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相思相愛ライブ!! サニーデイ・サービス×GRAPEVINE

SHIBUYA CLUB QUATTRO 35TH ANNIV. “NEW VIEW”
サニーデイ・サービス×GRAPEVINE
@SHIBUYA CLUB QUATTRO
2023.08.18


渋谷クアトロの35周年企画。
サニーデイ・サービスとGRAPEVINEのツーマン!!ありがとーう!!
サニーデイ初めて観れる!
楽しみ!!

注:ライブからは既に一ヶ月過ぎてます…。
ご了承くだされ。


★GRAPEVINE

まずは先攻GRAPEVINEから。

一曲目から新曲をブッ込んでくるGRAPEVINE。はい、皆んなポカン。

いくらアタシがイントロボン!みたいなの出来ないからってさすがにこれは分かるからね!新曲だって。全く聴いたことない曲。
〈新しい果実〉というキーワードが入った歌詞。そーいえばそーゆう曲があるってラジオで言ってたな。サビで明るくなってポップ感あり。〈世界中が素敵だと感じたのなら〉って歌詞が耳に入ってきてメロディアスで優しい曲だなって思った。アルバムがますます楽しみ!!

『雀の子』のイントロで歓声があがる。皆んな待ってたのね。ライブ初披露♪この曲は『ねずみ浄土』と兄弟みたいな曲だなって思ってる。ボソボソ言う「うどん食わしたる…」って言ってる時の田中和将は楽しそうにニヤニヤしてました笑

『Alright』でバインをよく知らない人たちも盛り上がる。『目覚まし…』でグルーヴィーなバインを披露。
『EAST OF THE SUN』初めてライブで聴いた?最近のバインの雰囲気の曲とはまた違う柔らかさ。歌い方も優しい。夏の曲だもんね。ここでやらなきゃ!爽やかでした。

『Gifted』亀ちゃんの一音でまた驚いちゃった。毎度のことながら迫力あるんだもんな。音源ではそんなことないのにね。ライブはヤバイね。最後の〈神様が…〉の時カラフルな照明でまたこれが感情を高ぶらせる効果ありで凄く良かったな。アニキのギター気持ち良過ぎるし。やっぱりカッコイイ。どう考えてもこの曲カッコイイ。そこからの『ねずみ浄土』は本当にいいね。最高。
『Reverb』は懐かしの曲なのでこれまた湧く観客たち。『エレウテリア』は赤い照明でエロティック。『放浪フリーク』でラストなんて素敵過ぎるやろー!!終始ニコニコ田中和将。

「このツーマン考えた人天才!」と言っていた田中和将。本当だね。

GRAPEVINE
☆セットリスト☆


新曲
雀の子
Alright
目覚ましはいつも鳴りやまない
EAST OF THE SUN
Gifted
ねずみ浄土
Reverb
エレウテリア
放浪フリーク

★サニーデイ・サービス

ドラム前に集まって音を鳴らし始める姿はとってもバンドらしい!!

全然サニーデイを通って来なかったので曲わかんない!って思ってたけど結構知ってた。それもそのはず最近の曲をかなりやってくれていたのだ。確かに最近のアルバム2枚くらいは私もしっかり聴いていたのだ。
だから『サイダー・ウォー』、『コンビニのコーヒー』、『春の風』は聴き馴染みあったんだ。
昔の曲で唯一私が知ってた曲『白い恋人』聴けた。エモエモだ。なんとも言えないこのレトロ感。でも全然音源とは違ってロックなの。大体サニーデイの曲全部がそうだった。

ドラムの人の叩き方が力強くて激しかった。andymoriの初代ドラマー後藤くんみたいだった。ブッ叩きドラム。本当はあんまりブッ叩くドラムは好きじゃない…。少し出過ぎな気も…。まぁ全体的に音圧が凄かったんだけど。3人だからか音もデカイ。ベースの方は少しトライセラの林さんっぽかった。でも3人とも譲れんとばかりグイグイぶつかってたな。演奏の仕方が若い。

曽我部さんは曲の説明をほぼ一曲ごとにしてくれて初めての方にも分かりやすく親切でした。
「俺の好きな『コンビニのコーヒー』!」とか笑
『八月の息子』の時は「俺が八月生まれだから」って。
それくらいしか覚えてないけど…。

