シャニマスのアニメ。
アイドルマスターシャイニーカラーズソロコレクションをようやく手に入れた。
これはシャニマスのユニット曲のそれぞれのアイドルソロ歌唱バージョンが収録されたCDだ。1stライブで会場限定CDとして発売されたが、人気すぎて再販されたものだ。ずっと待っていた。ようやく手に入れた。
ユニット版の方がユニットメンバー分いっぺんに聞けるしゴージャスだしお得では? そう思われるかもしれないがソロにはソロの良さがある。
歌声に一人一人の個性がよく出ているので同じ曲を3~5回ずつ立て続けに聞くことになっても全く飽きることはないし、聞くことでアイドルとプロデューサー1:1の関係に浸れる。そうだ、システム上プロデュース中に再生されるのはユニット版だが俺が摩美々をプロデュースしているときに聞こえていたのはこれだったのだ。改めてアイドル一人一人と向き合うことができる名盤だ。
どれも個性的で素晴らしいのだが、どうしても『ヒカリのdestination』風野灯織ソロバージョンの話をしなきゃならない。
俺は最初自動車を運転しながらこのCDを聞いていたのだが、灯織ソロの『ヒカリのdestination』を聞いた時に号泣してしまって運転どころではなくなり車を一度止めざるを得なかった。(灯織ソロはCDの二曲めだから出かけてすぐにということです)
聞いているとある思い出がフラッシュバックしたのだ。
アニメ版のアイドルマスターシャイニーカラーズの終盤。灯織回だ。シャニマスのアニメでも屈指の泣き回で俺も号泣した。灯織回ラストシーン、原作ゲームの【淡雪の戯れ】風野灯織の思い出アピールの演出を再現した、ステージに走って行く灯織のカットから流れる『ヒカリのdestination(灯織ソロバージョン)』そしてそのままエンディングへ入る演出。
そのシーンを思い出して号泣したのだ。
言うまでも無いがシャニマスはアニメ化していない。したがってそんなシーンもなければ、俺にはそんなシーンを見て泣いた思い出があるはずがない。
しかし俺ははっきりとそのシーンを思い出して号泣していた。シャニマスアニメは随所に原作ゲームの演出を再現したカットが差し込まれて話題になっていたはずだし、その中でも最も効果的にその演出が用いられたのが灯織回のラストシーンだった。はずだ。
いや無いんだよ、そんなアニメは。わかっているが同時に「シャニマスのアニメよかったよね」と思っている自分も確かにいるんだよ。全12話で、各ユニット回あり、みんなで合宿回あり、ライブ回ありのちょうどSideMのアニメのような構成だった。アルストロメリア回は異様に話に起伏がないが多幸感溢れる回だったはずだ。いや、あったよなシャニマスのアニメ。ないよ。そんなものはない。無いんだ。
ソロコレクション、あとは凛世のソロを聴いてて「凛世は俺のことが好きに違いない」と言う気持ちになった。ぜひ聴いて欲しい。
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