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2023年組んで良かったプラモデル5選

本に続いて、プラモデルの方もベスト5を選出したいと思います。
今年もたくさんのプラモデルがリリースされましたが、その中で「これは良い!」「面白い!」となったキットはいかに。
特に順位はつけておりません。
最後までごゆっくりお楽しみいただき、何かの参考にしていただければありがたいです。

1.フィギュアライズスタンダード ドラゴンボール(new spec)

プロポーションを徹底改変し、新規造形に青バンダイの技術を集約したフィギュアライズのリニューアル品。
徹底された色分け、ランナーをドラゴンボールに見立てナンバリングを振っていく配置の妙、シェーディングモールドでの「目の縁取り」の再現など冗談抜きでこれ1箱買えば「現在のバンダイキットの最先端」がわかります。
プレイバリューも素晴らしく、フィギュアーツに肉薄する可動はもちろんのこと、悟空の笑顔パーツがあったりとか悟空とベジータの身長差がしっかり再現されていたりとかそういう細やかな気遣いが嬉しいですね。

2.ティタノマキア ゲイルハウンド

将魂姫に先駆けて発売されたおそらく世界初のオリジナル男性美プラ。
ヒーロー的かっこよさに全振りした、密度感あるデザインが素晴らしかったですね。
特に素顔パーツは本キットの最大のアイデンティティといえるのではないでしょうか。
可動構造やパーツ分割など世界初が故に手探りな部分も散見されますが、それ込みで楽しんで、デカールやMSGを付けたりしてよりかっこよくカスタマイズしていくと面白いキットだと思います。

3.御模道 ブラックウィドウ

まさかのMARVEL初となる美少女プラモデル。
かなり日本寄りのデザインアレンジが斬新かつ、豊富な武器とフェイスパーツもあってプレイバリューの高い1箱になっているのではないでしょうか。
中華キットならではの細やかな色分けも堪能。本体の大部分を占めるシルバーと黒の成形色も良い感じでした。
豊富にのっぺらフェイスが付くので、写真作例ではFAGの瞳デカールを使用してみました。
またマーベルレジェンドとサイズが合っているので組み合わせて遊ぶことが出来るのですが、デザインの違いからなかなか違和感が出てしまいます。御模道はマーベル系キットを精力的に出しているので、2弾以降も期待です。

4.アルカナディア ユクモ

アルカナディア今年の新作。
アルカナディア全体に言えることですが、とにかく愛嬌があってかわいい。
美少女プラモデルは出自上メカニカルな要素を含むことが多いのですが、アルカナディアはそうしたメカ要素を抑え、曲線的で柔らかなデザインに仕上がっているのが良いんですよね。
ユクモも大ボリュームのもふもふとした尻尾がキュートで、でも仕込み杖に剣が入っているという座頭市みたいな殺意あるギミックが仕込まれているのが気に入りました!

5.マンハンター 神荼

というわけで今年もトリを飾るのはマンハンターです。
これは色分けがすごいというレベルではなく、色違いの同じランナーが入っているため塗装せず自分で好きなようにカラーコーディネートが出来るのが凄まじいです。
色分けのみならず、中型ヘキサギアに迫る大ボリュームなだけあって、可動指を採用してたりと遊びやすさにも気が配られています。
マンハンターシリーズお馴染みの塗装済みヘッドパーツは3種入っているので、複数買いしても全然楽しめるキットです。
マンハンターは中華キットということもあってあまり馴染みのないシリーズですが、本当に出来がいいのでみんな買って欲しい。

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