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自己覚知して自分の弱さを認めること

自分の弱さを認めることって凄く難しくて、
ともすればこれまでやってきた
自分の経緯だったり、
道筋さえも否定する気持ちになるようなことがあるかもしれません。

どちらかと言うと、
私はあまりネガティブに考えないようにしているので、自分のウィークポイントを見せたくないなぁと思ってしまいます。

それでも、自分の弱さを認めることって
とても大事だなぁと最近感じるようになりました。

心理学の言葉で、「自己覚知する」という
言葉があります。

これは自分で自分の考え方や、
思考の傾向を知るという意味です。

例えば自分の中で大切にしていること、
価値観・譲れないものなどを知り、
自覚することで他者の話を聴いたときにも
俯瞰して考えられるようになる

そういった意味合いもあります。

きっかけになったのはケアマネ更新研修のこと。

私は実技に関しては未経験ですが、
それでも新しい介護保険の改正点や情報を
得たくて研修を受講しています。

その中で、ご利用者様との初回面談や
聞き取り調査について学んだことがありました。

介護サービスを必要とされる方の中には、
一人暮らしをされている方や、
お二人とも高齢になっておられる老老介護、
娘夫婦・息子夫婦と同居しているなど状況は様々です。

そのときにスムーズに話しが進めば良いのですが例えば息子の嫁が凄く強引で前に出てくるような方だったら。

本当に聴きたいのは、
ご利用者さん本人のお気持ちだったりするのに、ちゃんとお気持ちを聴き取れないそんなこともあるかもしれません。

多分その時に役立つのは、人としての幅。
目の前のことだけでいっぱいいっぱいにならずに、
総合的に本当にこのお嫁さんが言っていることが、家族の方の抱えられている問題なのだろうか…

そう考える為にはやっぱり、
自分の弱さや思考の癖のようなものを
しっかり認めて把握することって大切だと思います。

ともすれば、自分のウィークポイントはおざなりになってしまいがちなところ。

誰かのせいや、何かのせいにしてみたり
言い訳を述べてしまう

そんな自分も勿論いるから、
出来るだけ向き合って、自己覚知をしながら
人としての幅を広げたいなぁと

そんな風に思う今日この頃です。
#自己覚知 #弱さ #心理学 #福祉


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