見出し画像

明日は何しよっかなぁ

ひさしぶりに、嬉しいことがあったのでnoteを書きます。

数日前のできごとです。

3歳になる娘が、夜、寝付く前に言った一言です。


「あした、なにしよっかなぁ」


この一言に、本当にすくわれました。

あー、ちゃんと育ってくれててよっかたと。

一日の終わりに、明日は何をしようか、嬉しそうに考えられているなら本当によかった。


反抗期を迎えた我が子に、ほとほと手をやくここ数ヶ月。

朝4時に起き出し、ぐずりまくり、挙げ句の果てに

「ママ、捨てるー、いらなーい!」とさけびまくり、

そんな娘に、つい大人気なく「いいよー、捨てられるー」なんて言い返してみたり…

毎朝、「おやつ食べたーい!」と叫んでお越しにくる娘に、

「ご飯食べない子には、おやつなーい」と言う私。

日課のように同じ問答から始まる日々。

正直、うんざりしてきていたところに、

「あした、なにしよっかなぁー」と話しかけてくる娘は

一瞬、本当に天使だと思えました。

ひさしぶりに、人の成長をよろこぶことができ、しみじみ嬉しかったです。

大人になってから、「明日、何しよっかなー」とわくわくするのは、どれくらいあったかと考えますと…。


そんなにないけど、

ここ数年は社会人になっていちばん、わくわくしていると思います。

会社勤めを続けられなかった者として、今、o3nji (ギャラリーカフェ3の展示に合わせたお菓子)を続けられていることは本当にありがたいことです。


石の上にも三年!と、

言われ続け、それを達成できなかった者として、

曲がりながらも、3年間、お菓子を作り続けられたことは嬉しいことです。

毎回、展示が替わるごとに、今度はどんな展示なのかな?

どんな食材があうかな?

どんな食感がいいかな?

どんな生地がいいかな?

など、いろいろと考えさせていただくのは、本当に楽しいです。

そして、何もわからないところから3年経ち、

また新たな好奇心も芽生えてきました。

生まれたばかりで何もできなかった娘が、「なにしよっかなー」と言うように、

私自身も今のおしごとでは「次は、何つくろっかなー」とわくわくするのです。


長くなりました。今日もお読みいただきありがとうございます。

どうか、読んでくださった方も、

あした、なにしよっかなー、と

楽しみに眠りにつかれますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?