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我が子が次のマーク・ザッカーバーグになるかもしれないイロハ

スティーブ・ジョブスは自分の子供達にAppleの製品を使わせていなかった

という記事を以前読んで

やっぱりそうよね。小さい頃は本を読んだり、絵を描いたり、何より、外で泥まみれになって遊ばせることが大事よね。

と、したり顔で、iPhoneやiPadの魔の手からどうやって守るべきか....なんて考えていた平凡な脳を持つ私であるが、昨日ある記事を読んで、目から鱗が落ちた。

ウォールストリートジャーナルの『How to rise a tech entrepreneur』には、テクノロジーがすさまじい進化を遂げる現代社会で、子供達をどうテックと触れさせていくべきか、といったテーマが議論されていたのだけど、中でも、次世代のテック創業者は育てるためのイロハは面白かった。

その記事では、子供達をいかにテクノロジーから遠ざけてアナログで楽しませるか、に気をもむよりも、むしろ、コンピューターやSNSにできるだけ早い時期に触れさせるべき、という提案をしているのだけど、今や小学生でさえiPodを使って授業を受ける時代なわけで、13,4歳で初めて手を触れさせるのでは遅いという。

ただし、単に何時間もやらせて良い、というわけはなくて、いくつかのポイントがあるらしい。

・問題を解決する力をつけさせる

ゲームであろうが、アプリであろうが、当然のように既成のものを使うだけでなく、『どうやったらより良くできるか?』を考えさせる。

・早い時期からSNSに親しませておく

新しいソーシャルメディアが次々と生まれる時代のアドバンテージは、 SNSが自然なものとして育っていること。まだもの心がつく7歳〜10歳ころまでにルールや最良な使い方を教えるのが良いらしい。これが13歳になって、周囲の子供達に影響されながら始めるのでは遅いという。


確かに、今の10代の子達などは完全にテクノロジーの囲まれて育っているおかげで、私なんかよりも、よほど自然に使いこなしているわけで、今の時代は、子供に対してどう制限するかではなく、最大限に恩恵を甘受できるように配慮するべきである、というのは勉強になった。

娘はまだ2歳半でほとんど使わせていないけど、それでもiPhoneに対する情熱はすごい。これを13歳までお預けにするなんて、私が金輪際チョコレートを食べない!という誓いを立てることと同じくらい非現実的である....というのは認めざる得ないし、逆に、本を読んだり、外で遊ぶのと同じくらい、自然なこととして、一定の年齢から親しませてやる方が理にかなっている気がしてきた。

テクノロジーに限らず、どんな場面でも、子供が不平や文句を言う時は、問題解決を学ぶ機会として、「じゃあ、どうしたら良いと思う?」
と問うようにする.....というのも、納得である。

次世代のマーク・ザッカーバグやジェフ・ベゾスになれるかどうかは置いておいても、何事に関しても、自分の狭い見識と経験だけで、判断したり制限せず、まずは自分が学ぶ姿勢を忘れず、フレキシブルさを持って生きていかなくては....と思った。

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