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今週の大一番!クルセイダーズ×ブルーズ、プレビュー

◆スーパーラグビー・パシフィック R12
・クルセイダーズ × ブルーズ @ クライストチャーチ

5月13日(土) 7:05PM(NZT),4:05PM(JPT)
試合前のプレビュー投稿③
私も現地に行く予定!
※トップの写真は昨年クライストチャーチでの対戦(筆者撮影)

チケットの売れ行きは好調でフルハウスになりそう。
それくらい、注目されているこの一戦。
北島の最大都市オークランドのブルーズ
南島最大都市クライストチャーチのクルセイダーズ

NPCで言えばオークランド×カンタベリーの因縁の対決になる。
ラグビーリパブリックに掲載していただいた記事(以下のリンク)にもこの事を触れたが、それだけ両者の対抗意識は強い。

ビジターのブルーズは、クルセイダーズに相性が悪い。
クルセイダーズが強いのでどのチームもそうかもしれないが、ブルーズは、過去17回中一回しか勝ってないとか(クライストチャーチで開催の時)

唯一勝ったのが昨年の試合で凄い激戦だった。
以下のリンクが、筆者も観戦に行った生観戦レビューの投稿👇

凄い熱気ムンムンの試合だったことを思い出す。(上記のリンクで詳細を細かく書いています)
クルセイダーズのS・バレットがホッジマンに危険なタックルでレッドカード。その後クルセイダーズに更にイエローが出るなど数的有利のブルーズが突き放しにかけた。しかし、そこからクルセイダーズの追い上げがハンパなかった。今思い出すだけでも、熱くなるくらい。

今回の対戦も熱くなるのは間違いない。
ある程度の詳細は、ラグビーリパブリックに書いたので(上記のリンクをご覧ください)、そちらを見ていただけると幸いです。

◆クルセイダーズのメンバー

https://twitter.com/crusadersrugby/status/1656479504783515649/photo/1

記事の追加で触れることは、記事内でも注目セレクションで書いたWTBの事。
クルセイダーズは、今季の新人スプリンガーの活躍は言うまでもない。先週のフォース戦でもスピードを活かし2トライを挙げている。おまけにハイボールの強さも見せつけていた。
このまま今週もメンバーに入るかと思ったが・・・

大一番でWTBで抜擢されたマクロード(筆者撮影)

14番に名前があったのは、本職がCTBのダラス・マクロード(写真上)だった。
2週前のチーフス戦でハイボールの強さを買われてWTBで起用された。
キックオフからも競り合えるほどハイボールに強い印象があり、彼が怪我で退場してからは、キッキングゲームが上手くいっていない印象も受けた。

新人選手では不安だったのだろうか?スペシャリストのWTBを使わずCTBからWTBに持ってくるほど信頼があると言う事になるか。

いずれにしろ、大一番では、ハイボールの強さは貴重になる。
マクロードに注目したい。

復帰2戦目のジョーダン(左)が楽しみだ(筆者撮影)

BKも豪華で⑨M・ドラモンド、⑩R・モウンガ、⑪L・ファインガアヌク(50試合目)、⑫D・ハヴィリ、⑬B・エノー、⑮W・ジョーダンの豪華な顔ぶれが並ぶ。⑭マクロード以外はキャップホルダーで現ABsのメンバーも居るし凄いメンバー。

おまけにベンチに 近年けがに泣かっされていて、オールブラックス復帰期待がかかる J・グッドヒューも居て不気味だ。
ケガから復帰して調子あげてるので、このままいくと、ある意味サプライズでW杯のスコッド入りもあり得るか。

◆ブルーズのメンバー

Blues facebookより

ラグビーリパブリックに載せていただいた記事でも触れましたが、RTS(ロジャー・トゥイヴァサ‐シェック)がメンバー外でメディアが大騒ぎなった。

仕方がないと思う、リーグ(13人制)とユニオン(15人制)は、全然違うスポーツと言えるくらい。ポジションがCTBでは厳しいと思う。

しかし、ブルーズのBK陣もクルセイダーズと同じでキャップホルダーが沢山いる。⑨クリスティー、⑩B・バレット、⑪C・クラーク、⑬R・イオアネ、⑭M・テレア、凄い顔ぶれだ。

プラマー 2021年 EdenParkにて筆者撮影

ノンキャップの12番プラマー(写真上)も能力の高い選手。私は結構買っています。
⑮Z・サリヴァンも同じことが言える。二人ともキックのオプションも使える貴重な選手。サリヴァンの左足から繰り出されるキック力は魅力的。

FWは、特に3列陣が凄い。ベンチに100試合を迎えるA・イオアネが居るし、インパクト凄くて後半楽しみ。

6番チョートは、年々成長していって、今年は凄い仕事量と言うかフィジカルバトルにもってこいの選手になった。楽しみな選手がまたまた出てきた。 

2022年クライストチャーチでの対戦(筆者撮影)

◆注目マッチアップ

注目マッチアップだらけで困るくらい。ラグビーリパブリックに書いた記事もかなり迷ったけど・・・そこで入れなかったのをここで書いていきます。

8番 カレン・グレース × ホスキンス・ソトゥトゥ

13番 ブレンドン・エノー × リーコ・イオアネ

15番 ウィル・ジョーダン × ザーン・サリヴァン

22番 ジャック・グッドヒュー × ブライス・ヒーム
後半に入ってからのスーパーサブ対決が試合に影響を与えそうで注目したい。

正直もっと挙げたいけどキリがない。それくらい面白いマッチアップが沢山。 もう全部と言っても良いくらい。

2022年 クライストチャーチでの対戦(筆者撮影)

◆試合展望、スコア&勝敗予想

両チームのメンバーに良い顔ぶれがそろっている事からテストマッチ並みの凄い試合となる事は間違いないとみている。
まずは、セットピース(スクラム、ラインアウト)でどちらが有利になれるかを見極めたい。
そしてFW第3列陣を中心に激しいバトル戦になりそうなブレイクダウンも見ごたえがありそう、どちらが有利になるだろう。

両軍、良いBKを持っているので楽しみな展開になりそう。
競った試合となると思うので、⑩⑫からのキッキングゲーム、そしてハイボール処理がカギを握るか。

メンバーだけ見ていると、控えも含めてブルーズが若干有利(特にFW)とみている。
先週大勝ちしたクルセイダーズ、逆に大苦戦のブルーズ。
クルセイダーズは気を抜かないだろうが、ブルーズは、かなり気を引き締めてくるだろうから、巻き返してきそう。

上記の点を総合的に考えてブルーズが7点差で勝利と予想!








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