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好きなことで食べていくこと

「好きなことを仕事に出来るって最高ですね!!」

そういう人がいる一方で

「好きなことを仕事にすると、辛くなるから
やりたい事は趣味の方が良いですよ」

という人がいます。

どちらが正解というのは
個人的には正直ないと思います。

私の知り合いの魚屋ひと筋40年以上のおっちゃんは、
このかた脇目も振らずずっと鮮魚店、
そして食事処を営んで来られました。

御歳74歳!!

生まれた時から魚屋で、
ご本人が仰るには、

「自分の周りの環境の中に魚があったことも
大きいけど、好きやからこそやってこれた。
孫にも言うんや。
好きな事を見つけるのが、仕事やでって」

そうやって今まで自分で切り開いてきた方だからこその言葉…

カッコいいなぁ!!と率直に思いました。

仕事をしていたら、
楽しいことだけじゃなくて
日々大変なこと、
予想外のことなどが次々と起こってきて

しかも仕事である限り、
何らかの形で利益を産んで行かないといけないため

苦労も伴ってくると思うのです。

それこそ魚屋のおっちゃんなら、
まず常連さんの定着をはかったり
品質の良い魚を仕入れたり

また魚なら、生ものなので
基本その日に売って捌(さば)いてしまわなあかん。

そんな事を来る日も来る日もやっていく

それが好きなことで食べていくこと

だと、おっちゃんから感じるのです。

おっちゃんはこうも言いました。

「僕は好きなことを見つけられたから、
有り難かった。
好きなことをしてると、
それが苦労とは思わないんや」

おっちゃんは仕事にも熱心ですが、
同時に人と関わることも大好きで多趣味です。

今も30年以上続けているテニス仲間や、
歳をとって買い物に行けなくなった常連さんの
御用聞きみたいなことも同時にしています。

例えば、魚を注文してくれた人のところに
頼まれたシャンプーなどの日用品も買って届けるとか…

坂道が多い京都では、
足腰の弱ったお年寄りの方は
本当に買い物に行くための手段が限られてしまいますが、

おっちゃんはそうやって
御用聞きみたいなものもやって、
人との繋がりを大切にしています。

そこから私が学んだことは2つ。

まず1つ目は

好きこそものの上手なれ!!

好きだからこそ、
ずっと繰り返しくりかえし
何かする事が苦にならない。

だからこそ工夫も出来るし、続けられる
ということ

もう1つは、

人との繋がりをとにかく大切にする
ということ。

幾らその道のプロであっても、
人を大切に出来ない人は、
その人の商売や技術に目もつけてもらえないと思います。

やっぱり人間関係って、
意図してないところでも
誰かのために何かしたことって
相手もちゃんと覚えていて、

またこの人と関わりたいなぁとか
この人のところでお願いしたいなぁとか
そういう事の積み重ねだと思います。

それはやっぱりwin-winの関係

を無意識に求めてるからだと思います。

おっちゃんが頼まれごとを苦にもせず、

「ええよー、ええよー」言うて引き受ける事で

またお魚ちょうだいっという人も増えるのだと思います。

今は定年制も撤廃され、
個人の力で生きていく時代です。

このnoteのように、
うまく使えばお金を生み出す手段も山のように
あります。

好きなことで食べていくこと…

私も人を大切にしながら好きなことを
毎日継続してやってみたいと思っています!

#好きなもの #人を大切にする #お金を生むこと #winwin

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