こわれそう!きーみがいないと!!ってキャッチーだったな。『こわれそう』は新しいアルバムに入ってる曲だ。サビで絶対盛り上がりそうって思ってた曲。思わず拳突き上げてteenに感覚戻っちゃいそうになったよ。男子が喜びそうな曲。…だけど実際はそんなに腕あげてる人いなかった…。アレ?皆んな控えめ?対バンだから?もっとメンズ盛り上がろうよ〜。

白のグレッチがいい音でした。曽我部さんみたいなガッチリした体型の方でもやっぱりグレッチって大きいね。
『セツナ』もそのグレッチで。これもどこかで聴いたことある曲だった。
セツナのアウトロで乱れ弾きロングセッション!長い!熱い!!これはカッコ良かったね。

「GRAPEVINEってポエジーでしょ。ポエジーだと思うんです。僕もそうありたい。バインは大好きだし、ライバルです。」みたいなこと曽我部さん言ってた。愛だね。

『風船讃歌』で明るい気持ちでラストを飾ってくれたサニーデイでした。

サニーデイ・サービス
☆セットリスト☆

サイダー・ウォー
TOKYO SUNSET
コンビニのコーヒー
春の風
白い恋人
八月の息子
魔法
時計をとめて夜待てば
パンチドランク・ラブソング
こわれそう
セツナ
風船讃歌

★アンコール

アンコールに出てきたサニーデイ・サービス。
「今は3人でやってるけど前までずっと一緒にツアー回ってた」と言ってGRAPEVINEのキーボード高野勲氏を呼び込む。ずっとその時ライブで聴いていた人にとってはきっとエモい瞬間だっただろうね。

曽我部さん高野勲氏について。
「さっきやった『魔法』っていう曲は高野さんのプロデュースで…」
「好きな曲なんだけど何回も歌入れやり直しさせられたの思い出す」って😆
「もう一回」って言われて…「優しいんだけど厳しいの」って。面白いお話。制作秘話。
3人+勲氏で『週末』を。勲氏は左側から優しくキーボードを鳴らす。皆んなの演奏が柔らかく優しかった。

そしてアンコール一曲終わってすぐ、出番を待ちきれない田中和将はステージ袖から顔どころか体が出ちゃっててほぼ丸見えに笑 会場からもクスクス笑いが。
曽我部さんに「見えてる!」言われてた笑

名前を呼ばれてウキウキで出てきた田中和将は少し興奮気味に話出した。

田中「僕らは97年デビューなんですけど…」
曽我部「『覚醒』ね!」←ちゃんと知ってる!嬉しい!
田中「その年の僕の誕生日に出たんです!1/15に!アルバム『愛と笑いの夜』よく聴いてました!!」
みたいなことを熱く語ってた。
「へー」と驚く曽我部さん。
フロアからは拍手。温かい眼差しで見つめる皆んな。
そんなにサニーデイに思い入れがあるとは知らなかった。
でも結局皆んなその時々で色々聴いてるもんだよなーって。

感無量といった雰囲気でサニーデイの3人と高野勲、田中和将の5人で“愛と笑いの夜”に入っている曲『雨の土曜日』を。
とっても楽しそうにニコニコ歌う田中和将。
優しく微笑む曽我部さん。まるで子供を見つめるパパのように。
それはそれは温かい空気に包まれて平和に楽しく終わりましたとさ。

サニーデイは「ザ・バンド」といった感じでした。フォークロックって感じ。3人だからっていうのはあるけど必要以上の音はいらないといった雰囲気で。
歌詞も非常に日常に近いことを歌ってて。
ストレートだから若者も大人も楽しめるんじゃないかなって。

多分私の年代的にはサニーデイの方が馴染みがあるのかも。
だって昔の曲知ってたから。なんかしらの音楽番組で耳にしてたんだと思う。今は大好きだけど、逆にGRAPEVINEの曲は全然知らなかったからね。

今後きっとこんな機会がない限りはサニーデイを見ることは出来なかったと思うので今回行けて本当に良かった。
ホント対バンっていいな。


☆アンコール曲☆

週末(サニーデイ+高野勲)
雨の土曜日(サニーデイ+高野勲、田中和将)

渋谷クアトロ35周年記念ダルマ
サニーデイ・サービスのサイン
GRAPEVINEのサイン

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