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寒くても暖かい風を吹かせてくれたYogee New Waves

Yogee New Waves
SPRING WAVE
@日比谷野外大音楽堂
2022.03.21



日比谷野音はおっきい日比谷公園の中にある野外音楽堂。
何度か行ったことあるのに全然ゆっくり堪能したことがなかったのでたまには少しくらい早く行こうと頑張って家を出るも結局そんなに時間がなく、いそいそと周りを見学。
しかもこの日比谷付近って一般の人が入れるコンビニが少ない。しかも土日祝やってなかったり。
この日も案の定事前に飲み物を買う余裕もなく、しかし公園内の売店があることを知り、そこでパンと缶ビールを購入。そしたら売店のおじさんから柿ピーをサービスでもらう。ラッキー!!


会場の中入ったら飲もうかなぁ〜♪なんて思って足取り軽く入場少し前に行くも、えらい行列。
えっ…!?…少し待ったら空くかなと。

近くのベンチでさっき買ったパンを食らう。

しかし待てど待てど客足が引かない!

え?ヨギーってもしかして私が思ってる以上に人気者??(スミマセン…)

どーしよ。
まだ開演までは時間がある。
ええぃ!さっき買った缶ビール飲んじゃえ!
プシュ!!
おじさんからもらった柿ピーもその場でムシャムシャ。


そして開演10分前。

えっ!?
客足引くどころか列長くなってる!!

このままじゃ始まっちゃう!
仕方なく行列に並ぶ。
ビールなくなっちった…。ちぇー…



中入ったら爆音!!
ヨギーのSEの音デカイな!!
と思ってステージよく見たらDJだった!!
そーいえばDJあるって書いてあった!
遠目から見るとサカナクションの一郎さんみたいなんだけど…?選曲カッコ良かったな。
去り方がルンルン♪してて可愛かった。
イケてました。ありがとうございます。


雲が多いから綺麗な夕日は見れなかった。
けどうっすら夕日っぽくなってたから写真に収めた。


さぁさぁ一曲目は何の曲かしら?



ついにヨギーメンバー登場!

皆んながドラムス粕谷くんのほうに集まって始める。
音を合わせて(せーの!)ジャーーン!!

縦4発のライトが4本ステージにあって、これが音と同時にビカーー!!っと付いて何も見えない!!目が潰れるぅーー!!もうシルエットすら飛ばされてる!いきなりかい!!
ていうか、この席から粕谷くんの顔全然見えない!シンバルにモロ被り!あの笑顔が見たかったのに!!これは残念すぎる!


ともあれそんな中、始まったのは『Hello Ethiopia』この曲はやると思った。歌詞的に。

レーザービームはすぐに止めて
だけどあの子の息は止めないで

あの人の肌に触れて平和を願った夜もあった

世界規模の目覚ましが鳴る夜は
鳴る夜は


楽しい未来にウェルカムドリンクを
悲しい時代にラブソングを


歌詞とは裏腹に明るく響き渡る気持ちいいギターの音色。


黄色い照明に照らされ「“You Make Smlie Again ”!!」と叫ぶ健悟。
始まり方好き。低いギターから始まってベースが重なってドラムとどんどん音が増えてくの。
そんな『You Make Smlie Again』に続きこちらも新しいアルバムから『White Lily Light』。


この辺でMC挟んだかな?
タイミングはちょっと忘れましたが健悟くんのMCで初めて二部制だと知る。。。
そんなアナウンスあったっけ??
完全見落とし…。

『Ride on Wave』
ラストの「ライドンウェーブ!!」の繰り返しですっかり盛り上がる!

『Good Night Station』の歌詞で〈雨がふるよ〉ってあるけど降らなくて良かったぁ〜。でも雨降っても上がる曲だったね。〈祝福の雨〉だったかも。

『Toromi Days (feat.kuo)』
台湾のバンド“落日飛車(Sunset Roller coaster)”のボーカルギターのkuoとの曲。
このバンド落日飛車もヨギーと似たような曲調が多くてよく聴いていたのでコラボしてくれて個人的にはとても嬉しかった。
この日はヨギーメンバーだけで。

数曲聴いて気付いたらパーカッションの方とピアノの方がいてナイスグルーヴを生み出していたよ。失礼な話、一曲目からいた?

