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仕事おわり、レイトショーでナイト・オン・ザ・プラネットを鑑賞


2月23日、金曜日。

基本、オープン寄りのシフトに入ってる自分のカフェの仕事は夕方手前でおわることになっていた。
そのあと、インフルエンサー(と言っていいのかな?)の方のお茶会イベントを予約していたんだけれどなにか物足りなくて。
なにが物足りないのかは自分にはわからなかったけれど、先週の仕事おわりのバレンタインくらいには充実させたかった。(下記note参照)

前日、TikTokをたまたま見てたら映画見に行ったよーみたいな投稿で「ナイト・オン・ザ・プラネット」が1週間限定で映画館で再上映されていることを知った。Twitter(X)じゃなくてTikTokっていうのが時代だね。公開当時は自分は生まれてすらなかったけれど、一昨年見に行った映画「ちょっと思い出しただけ」の中でこの映画を知った。クリープハイプが担当したこの映画の主題歌も「ナイトオンザプラネット」という題名で、ボーカル兼ギターの尾崎世界観さんがこの映画にとても影響されていることも。

上部だけしか知らなかったけれど世間的には知られた名作のようだし、いつか見たいなと思っていた。映画館で上映されるなら見に行かないという選択肢がないじゃない。
イベントおわりに行けるか調べて当日席をとった。ラスト2だった。人気すぎ。
端っこの、前の方じゃない席が残ってたのは多分自分用な気がした。

そして、カフェの仕事おわり。

家に帰って身支度を整えて、いざ渋谷の街へ。
休日の渋谷なんか人は多いし治安はよくないし、正直行きたくはなかった。
幸いにもイベントの場所は会員制のBarで、道のりこそ渋谷を表してたけれど場所はかなり人通りが少ないところで安心した。
メールで伝えられた場所の扉を恐る恐る開けると・・・

ドレスコードは特にない、と伝えられていたけれどガチガチの会員制の洒落たBarだった。そして、目の前でお茶を立てていたのは1年越しに見たイベントの主催者、初音さん。
完全に22歳の上京3年目のフリーターが行くような雰囲気ではないのとは裏腹に、おそらくBarのスタッフさんであろう方はスムーズに受付をしてくれた。スタンディングで、開始直後くらいに行ったので先客は数名しかいなくてなんか安心した。
程なくして、初音さんがこちらに来て先にお茶菓子を持ってきてくれた。「お久しぶりですね」そう言ってくれて自分の中の自分が心の中で叫んだ。
え、会ったの1年ぶりですよね、しかもフォロワーさんが今や10万弱もいますよね、と。
他愛もない話をしていくうちにどうやら1年前に初音さんが自身の自宅で開いてくれたお茶会に参加したこと、その前にもカフェで開いたお茶会に参加したことを覚えてくれていたようだった。こんなにかわいい天使が・・・
初音さんはお部屋が素敵で、それをInstagramに上げていて今や大勢のファンがいる方。フリーランスで、お茶が趣味ということもありこうして定期的にお茶会を開いている。

お茶が来た。自分が選んだのはアルコール入りのお茶。

濃さや甘さの好みも聞いてくれていたおかげか自分にとって濃さが絶妙で飲みやすくおいしかった。お茶菓子の桜とホワイトチョコレートのクッキーは桜の味は控えめでそれが自分にとっては食べやすかったしお茶とも合ってよかった。初音さんのお友だちが作ったお菓子らしい。その後も来てくれて、自分が大好きなバンドの話、最近のSNS事情やお仕事の話などとても充実した時間を過ごさせてもらった。
余韻が続くまま、映画の上映時間まで余裕があったので神泉の通ってる立ち飲み、Honeに寄った。

お腹は結構空いていたのでブラータと生ハムのサラダといつも飲んでるバラとローズヒップのジントニック。初めてブラータチーズ食べたけれどおいしすぎない?見た目だけではなく味も優秀、これは小洒落たレストランなんかでよく出してるわけだ、と偉そうなことを思ってしまった。

ゆっくり食事を楽しんでいると時間が迫ってきていることに気がついた。
映画館は有楽町なので焦って銀座線まで移動。初めて行く映画館だったこともあってなかなか見つからず、上映開始ギリギリに到着してしまった。
時間がないのに、映画のお供にアイスコーヒーとキャラメルポップコーンはマストな自分はちゃっかり売店にまで並んで滑り込みで購入。間違られてアイスティーが出てきたけれど。アイスティー飲めないのにな。

入場特典がもらえた

ナイト・オン・ザ・プラネットのあらすじを簡単に言うと、5都市の夜から朝にかけてのタクシーの中で別々に起こった物語を描いている映画。だから、タクシードライバーと運転手の物語というところの共通点はあるんだけれど、5つの短編映画を見ているような気分になる。

映画を見終わった感想は、ただの何気ない日常なのに続きがもっと見たくなった。個人的には、映画の1番最初のロサンゼルスでのヘビースモーカーの女の子の運転手(演:ウィノナ・ライダー)と俳優のエージェントをやっている女性の話が好きだったな。この運転手、やめなさいと乗客に言われるほどにタバコ吸うんだけれど自分も喫煙者だから映画を見終わった後はタバコをより吸いたくなってしまった。
驚いたのは、昔の映画にも関わらず観客の大半が若い人で占めていたこと。クリープハイプかちょっと思い出しただけの影響だな、多分。

夜の有楽町、そして23時手前にもなる銀座の景色がはっきりと心に残った。

こういう半休、最高すぎる。なんか脚本とか小説を書きたくなった。


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