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今さら初代ウルトラマンを見始めたよ。

 初代ウルトラマン見始めた。今とりあえず三話まで見た。面白い。

 なぜ今更急に初代ウルトラマンを見る気になったのかというと多分皆様の予想通り「シン・ウルトラマン」前にちゃんと初代を見ておきてえなというのが理由だ。

 シン・ウルトラマン。めちゃめちゃ面白そう。あの傑作シン・ゴジラを産んだ庵野監督樋口監督のコンビが手がけるウルトラマン。せっかくなら構えて見たい。

 庵野監督ほどのウルトラマンオタクが作るウルトラマン、本来は初代どころか全シリーズ見てから臨むのが理想的なんだろうがそれほどの時間もパワーもないのでとりあえず初代くらいは見ておこうというわけだ。(まあ多分シン・ゴジラ同様予備知識ゼロで見ても面白い作品にはなるんだと思うけど俺の心構えの問題です)


 そもそも俺とウルトラマンとの付き合いはそんなに深くない。全然詳しくない。幼少の頃にビデオか何かで初代やセブン、タロウなどを見ていたような記憶はある。セブンが好きでおでこにポカリスエットのペットボトルの蓋を貼り付けてセブンごっこをしていた。なんで真似するのがそこなんだ。アイスラッガーを作れ。

 あとグレートやパワードを見ていた記憶とウルトラマンキッズというシリーズが好きだった記憶はある。


 大人になってから何度かまた気まぐれに新しいウルトラマンシリーズを見ようとしたが、その度に「うお〜面白〜い」と思いながらもなぜか数話で追うのをやめてしまっていた。友人に勧められたマックス、新しく始まるタイミングで見ようとしたギンガやオーブ、どれも「面白〜い」と思いながら数話で止まってしまっている。(なぜか時々見たくなって初代のジャミラ回だけ見たりはしてた)

 ところが同じような気まぐれでなんとな〜く見始めたウルトラマンZが度を超えて面白く、子供の頃ぶりにドハマりして見たウルトラマンになった。むしろ子供の頃以上かもしれない、すっかりウルトラマンZが大好きになってしまった。先輩ウルトラマンの力をこれでもかと借りまくって戦っていたZが最後の最後に自分の力で一人のウルトラマンとして敵に立ち向かうシーンは泣きながら見ていた。

 このウルトラマンZ熱も初代を見る背中を押してくれた要因の一つだ。

 プライムビデオで見ようとしたらいつの間にかZ以外の配信が止まっていたので北米版のブルーレイを買った。全部入ってこの値段。安い。


 今後も書くかはわからないけどとりあえず見た三話までの感想を書いておこう。

一話 めちゃめちゃハヤタ隊員の顔が良いことに驚く。イケメンだ。ウルトラマンがハヤタ隊員にベーターカプセルを渡すシーンが怖い。なんだあの笑い方は。笑ってる場合かウルトラマン。宇宙人なので地球人と笑いのツボが違うのかもしれない。ベムラーのつかみどころのないデザインが怖い。俺は東宝怪獣のデザインに慣れ切っているのであらためてウルトラ怪獣は全然違う文脈でデザインされてんだな〜と感心した。一部親戚みたいなやつもいるけど。ウルトラマンと名付けたのが人類なのが結構衝撃だったけどまあ考えてみればそりゃそうだよな。英語だしな。

二話 子供の頃バルタン星人が大好きだったのを覚えているが、あらためて見ると何が好きだったのかわからないくらい怖い。怖過ぎる。でもデザインは最高。話がガッツリSFで面白い。人間の脳を借りてコンタクトを取ってくる宇宙人とか俺はそういうのが大好きなんだ。なるほど空想特撮だわ。小ギャグがいちいち面白い。変身シーンが熱い。二話でもう落下しながら変身なんてカッコいいことやっちゃうんだ。あとウルトラマンZでセレブロくんが喋っていた宇宙語の元ネタが出てきて感動した。

三話 一話から気になっていたが何なんだこのホシノくんというやつは。俺はこの昭和特撮の「なんかいる子供」枠があまり好きではない。しかしホシノくんが撃ったネロンガの目が潰れたのがめちゃめちゃ痛そうだった。人類やウルトラマンの攻撃を受けたネロンガの「痛そう」な演技がめちゃめちゃリアルで「何もそこまでせんでも」と思っていたらネロンガが爆発四散して死んだのでビビってしまった。人間たちも笑ってんじゃねえぞ、ビビれ。しかしネロンガの特撮どうやってんだこれってくらいすごい。どうやって撮影してるのか全然わからない。馬鹿みたいな感想だが「特撮ってすげ〜」と思った。


 好きな人からすれば本当に何をいまさらって感じなんだろうけど、初代ウルトラマン、めちゃめちゃ面白い。さすがだわ〜こりゃ今まで続くシリーズにもなるわ〜。今後も感想を残すかはわからないけどシンまでにじっくり見ていこうと思う。楽しみ。

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