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シャニマスが一番面白い。アイドルマスターシャイニーカラーズをやれ。
アイドルマスターシリーズが好きだ。アイドルマスターシリーズとはバンダイナムコから出てるアイドルを育てるゲームの一連のシリーズだ。通称アイマス。それが好きだ。
何年も前に友人にX-BOX360版のアイドルマスター(通称箱マス)を本体ごと貸し付けられ、その後友人から本体ごと買い取るほどハマった。そして今に至る。
そのアイドルマスターシリーズの最新作、アイドルマスターシャイニーカラーズというのがある。通称シャニマスだ。
enzaというプラットフォームを利用したもので、enzaとはスマホのブラウザでゲームがバリバリ遊べてすご〜いみたいなやつだ。そのへんはどうでもいい。とにかくスマホで遊べるアイマスの最新作がシャニマスで、それがめちゃめちゃ面白い。そういう話だ。
シャニマス。現行のアイマスシリーズの中で一番面白い。超面白い。
メガネを指でクイってやりながら言う男「そういうのは人それぞれだと思います。他のアイマスの方が面白いと思う人もいます」
うるさいぞ、そういうのはわかっている。そんなの当たり前だ。俺がそう思うという話をしている。あと面白いと好きは別の話、二次元アイドルコンテンツとしてのアイマスは全部好きだけど中でもアイドル育成ゲームとして面白いと思うのはシャニマスなんだ。
メガネを指でクイってやりながら言う男「わかりました」
わかればいい。シャニマスが面白いんだ。俺がアイドルマスターシリーズに求めているものは二つある。いや本当はもっとたくさんあるけど、とりあえず二つ挙げる。
一つは魅力的なアイドル。初代から全シリーズどのアイドルマスターにも魅力的なアイドルがおり、俺がずっと何年もアイマスシリーズに貼り着き続けている理由になっている。アイドルの魅力は現行のアイマスシリーズにおいても全て最高に魅力的だ。無限と無限を比較できないようにすべてのアイマスシリーズのアイドルは魅力的だ。数学の話だ。そんな魅力的なアイドルの中に「俺はこいつの担当プロデューサーになるぜ!」と言いたくなるアイドルがいたらさらに最高だ。
(田中摩美々、紫色をしており可愛い)
(幽谷霧子、みんなが気管支喘息になることを心配しており可愛い)
もう一つ、それはアイドルを育てている感だ。俺が育てた俺のアイドル感。アイドルと俺の二人三脚で頂点を目指す感。要するにアイドル育てゲー感。無印アイマスやアイマス2にあった、アイドルプロデュースゲーム感。これは現行のアイマスシリーズではシャニマスがズバ抜けている。俺はそう思う。
他が悪いという話をしているんじゃない。シャニマスのアイドル育てゲー感が最高という話をしている。
メガネを指でクイってやりながら言う男「わかりました」
ありがとう。具体的な話をしよう。
もういきなり身も蓋もない話をすると、シャニマスのプロデュースのシステムはアーケードや無印アイマスのシステムに近い。違うところも多いけど、近い。つまりあれが好きだったPにとっては超おもしろいだろう。
(決められた期間内にファン人数を集められなかったらゲームオーバーになるあれ)
シャニマスには二つのゲームモードがある。
まずプロデュースモード。これは1人のアイドルのスカウトから始まり、W.I.N.G.と言うアイドルの大会的なのの優勝目指してそいつと頑張るモードだ。優勝できたらグッドエンド。決勝で敗退したり、そもそもW.I.N.G.に出場できなかったりしたらバッドエンドを迎える。最高。アイドルと失敗を共有できる、バッドエンドがあるアイマスの復活を俺はずっと待っていた。X-BOX360版で初めてプロデュースした千早と迎えたクソ酷いエンディング、あの時の「次こそ!!!! 俺がトップアイドルにしてやるからな!!!!!」という執念のせいで俺はアイマスにハマることになったからだ。
失敗して失敗して失敗して失敗してグッドエンドにたどり着いた時のアイドルの笑顔。そしてその先のトゥルーエンド。大好きにならずにはいられない。シャニマスはこの感覚が味わえるアイマスの復活だ。とはいえ無印や2よりもバッドエンドはかなりマイルドなので安心してほしい。
(優勝した田中。可愛い)
シャニマスではアイドルはPが育てたように育つ。育てるPによってぜんぜん違う能力のアイドルになる。例えば同じ田中摩美々でもダンスが得意な田中摩美々になったりボーカルが得意な田中摩美々になったり、何もかもダメなクソ田中摩美々になる可能性もある。お前が育てたお前だけのアイドルになる。限られた期間にどのレッスンや仕事をどのように割り振るか考える。限られたポイントでどのスキルを習得させるか考える。このシステムがシャニマスの、俺が育てた俺のアイドル感を強烈なものにしている。
(好感度的なのが上がると思い出アピールというのが強力になる。思い出アピールという言葉が狂っているように聞こえるかもしれないがこれはアーケード版などの古代アイマス文明の名残なのだ)
エンディングを迎えたアイドルはフェスアイドルというのになる。よくわからないかもしれないが、そういうものになる。
(優勝しフェスアイドルと化した白瀬咲耶、可愛い)
メガネを指でクイってやりながら言う男「大学を卒業したら学士になるようなものでしょうか」
似たようなものだ。ここでもう一つのゲームモード、フェスというのが出てくる。
フェスモードでは今までプロデュースモードで育てたアイドルで他のプロデューサーのユニットと対決をすることができる。
まず俺が育てた俺のアイドルたちを集めてユニットを編成する時点で熱い。燃える。そしてオーディション形式で対決。1位を目指して蹴落としあう。勝つとめちゃめちゃ気持ち良い。「見たか!!!! 俺が育てた俺のアイドルたちが一番可愛いんだよ!!!!!」という快感。めちゃめちゃ気持ち良い。リアルタイム対戦ではないので「見たか!!!!」もクソもないのだが、そう叫ばずにはいられない。
プロデュースモードでもフェスでも、シャニマスのオーディションの熱い点は多少の能力差は戦略と運でひっくり返せる点だ。かなり駆け引きを要求されるシステムでめちゃめちゃ面白い。それまでの育成と、戦略と、運のバランスが絶妙なのだ。これは無印アイマスのオーディションの楽しさに通じる点でもある。
ユニット制の話もしなければならない。シャニマスは全16人がそれぞれ4つのユニットに属している。正直に言って俺は最初このユニット制に否定的だった。アイマスは俺が選んだ俺のユニットでやりたかったからだ。それにユニット制になるとユニット内でばかりイチャイチャして俺Pに全然かまってくれないのではないかというのを危惧していた。だが杞憂だった。
プロデュースモードでアイドルとPの1対1の関係や絆やイチャイチャをしっかりたっぷりと描いた上で、期間イベントやサポートアイドルのエピソード(サポートアイドル概念の説明が面倒なのでそういうのがあると思ってください)などでユニットとしての物語をやる。これがめちゃめちゃ良い。毎回毎回期間イベントの度に号泣している。号泣してしまったのでユニットも良いなと言う他ない。
(イベントにてはしゃぐ夏葉さん、可愛い)
そしてシステム的にはもちろん俺が選んだ俺のユニットで遊ぶこともできる。それも素晴らしい。
(俺が勝手に作ったユニットのローテンション女ズ)
さてここまでベタ褒めしてきたが、当然気に入らない点もある。
あるが、今はそんな話はしない。シャニマスをやれ。
面白いぞ。シャニマスをやるんだ。
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