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アッパーイーストサイド妻の貪欲な向上心

先日、友人とランチをした際、ニューヨークでも悪名高いアッパーイーストサイドの妻たちによるものすごい話を暴露しあう....という会になった。

私はセントラルパークを挟んで反対側に位置するアッパーウェストサイドに8年間住んでいたんだけれど、イースト側にも友人が数人いる。

そしていつしか

アッパーウェストの住人:リアルな人たち

アッパーイーストの住人:クレイジーな人たち

という位置づけが出来上がった。

サンプル数が少ないし、アッパーイーストにはフィロソフィー精神にあふれ、チャリティに熱心な素晴らしい方々が大勢いるということは承知の上で

アッパーイーストサイドーパークアベニューから五番街、下は60番から上90番くらいまでの一帯ー に生息するスキニーな体とお金がかかった肌の女性たちは、ニューヨークの他のエリアに住む女性たちからみても、全く別の生き物なのだ。

ランチをした友人によると

出産を機に仕事をやめる妻たちも多いアッパーイーストにおいて、その40代前半の女性は、自分のビジネスもあり、そこそこ成功しているらしい。

子供は二人。唯一、夫はなんらかの勤め人でお金がないという。

注:ここで、お金がないとは、年収ハーフミリオンを指している。マルチミリオネアやビリオネアらのメガリッチが溢れるアッパーイーストにおいては、たとえ年収1億でも貧乏人。

そんなわけで、常に別の相手を探しており、現在は、ヘッジファンドマネージャーである男性ー既婚・子供3人ーと関係しているらしい。

そんな彼女は、ある夏、イタリアのどこだかに2ヶ月間別荘を借りたそうだ。そして、夫と子供たちがヨーロッパ周遊している間に、ロマンティックな時間を過ごそうと、不倫相手を呼び出しこう言った。

「二人で会うためのアパートが欲しいの。ここを私名義で買ってちょうだい。」

4ミリオンのトライベッカのロフト

ダウンタウンの方が見つかりずらいものね。それにマルチミリオネアのあなたにとって、4ミリオンなんて靴1足買うようなものでしょう。

「妻に隠せないよ」

当然そう断った男は、その日のうちにイタリアから追放されたそうな。


ていうかさ、自分のビジネスも持ってるし、お金に困ってるわけじゃないんでしょ?どうやったらそこまで身勝手で貪欲になれるの!?!?

そう思うのは、並みの女

満足したらそこで終わり
果てしなく上を目指し続けるか、さもなくば、チャリティを
『アッパーイーストサイド妻たちのマントラより』


アッパーイーストサイド妻2・3の話はまた別の機会に


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