『Sunset Town』やる頃には周りはもうとっくに真っ暗になっていた。


ここで一部が終わったのかな?
健悟「談笑でもして…」みたいなことを言ってステージを去る。


休憩タイム!
DJタイム!

トイレ行けるじゃん!!
初めて野音のトイレ入りました。
いつも我慢してたから笑

しかしトイレ前タバコくさい!!
喫煙者が大量にいる。
今の若者はタバコ吸わない人が多い気がしてたけどそんなこと全然ない。モクモク。
ビール飲みながらタバコ吸って宴と化している。今までトイレに立ったことなかったから分からなかったけどほかのアーティストもそうなの??ホントに??

トイレ行けるなら缶ビールもう一本くらい買っておくんだった!売店も行列でムリ。今日は諦めよう。。



ガンガンスモークが焚かれる会場。

『Summer of Love』はイントロですでに拍手したくなる。ギターからのベース。
「未知との遭遇!!」so good!!
間奏のギター。ウィンドチャイムが鳴ったりしてキラキラ音が満載だ。最高に気持ちいい〜。
この曲で二部開幕。

『Understand』で幸せ気分。
どこか懐かしく昔っぽく感じる『Night Sliders』。

『to the moon』間奏の爆烈ボンギター!!パーカッション!あとボンちゃんのトークボックス遠目で分かりづらかったけど、なんとか見れた。これを楽しみにしてたのだ!

『Suichutoshi』あんまり聴き馴染みがなかった。水中都市の意味かな?ゆらゆら夏の夜の気分。

続く『emerald』もアルバム“BLUEHARLEM”からだった。この曲凄く良かった!ボンちゃんの泣きのギター感動した。隣の席の男の子は泣いてたみたいだった。

〈澄んだ情熱をエメラルドとぼくは呼びたいのさ〉この歌詞いいな。

最後ベースだけになるんだけど上野くんが一人鳴らしてる姿をメンバー皆んなが見守ってる感じがとてもあったかかった!

星が綺麗な夜に聴きたかった『C.A.M.P.』。
手拍子!!この曲だったのか!
会場後ろの両サイドにあるミラーボールが照らされ綺麗な光が会場を包み込んでいた。

どこかのタイミングで女の人の絶叫が!笑
この曲の時だった?その数曲後には男性が…。コラコラって思ったぞ。叫んじゃダメ!気持ち分かるけどね。。

『あしたてんきになれ』手拍子!あがる!
ボンちゃん前出てきたっけ?
勢いに乗って『SISSOU』。この曲で本編終了かと思ってドキドキしちゃった。
だって歌詞が〈さらばADIOS GOOD BYE 再見 またね〉だからさ。

『Climax Night』辺りでメンバー紹介したかな?
ちなみにこの日のライブメンバーは、パーカッション松井さん、キーボードにゴメスさん、ギター竹村(ボンちゃん)、ドラムス粕谷、ベース上野、ボーカルギターに角舘健悟。個人的にはキーボードの高野勲氏が見れなくて残念だった。この日は大阪でGRAPEVINEのライブだったから不参加。

『JUST』もしやの期待で健悟くんピアノ弾き語りしてくれるかなぁ〜なんて思ったけど残念ながら弾き語りではなかった!でもいい曲だわ本当に。

レゲエのリズムでスタートする『Like Sixteen Candles』。多分ここで相当手ぇ上げてた。
『Dreamin’ Boy』で本編終了。
ボンちゃん上野くんのほうまで行ったり動き回ってて、ケーブル絡まってたよね笑
この曲だったか?
上野くんもどこかの曲で前に出てきてたな。



