5/23の手紙


隣に座ると触れ合う脚、気づいてるのかな?
避けないのは私と同じように、まだ、
触れ合いたい気持ちが心のどこかに残ってるから?
それとも誰にでもこの距離感なの?
それなら嫉妬してしまいます。

コーヒーを買いに行くのに声かけてくれるのは、
いつもより少し遠くの喫煙所に
散歩がてら行くのについてきてと言うのは、
気づくとお互い仕事に没頭してお昼も食べずにいると
mtg前の隙間でお昼ご飯に誘ってくれるのは、
他の同僚じゃ与えられない何かを
私はまだ君に与えられてるからと思っていいのかな。


期待するのは怖い。
でも、ネガティブなことばかり考えて、
それを引き寄せてしまうのはもっと怖い。


金曜日の帰りは切ないよ。
私が先に降りるのを、今週もお疲れ様と言いながら
何ともない顔をしてバイバイする君を見るのは寂しい。
私が降りるのを車内から見届けてから、
また手を振ってくれるのはあの頃と変わらないのに。
あの頃は金曜日は朝まで一緒にいて、お昼ごろ食事に出て、
夕方まで公園でぼーっとしたり、街をブラブラしたり、
離れがたいねって最後にハグしてバイバイしたあとも、
すぐにLINEしたりして。
とにかく1分1秒離れるのも嫌だったのにね。

君はこんな毎日、平気ですか?
寂しくて物足りなくて、
何するにも色褪せて見えるのは私だけですか?


一度、寂しくないの?と聞いとき君は、
俺からお別れしたんだから口が裂けても言えない、
そう言いながらも、わかるっしょ?と言ってくれた。
それって、私たちの始まりの言葉で、
大事な大事な言葉だったからわかるよ。わかっちゃうよ。


寂しいのも物足りないのも、私と同じだったら嬉しい。


大好きなきみへ
今日も、心からの愛を込めて。

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