こえたことでしょう。

去り際はとても爽やかだった。。。


セットリスト
1.それで幸せ
2.Rainy sunday blues
3.Super sun goes down
4.Mantra song
5.bird song
6.リズム
7.Orion
8.愛のバラード

★小山田壮平


黒いパンツライブで履いてるの初めて見たと思う。いつもデニム姿しか見たことない。薄い色のデニムは実はあんまり好きじゃなかったから…黒似合ってたよ。あと足元は白のスニーカー。

ハーモニカを装着して『夕暮れのハイ』でスタート。クリアな声を会場に響かせる。下津光史からの小山田壮平の声を聴くと、物凄く壮平くんが普通っぽく聴こえる!

『雨の散歩道』ら辺で言ってた?「緊張感ありますね。」って。会場の雰囲気がね。入りやり直してたもんね。その後「緊張する!」って言ってその思いを払拭するかのように思い切り、着てたカーディガンを床に脱ぎ捨てる!ここ面白かった。珍しくオーバーサイズのうすピンク?薄いオレンジ?色のTシャツ姿に。

『恋はマーブルの海へ』で爽やかな可愛らしい風を吹かしたと思ったら新曲だと思われる『スライディングギター』という曲へ。タイトル通り指をスライドさせる。初めて聴いた。音源化してください!

MCでロングバケーションの話。一瞬壮平くん自体がロングバケーションしたって話かと思ったらキムタクと山口智子が主演だったトレンディードラマの話でした。ハマっちゃって三日間で一気に観まくって昨日最終回観て今日寝不足だってお話。
「寝不足だからと言ってライブが悪くなるということはない…。…昔観てた人は観てみるといいですよ。」まさかのロンバケの勧め。確かに面白いけどね😆
エレカシ宮本浩次みたいに頭モシャモシャして話してて髪の毛ちょっと立ったままで『ハッピーエンド』『月光荘』へ。しかし本当に寝不足とは思えぬ声の張り。この曲の時の声が一番凄かった気がする。出来る男。小山田壮平!!

『汽笛』はツイキャスで聴いたのみで初。これはカバーなのよね。良い曲。←後日オリジナルだと知りました!なんとも郷愁を感じる曲です。
『君の愛する歌』の時はお客さん一人一人に語りかけてくれるように満遍なく見渡しながら歌ってるようだった。
『時をかけるメロディー』という初めて聴く曲。ひたすらなアルペジオ。スポットライトが壮平くんを照らす。この曲で最後でした。

全部観終わって思ったけど、座って演奏してたの壮平くんだけだったな。

客席が照らされた時はジッとこっちのほうを見たり。影になったりでハッキリとは見えなかったけどなんとなく笑ってるなぁとかこっちの方見てくれてる?とか。苦しそうな表情してるなぁとか。お客さんは誰一人として立つ人がいなかったし(まぁ弾き語りだからだとは思うけど)会場自体もとても観やすいとこだったな。

アンコールあるかなぁ…なんてちょっと期待したけど、やっぱなかった!


セットリスト
1.夕暮れのハイ
2.雨の散歩道
3.恋はマーブルの海へ
4.スライディングギター
5.ハッピーエンド
6.月光荘
7.ゆうちゃん
8.汽笛
9.君の愛する歌
10.時をかけるメロディー


どうなんだろう、このイベントは…と思ってたけど、本当に素敵なライブでした。
出演してた方々も本当に楽しそうで気持ち良さそうで雰囲気も良くて、ヒューリックホール東京という会場も綺麗で心地良かった。
色々な発見のあるライブだったな。


ありがとうございました。
次回もチェックしてみますね!

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