002 そのものではなく、体験をキットとして売ることでファンをつくる

面白いと思ったアイデアを1日1個投稿していきます。と言っていたけど、前回の投稿から4日経っていました、すみません。

3点まとめ
▶香川県がうどんを小麦から作れるキットを制作した
▶素材から料理までつくることで対象への理解が深まる
▶そのものを提供するのでなく、体験(=キット)を売る

香川県がうどんの英才教育のためのキットを販売したそうです。小麦粉から最終的なうどんまで、一連のうどん作りのプロセスが体験できる、子ども向けのキット。

小さいころからうどんの洗脳教育をするという、おもしろいけどちょっと狂気じみたアイデアです。

いったいどんなものなのか、公式サイトからいくつかキャプチャをしてみます。

2枚とも公式サイト(http://udoncompany.com/udonkit/)から引用。

うどんが10人分も入ってたり、煮干しを使って出汁をとったりなど、いちいちガチすぎる・・・


この英才教育キットは子ども向けだけど、子どもだけじゃなく大人向けとしてもいいかもしれない。

少し話が変わるけど、最近、僕の周囲でもクラウドファンディングを使う人が増えてきた。クラウドファンディングの魅力は、革新的なプロダクト・まだ市販されていない先進的なプロダクトを手に入れられることが一番らしいけど、
実は、自分が投資したプロダクトが製造されて出荷され、届くまでのプロセスを見ることができ、楽しめることも人気の理由らしい。

うどんキットもクラウドファンディングと似たような魅力がある。ただ料理としてのうどんを食べるよりも、小麦から自分でつくることで、うどんが出来るまでのプロセスを知ることができ、ファンになる。

もし何か魅力を知ってほしいものがあれば、知ってもらうためのアイデアを探しているなら、キットとして販売するのもいいかもしれない。





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