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PayPayやLINEPay、どれか1つ導入すれば、それでキャッシュレス対応は完了?

「○Payを導入しました、これでキャッシュレス決済の対応完了ですよね?」
最近、こんな質問を貰うことが多いです。
んー、残念ながら、○Pay1つを導入しただけでは、対応完了とは言えません。

お客様が使う有力なキャッシュレスを2・3種は導入する

いきなり結論を書くとこうなります。

現在、有力と言われるスマホ決済
PayPay、LINE Pay、楽天Pay、d払い、ORGAMI Pay、J-Coin Pay、suica、QUICPay などなど

この他にも沢山ありすぎて、意味不明ですね。
消費者側としては、これらを全て使いこなすわけではなく、自分にとって使い勝手の良い○Payを選択して使います。

よって「多くのお客様が使うであろう、主流になりそう」な○Payは、導入しておかないと、2019年の10月以降、売上が減ります。

参考:キャッスレス決済、実は売上増でなく、売上減を防ぐために必須

分かりやすい選定基準はキャンペーンの大きさ

とはいえ、どのPayが主流になるのか、素人目には分かり辛い。
よって、その分かりやすい選定基準は、
SNSやマスコミが騒然となる、巨大キャンペーン
を実施しているかどうか。

例えば、PayPayが100億円キャンペーンを2回も行っていますが、やはりSNSでもマスコミでも話題になりました。
その結果、加盟店数も利用者数も一気に増えています。

キャッシュレス決済は、利用者がいなければ、なんの意味もなさない事業ですから、大きなキャンペーンの有無は、主流になるために不可欠な要素です。

主なスマホ決済が2・3種あれば、店舗販促で有利

PayPayやLINE Payなど、スマホで行うQRコード決済では、お会計の20%をポイント還元する、お得すぎるキャンペーンが、当たり前になっています。

このキャンペーンですが、時期がずれる場合も結構あります。
実際、2018年末などはPayPayで20%キャンペーンが終わった直後、見計らったかのようにLINE Payが20%キャンペーンを打ち出す。こんな事も起きています。

ここで、主たるスマホ決済を2・3種を導入していれば
○Payでお支払いでお会計20%還元!
という、ありえないキャンペーンを、それほど絶え間なく、展開しやすくなります。

しかも、PayPayやLINE Payの場合だと、お会計20%還元は、店舗側は1円も負担せずに実施(決済手数料0%)ができます。

キャッシュレス決済が店舗選びの選択要素へ

2019年に入って、お得なキャンペーンを契機にスマホ決済を体験した人からは

・PayPayやLINE Payが使えないからセブンイレブンに行かなくなった
・スマホ決済できる店じゃないと、店に入る気が起きない
・1円も戻らない現金で支払うと、損した気がしてならない

という声を多く聞くようになりました。

使って分かったスマホ決済の利点
①財布の現金を気にしなくて買える。ATMでお金を降ろす手間が省ける
②思ったよりも操作簡単。現金決済するよりも遥かに早い。
③今まで体験したことのないお得な還元。現金で支払うのが馬鹿らしい

こうして、現金決済の店は避け、スマホ決済の店を優先して選ぶ消費者が、少しづつ、しかし、確実に毎日増え続けています。

しかも、10月には消費税引き上げによる、キャッシュレス決済の5%分のポイント還元制度もあります。
日本人の「キャッシュレス嗜好」は、ますます加速するでしょう。

その時に備えて、スマホ決済を導入する事は当然のことです。
更に、お客様がより多く使うであろう、主流のスマホ決済も2・3種類は揃えておいて、○Payで支払えないことによる売上の機会損失を減らす。
ここも忘れずに!

主流のスマホ決済を見極めたい人は

話題のQRコード決済事業者が勢揃い!
2019春 名古屋キャッシュレス決済サミットで最新、かつ来年までの流れを、しっかりと見極めてみては如何でしょうか。

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