見出し画像

両チームのキャプテンが欠場?プレビュー【ブルーズ v ハイランダーズ】スーパーラグビー準々決勝③

スーパーラグビー・パシフィック‐準々決勝③SATURDAY 4 JUNE 2022
1位通過のブルーズと滑り込みで8位に入ったハイランダーズとの対戦。
昨年のスーパーラグビー・トランスタスマンの決勝のカードで筆者も現地で生観戦した試合で以下のリンクが決勝の観戦記の投稿の一部(アメブロ)

筆者が撮影した昨年の決勝で姫野和樹選手も踊ったハイランダーズのHaka

昨年の決勝のよう接戦の展開になる事を期待したいですが・・・
ハイランダーズに大物の復帰でもしかしたら面白い試合になるかも。
両チームのキャプテンが急遽欠場になる報道が出ているのも気になる。
この投稿でメンバー紹介、試合展望、勝敗予想を書いていきます。

ブルーズのメンバー

上記のメンバー発表では、キャプテンのD・パパリィイが入っているが

この記事からは、長期離脱の事もほのめかしている事から欠場は確実で、変わりはリザーブからChoatが7番に入るのが濃厚か。それとも、普段は6番のT・ロビンソン(今回はロック)を持っていくのか注目される。

FWから見ていくと上記のパパリィイの件を省くと凄いメンバー構成になっている。リザーブも含めて層が厚いことが分かり一試合通じてしっかり戦える布陣だ。特にロックの控えにL・ロマノが居るのが心強い。

BKに目を向けると、先日ハムストリングの怪我をしたC・クラークの復帰はかなわなかったが、13番R・イオアネは、大丈夫のようで先発メンバーに入っているのは大きいか。FWと同じくリザーブメンバーも頼もしい。

ハイランダーズのメンバー

ハイランダーズもキャプテンのA・スミスの欠場の報道が出ている。

代わりは今季安定感も出てきてオールブラックス(ABs)入りに大きく近づいているF・ファカタヴァが先発にまわるだろう。A・スミス不在時にファカタヴァがアピールしてABs入りを手に入れたいところ。

FWから見ていくと、なかなかいいメンバーが揃っている。それでいてこの今季の不調が不思議に思うが、シーズン途中まで7番B・ハーモンの不在が大きかったか。

先日の登場でも書いたように、先週クラブラグビーに復帰したS・フリゼルがこの試合でベンチ入りしているのが大きい。後半から出てこられるとブルーズにとっては嫌な存在になるか。

M・ハントの脳震盪の影響で復帰はかなわず10番M・バンクスは据え置き。12番S・グレゴリーを入れてきて、T・ウマガ・ジェンセンを13番にシフトチェンジしてきたのは興味深い。
今季のハイランダーズは、ポジションが固定できてなく、毎試合と言っていいほどコロコロ変わっているのが調子に乗れない要因と思っている。

15番C・G・バショップの復帰は大きいか。

画像1

注目マッチアップ

ほどんどが注目マッチアップと言えるだろう。あえて挙げるとすると・・・

3番: O・トゥンガファシ v 1番: E・デグルート

8番: H・ソトゥトゥ v M・ミカエレトゥ

9番: F・クリスティー v F・ファカタヴァ

13番: R・イオアネ v T・ウマガ・ジェンセン

15番:S・ペロフェタ v C・G・バショップ

画像2

試合展望と勝敗予想

両チームのキャプテンの離脱となるのでその影響が気になるところ。
しいて言うと、A・スミスの代わりは、タイプが違うもののファカタヴァでも不安はないが、パパリィイのパフォーマンス並みのプレイを出来る選手はいないだろうから(ポジじしょん的に見ても)ブルーズの方がかなり痛いと言えるか。

どの試合でもいえる事だが、セットピース(スクラム、ラインアウト)の出来で試合をしっかり組み立てることが出来るのでそこを見極めたい。

ブルーズは、プロップ(①③番)がリザーブも含めてABs なのでスクラムは良いが、ラインアウトの不安が残る。一方のハイランダーズのセットピースは抜群なのでブルーズのラインアウトのプレッシャーをかけていきたい。

BKは、ブルーズのタレントぞろいで決定力もありハイランダーズディフェンスがどう対応できるかが注目される。
ハイランダーズは、13番T・ウマガ・ジェンセン頼みになりそうで彼が目立たなければハイランダーズの勝利はないか。

FW戦でハイランダーズが健闘すればいい試合を見ることが出来そう。控えにABsのS・フリゼルが居て彼がインパクトを与えられるかも試合を左右されるかもしれない。パパリィイ不在のブルーズFWを抑え込めるか。

画像3

接戦になれば10番B・バレット v M・バンクスの司令塔のゲームメイクが大事になってくるが、役者が違いすぎるのでブルーズ優勢は変わりないか。

ブルーズのパパリィイ欠場で精神的に不安が出てこればハイランダーズの付け入る隙もありそうで、試合を見てみないと予想がしずらいか。

それとも、パパリィイ不在でもベテランロマノがリーダーシップを発揮してブルーズFWを引っ張ることが出来れば、問題なくブルーズが勝利か。

パパリィイ不在の影響もあり、点差は大きく開かないとみてるので
ブルーズが12点差で勝利と予想!

 SATURDAY 4 JUNE 2022
Blues v Highlanders 7:05PM(NZT) Eden Park

※写真は、2021年スーパーラグビートランスタスマン決勝にて筆者撮影




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?