20代から30代前半にかけて散々買い物もしたし、出産前後、マテリアルな欲望からはもう卒業.....的なムードに一瞬なったりもしたけど

やっぱり買い物は女を幸せにしてくれる健全なツールの一つである、と最近また思うようになった。

考えてみれば

独身の頃のようにウキウキするデートの予定もないし、母になってからは女友達とのディナーも、一人で映画館に行くことも激減した。

そんな日々にも潤いは必要であって

毎回チョコレート食べたてセラトニンを放出したり、オーディオブックを聴いて別世界に浸ってばかりもいられない。

たまに買うコスメや靴や花でドバっとホルモンを出すのは、精神のバランスを保つためにも良い気がする

そんな小さな自己満足がある暮らしであれば、突然ホストクラブにはまってみたり、年下男にみつぐために全財産をつぎ込んだり.....   なんていう極端なミッドライフクライシスに陥る可能性も減るんじゃないだろうか。

一人でぶらっと出かける買い物も、いけないいけない...と思いつつやめられないオンラインショッピングも、日本に帰国した時に母親や妹や女友達と連れ立って行く買い物もやっぱり楽しい。

これからさらに年齢を重ねて、おばさんからおばあさんになっても、自分が楽しめる限りこの喜びは誰も取り上げることはできないはず。

60を過ぎた母親が、アクセサリーなんかを買って嬉しそうにする姿を見ると、こっちまで幸せになる。

すっかりセールの季節だし、そうだ、週末はワンピースを買いに行こう！と思ったら元気でてきた。

そうやって時折エネルギーをチャージする人生は、少し楽しみが増えると思う。

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