パズルのサイズの話

最近、「クソデカ羅生門」なる創作がtwitterで流行したのを受けて、クソデカいパズルは何だろうと考えた結果、天体ショー(英語:Spiral Galaxy)という結論になりました。天体を置くパズルはいくつかありますが、銀河に軍配です。

ここで話は終わったと思っていたのですが、先ほど、ヘルゴルフとバトルシップのハイブリッドのツイートをしたら、バトルシップの1マスは50mという古いツイートが掘り起こされ、そこからなぜか、色んなパズルのサイズの話になり、TLが盛り上がりました。

天体ショーをはじめ、特に物体配置系のパズルには、実在のモチーフを元にしたパズルが少なくありません。そこで、パズルのサイズ感をまとめてみました。ちなみに、世界最大のパズルとされるメガクロスのサイズは、90cm×13mです。

(ルール)
・バトルシップにならい、1マスの大きさを基準としています。
・盤面サイズは、10×10程度を基準としています。
・引用はWikipediaなど。正確性は担保しません。


(1) ~1㎝

・H2O  ※有志によって、アメーバよりも小さいものが発掘されました。

・アメーバパズル  ※アメーバの体長は0.1mm前後

・ましゅ  ※原題は「白真珠黒真珠」。真珠の標準サイズは5mm~9mm

・ペンシルズ  ※JIS規格では太さは8mm以下

・虫食い算

(2)1~10㎝
・ホタルビーム  ※成虫のサイズは数mm~3cm程度

・碁石拾い   ※公式サイズは白石21.9mm、黒石22.2mm

・ぐんたいあり  ※グンタイアリの体長は1.5~2㎝程度

・Magnet

・ノンダンゴ

・ドミノ系  ※5㎝×2.5㎝が標準らしい

・さしがね  ※標準的な太さは2㎝程度

・ハニーアイランド  ※小型のものだと1cmを切る

・サングラス  ※ブリッジのサイズが1~2マスとして算出

・ボンバーパズル  ※10㎝超えるものもある
・マインスイーパー  ※対戦車地雷だと直径30~50㎝

(3)10㎝~1m

・たわむれんが  ※標準規格は21㎝×10㎝×6㎝

・ドッスンフワリ  ※風船基準

・Anglers

・Area51 ※盤面内にサボテンが出てくる。宇宙人が出てくるものもあるため、1mを超えるかも

・アンドレ  ※公式プロフィールによれば、アンドレ・ザ・ジャイアントの身長は223㎝。盤面全体をアンドレ・ザ・ジャイアントとみなす場合、サイズによらず、1マスは10㎝~1mの間になる。

・スネーク  ※種類による差が大きいが、世界最大のアミメニシキヘビは最長9.9m、アナコンダの太さは30cm程度。
・へびいちご  ※配置するのはへびいちごではなく、へび。

・のりのり  ※全形のりのサイズは21㎝×19㎝

・タタミ系パズル  ※規格によって異なるが、短い方の長さは1m弱(約3尺)
・修学旅行の夜  ※タタミの部屋とした

・ステンドグラス  

(4)1m~10m

・Tent

・Statue Park

・ヤギとオオカミ ※オオカミの体長は100㎝~160㎝程度
・Wolves and sheep slitherlink

・美術館  ※幅1マスで、美術館の通路になると仮定

・パーキング  ※駐車場の標準サイズは2.5m×5m程度

・Cave

・Railways
・トン鉄ブリ鉄  ※線路の幅は1067mm~1435mm

・「へや」が出てくるパズル全般

(5)10m~100m

・ビルディング

・「家(一軒家)」が出てくるパズル全般

・ヘルゴルフ ※ゴルフの1ホールは100~500m程度。ゴルフボールのサイズは42.67㎜以上なので、ボールを基準とすると、1マスは1~10㎝のスケールになる。

・橋をかけろ ※橋によって1m~100m越えのスケールがある。日本最長の瀬戸大橋は12300m。

・ピラミッド ※ピラミッドによるが、世界最大のピラミッドであるクフ王のピラミッドは1辺230.37m。標準サイズは1辺9マス。

・バトルシップ ※1マス50m程度

・Castle Wall

・環状線スペシャル

(6)100m~
このサイズになると、大体は地形か天体です。

・宮城県仙台市  ※仙台市の面積は786.30㎢。ほぼ長方形なので、東西40km、南北20㎞程度か。

・ぬりみさき

・Lighthouse

・島国  ※世界最小の島国、ナウルの面積は約21㎢

・その他、「国」などが出てくるパズル全般

・相ダ部屋(Araf) ※原題は部屋だったのですが、海外に輸出された際、天国と地獄の間のイメージから、トルコ語で「煉獄」を意味するArafの名で広まりました。

・スターバトル

・ムーンライト

・月か太陽 ※月は半径約1738km、太陽は半径約696000km

・天体ショー ※配置するのは天体ではなく、銀河。天の川銀河の直径は約30000パーセク


以上です。このようにサイズを並べてみると、サイズ感の違うパズルを組み合わせたくなりますね。
ただ、一覧の中には、実際には抽象化されていて、サイズ感が分かりにくいものも多いです。その中で、サイズ感が分かりやすいものというと、Tent、パーキング、バトルシップ、ヘルゴルフ、ヤギとオオカミあたりでしょうか。ペンシルズも良さそうですが、ハイブリッドを見た記憶がありません。

また、サイズ感の違いもですが、空間的な距離も重要です。オススメはAnglersとバトルシップで、これらは舞台が水面なことが明らかです。そこで、ヘビ、ヤギ、銅像、車、テントなど、どう見ても水面にはないものを近くに配置することで、違和感を容易に出すことが出来ます。
ここら辺のイメージしやすいものを使いつつ、あとはとりあえず何らかの天体を配置するのが無難ではないかと思います。皆さんも色んな組み合わせにチャレンジしてみてください。それでは!

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