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香りと記憶について

昨日の記事で食事と記憶について
書いていたら思いのほか
香りと記憶も関連しているなと思い出しました。

例えば街中ですれ違った香りから、
当時好きだった人のことを思い出したり…
食べ物の香りを嗅ぐと、
部活帰りに食べて帰ったときの記憶を思い出したり…
香りと記憶って密接に結びついてると
感じることが日頃多くありました。

そこで香りと記憶について、
自分なりに調べてみました。

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調べてみると香りと記憶については、
一定の効果が認められていて

プルースト効果と呼ばれるものが存在しているみたいです。

簡単に書くと匂いを嗅ぐことで伝わった匂いに関する信号が、嗅皮質をというところを経て脳の中にある記憶を保持する海馬を活性化することで起こるとされています。匂いの記憶は脳のあちこちに収められていて、匂いの刺激によりその匂いと結びついた記憶を即座に引き出す効用があると研究されています。

例えば認知症になった方が、
昔の懐かしい光景や、
和室の懐かしい香りを嗅ぐと当時の記憶が
蘇るという《回顧》療法があります。

これは当時の光景や香りに触れて
昔を懐かしむことで記憶を保持することを目的にされています。

これはプルースト効果を利用した、
療法だといえます。

香りと記憶は切っても切り離せませんが、
それによって懐かしい気持ちや、
当時のほろ苦い気持ちも思い出すので
良いなと思います。

皆さんの懐かしい香りはどんな香りですか?
また良かったら教えてください
#香り #記憶 #プルースト効果 #心理学

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