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好奇心ドリブンに生き、結構良い感じだった2023年。

雑記ですが、2023年は自分の人生にとって、印象的な年になったと思うので、簡単に振り返ってみたいと思います。



娘(第一子)が産まれた

今年の5月に産まれたわけですが、生活スタイルと、自分の思考・価値観といったものが変わりました。色々大変なことはもちろんあったのですが、一方で、

  • 娯楽に溺れなくなった(育児により、そんな時間がない)

  • 短期よりも長期(20年後の娘が成人になった頃)の思考で物事を考えるようになった

ここら辺が面白い変化でした。

育児により学習に投下できる時間が減ったかと思いきや、妻の多大なサポートと育休取得によって、むしろちゃんと向き合えた1年でもあったかなと思います。

娘には来年もスクスク大きくなってもらい、色々な生活の変化に巻き込まれながら、自分の感性も広げていきたいところです。



モノづくりを結構した

個人利用や、コンセプトの検証レベルのものも含めて、結構モノづくりしました。ものづくりの楽しさに目覚めた年でもありました。作ったものはこんな感じです。


SlackでarXivの論文を要約して投稿してくれるBot

単純に要約するだけではなく、読みたいと思わせるような仕掛け作りと、そう思った時のネクストアクションへの工数を限りなく減らす、ということにこだわった。


チャット形式で、求人検索するデモアプリ

Shopifyのプロダクトから着想を受け、求人検索で会話型にする方向性はどうなのかについてのPoC。「サイト上で入力されない求職者の背景があるはずで、それを汲み取れればより良い精度で求人を探せるのでは?」という仮説の検証。

試した感じ当時の技術と知見では難しそうという着地になった。ただ生成速度が速くなり、また検索技術次第でまだまだ可能性があるかもなという感じ。


身近なモノの歴史について教えてくれるLINE Bot「Rekky」

これは結構好評だったし、個人的にも良い体験を作れたと思いました。身近なものをランダムにPickUpして、そのモノの歴史を物語形式で紐解いていく。

ミソは毎朝8時の定時メッセージ。1回だけ決まった時間に届くということで朝の生活の中に溶け込み、かつ供給過多にならない仕様にしました。

ただLINEのPUSH通知がなんか無料だと限度があり、有料版が結構高かったので、泣く泣くサービス打ち切り。


アイデアを創発するメモアプリ「ideaPot」

妻と話していて、アイデアが思いつくものの、それをメモするのが大変。という課題から、音声入力でサクっとメモできたら良いよねという話になり、作ったアプリ。

Whisperの高精度な文字起こしに驚いたのと、蓄積しためもを組み合わせたら新しいアイデアが生まれるのでは?というコンセプトを、無事に動くものとして着地させられた自分を褒めたい。個人的にはお気に入りのアプリ。


しゃべるだけで、メモ作成を丸投げできる「シャベマル」

「ideaPot」の利用者の声を受けて、メモ作成のユースケースはアイデアを記録するだけではなく「買い物メモ」や「1日の振り返り」など、色々あるんだなという気づきを得て、作ったアプリ。

絵文字が紐づいたり、タイトルが自動で生成されるなど。幅広いユースケースに対応して、楽しくメモ作成ができるような体験にできた気がする。初めてのバズリも体験したのと、結構こだわったUXを褒められることもあり、嬉しかった。


英語入力をラクにするChrome拡張機能「Konnyaku」

「英語入力ってまだまだ煩雑だなーという時があるよな」というふとした課題に着目して作ったChrome拡張機能。シンプルだけど意外となかった。

Whisperとgpt-3.5-turboを用いて、ショートカットキー操作で簡単に話した内容を英語にして、文字入力される機能を作った。LLMアドベントカレンダーにも参加し、良い体験になりました。


モバイルアプリ、Webアプリ、Chrome拡張機能、各種プラットフォームにおけるBotと、選択肢が格段に広がったことが格段に良かったです。加えて、決済周りにも心理的なハードルがあったのですが、ここもクリアすることができました。

僕は基本的に、体験を起点にプロダクトを構想するので、どの選択肢が1番UXとして適しているかの選択肢が多い状態というのは、かなり良いです。

生成AI元年ということもあり、ある種のハイ状態で馬力があるタイミングで色々なプラットフォームに着手できたのは我ながらGood Jobでした👏


記事もいっぱい書いた

2022年の記事執筆が0本であることを考えると、2023年の34本は頑張ったんじゃないでしょうか。

文字を書くことには苦手意識があったのですが、発信し続けていると、書く文章に対しても良い反応をいただくことがあり、苦手意識を克服できてきた気がします。

先ほど挙げたモノづくり系に加えて、以下のようなジャンルを色々と書いてました。


LLMをはじめとした生成AIに対する考察


新しい技術を試してみた系


Guidanceの調査シリーズ

最近は破壊的アップデートがあり、もう姿形はないですが、リリースされた当日ぐらいから精力的にキャッチアップしてたようです。


MLX調査シリーズ


そのほか

あとは新築を購入したり、車をもらったり、妻の実家に居候をしたりなど、色々と家族イベントも盛りだくさんでした!


来年はどうするか

今年はどちらかというと、内にこもってひたすらモノづくりをしたり、情報キャッチアップをする年だったので、色々進んだ反面で失ったものも割とあった気がします。(健康、人付き合いの激減、情報の偏りなど)

なので、今年の自分らしさ・自分の特性を活かす動き方をベースに、もう少し視野を広げていけると良いなと思っています!

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