アンコールでボンちゃん緑だったかな?ボーダーの服にお着替え。健悟はヨギーツアーT黒+可愛い柄ズボン(白地になんの模様かまでは分からなかった)。

「色々なことがあったけど(あるけど?)…

竹村くん、粕谷くん、上野くんは何かしら表現をしてる。皆んなも自分にしかないものを見つけてください(?違うか?記憶薄い…)」みたいなことを。

「嫌なことは全部置いてって!」

「音楽だけは解放してくれるんだよな!」と叫ぶ健悟。

なぜか声が泣きそうな声に聞こえた。
何か色々思ってることがあるんだな…とこの時は思っていた。。。


タイトルとは裏腹の明るい曲調の『Good Bye』アンコールでも羽根みたいな模様の照明がステージを照らす。この照明キレイ。
『Bluemin’ Days』のイントロとアウトロのギターフレーズは高中正義みたいだなぁと思う。
〈花束をあげよう〉でなぜか懐かしさ。よく聴いてたからかな。〈ピアノを弾き〉のところでピアノがポロロン♪
止まらない手拍子。コーラスも気持ちいい。


「明日からもいい日になるといいね」
と言った角舘健悟が印象的。

最後はメンバー皆んな一列になって肩組んでお辞儀。

メンバーと会場の皆んなとで写真撮影。
あーこれやりたかったやつ笑
でも多分遠過ぎて写ってないだろ!


しかしヨギーファン男の人が多くてビックリ。半分くらいはいたと思う。
てっきり曲調的に女の人のほうが多いと思ってたのに。今の時代はシティポップとかゆったりした曲調とかAOR的な曲とかも人気だもんね。昔は男の人は男くさくて、どロックみたいなほうが人気があったように思うんだけど。カップルで来てる人たち多かった。
時代の変化を感じたな。
いい時代。




このライブの後日、ベース上野恒星くんの脱退がYogee New Waves公式にて発表になった。

それを見て読んで涙がポロポロ出てきた。
だって何ということなの?
私が初めてヨギーを観れたライブで最後だなんて。
でも上野くんがヨギーのベースを弾いていたっていう確かな証が見られたのは本当にラッキーだったと思う。
このライブを私が見送っていたら上野くんの存在を一生この眼で確認することが出来なかったんだから。

ますます私の中でこのライブが特別なものに感じてきた。

やっぱりバンドってミュージシャンってナマモノだから行ける時は行っておかないとって本当に思った。

自分自身いつ動けない体になるかも分からないし、世の中何が起こるか分からないのだから。

今回、ちょっと肉眼で見えるか見えないか…っていう席位置で照明もキツめだったから上野くんのシルエットしかほとんど見えなかったけど、あの佇まいはご健在でした。

なかなかほかにいないタイプの方だと思います。
ドッシリとしてて色んなことを俯瞰で見れる方のような気がした。縁の下の力持ちってやつ。

別な道に行く…ということでしたが音楽はやらないのかな?これから行く道にも興味があるな。なんにせよ、この先も上野くんを応援していきたいなと思いました。


今回の日比谷野音のライブ、外は寒かったけど寒さを吹き飛ばす熱量で暖かくて本当に心地良かった。
それもこれも4人が築き上げてきた空間なんだと思う。

その場を共有出来たこと嬉しく思います。

今後新たな体制になってもまた素晴らしいグルーヴを聴かせてくれると思います。
楽しみにしています。


本当にありがとうございました。


˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩☪︎⋆



SPRING WAVE
日比谷野外大音楽堂

☆セットリスト☆

1.Hello Ethiopia 
2.You Make Smlie Again
3.White Lily Light 
4.Ride on Wave 
5.Good Night Station 
6.CAN YOU FEEL IT
7.Toromi Days
8.Sunset Town 
9.Summer of Love 
10.Understand 
11.Night Sliders
12.to the moon 
13.Suichutoshi
14.emerald
15.C.A.M.P.
16.あしたてんきになれ
17.SISSOU
18.HOW DO YOU FEEL?
19.Climax Night 
20.JUST
21.Like Sixteen Candles 
22.Dreamin’ Boy
【アンコール】
23.Good Bye
24.Bluemin’ Days

今回のライブのビジュアル
スペシャからのお花
日比谷公園に『自由の鐘』なるものが。ぜひ見てみてください。

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