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失敗シリーズ 特殊豆乳飲料で特殊湯葉に挑む

思いつきを実行に移して失敗した。生きていればよくあることだ。

せっかくだしもったいないから記事にしようと思う。


ことの発端は湯葉だ。

湯葉。湯葉をご存知だろうか。あの美味しいやつだ。

ある日無性に湯葉が食べたくなったので自分で作った。

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鍋に豆乳を入れて加熱する。

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表面に膜が出来たら

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引き上げる。湯葉だ。これを繰り返して湯葉を何枚もこしらえる。

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グロ画像ではない、ちょっと盛り付けが雑な湯葉だ。

わさび醤油などでいただくと美味しいあの湯葉だ。このグロい湯葉も美味しくいただいた。

湯葉作り、案外簡単だ。豆乳を温めるだけだ。

豆乳。

豆乳のことを考えているとふと頭にある製品群が思い浮かんだ。

俺はいてもたってもいられずスーパーマーケットへ走った。実際は歩いて行った。大人だから。

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ドジャァーン

キッコーマン飲料株式会社から発売されている豆乳飲料シリーズだ。

キッコーマン飲料株式会社の豆乳飲料は狂ったような商品ラインナップの豊かさで有名だ。

一時期は健康コーラ味ジンジャーエール味などの攻めまくった製品もあった。

俺は健康ラムネ味が好きだった。なんなんだ、健康って。

もうおわかりだろうが、これで湯葉を作ったらどうなるんだろうという思いつきを実行に移した。

思いついたものは仕方がない。

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鍋に入れて

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加熱。キッチンに甘い葡萄の匂いが立ち込める。異常だ。

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……できない。申し訳程度にカスみたいなのはとれた。

豆乳の成分がやはり薄すぎるのだろうか。

だがここで諦める俺ではない、ならば豆乳の成分を足してやればいいのだ。

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成分無調整豆乳を加えて再び加熱する。やけに泡立っているし、よく見たら混ざりきれてない。

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大変なことになった。

泡だらけだ。しかもなんだか濃密で嫌な泡だ。

湯葉ができる気配はない。失敗だ。

もうダメだ。中止だ中止。俺は禁忌に触れてしまったんだ。

豆乳飲料で湯葉を作ろうとした俺がバカだったんだ。死後この件で神の裁きにあうんだ。主よ許し給え。

泡をすくって食べてみたが非常にマズかった。

これは冷ましてから飲んだ。

残りの豆乳飲料はもう普通に飲んだ。


以上、思いつきを実行に移して失敗した話だ。

何も得るものがなかった。

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