夜行バスのこと。
はじめて夜行バスに乗ったのはいつだっただろう
私の記憶では、友達とディズニーシーに行った時が、たぶん最初だ。
そのときは中学生だったから、寝て起きたらそこは夢の国だった、ぐらいの気持ちであった。
でも、大学生になってからというもの、夜行バスは、何故か私にとってとても魅力的な存在となったのである。
何故かはわからない。
闇夜のハイウェイを駆け抜ける爽快感?
暗いボックスに閉じ込められ、そのまま何処か別世界へ連れていかれそうなスリル?
何が私を惹きつけているのか、考えてみてもわからないが
夜行バスに乗って、外の景色をぼんやり眺めていると、いろいろな過去が思い出されて
何処か懐かしいような、寂しいような、
なんとも言えない気持ちになるのである。
そしてその気持ちが、私はとても好きなのである。
次、夜行バスに乗る機会を、今からとても楽しみにしている。
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