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人生初海外:カナダに行った時のこと。-1日目、到着-

二度目の機内食を食べ終えると、到着までは残り1時間程。

ソワソワ眺める窓の外は分厚い雲に覆われて真っ白だったけど、目を凝らしたら何か見えたりして、とか考えつつ凝視し続ける。暇か。そして本当に何か見えたらそれはそれでコワイ。

天国の存在を熱心に信じる心は持ち合わせていないので、早々にフライトインフォメーションに視線を移した。

ほんの数分の間にどんどん高度が下がっていくのを見て、おお、今の時間で○階建のビル○個分くらいかあ…と、頭に東京の街並みを描きながら考える。丸の内からは随分遠くまできた。

窓の外とフライトインフォメーション、右と正面の振り子状態で暫く過ごしていると、分厚かった雲が段々散り散りになってきて、瞬間、一気に視界が開けた。


眼下に広がるのはエメラルドグリーンの海。
点在する島々は深緑色の木々がこんもりと生い茂っている。

美しい島々の様子を見て、着陸に向かう機体とは裏腹にわたしの気持ちはぐんぐん舞い上がっていく。きれい。きれい。きれい。素敵すぎる!

憧れの地はもうすぐそこ!

…なんてわたしに「落ち着け」と言わんばかりに、間近に姿を現したバンクーバーの街並みはめっちゃ曇っててめっちゃどんよりしてました。ははは

川の色きたねえ

着陸の瞬間、窓の外でぱっかーとなってる羽根を見て、お前を信じてここまで来たけど、まさかそんな感じだったのかい、という気持ち。これでよく飛ぶもんですね。


さて、バンクーバーと日本の時差は-16時間。(サマータイムにより。平時は17時間)

28日の午後5時頃に日本を経ち、バンクーバーへの到着は28日の午前11時頃になるというわけ。

1日得したような、なんだか不思議な感覚。

そして日本では連休真っ只中、大混雑の空港も、バンクーバーでは平日の月曜日。
ものすごーく閑散としていました。

前にいるのはたぶん、私が乗ってきた便の操縦士たち。お疲れ様でした!


入国審査の列もとても空いていて、並んでから3分もしないうちにわたしの番に。

愛想があるでもなく、かと言って威圧的という程でもない、若い男性の審査官から聞かれたことは3つだけ。「入国目的は?」「滞在期間は?」「バンクーバー以外にどこかへ行く予定は?」

3つ目の質問については、本当にそう聞かれたか危うい。よく聞き取れなかったので。。

でも明るく元気に「オンリー バンクーバー!」って言ったら特に何事もなく入国のスタンプを押して貰えました。わーい。


さあ、初めての海外、初めての外国の空港!
当然、預けた荷物をどうやって受け取るのか知りません…。


無事入国して30秒でオロオロキョロキョロし出すわたしの後ろで、同じ便でやってきた日本人団体旅行のガイドさんが「荷物は28番のレーンです! 入国審査お済みの方から28番のレーンに向かってくださーい!」と大声で叫んでいたのでした。ありがたくも勝手に参考にさせて頂き無事荷物のレーンへ。

友達から借りた、小さすぎる上にださいピンクのベルトが付いたスーツケースを回収すると、そのままスカイトレインの駅へ向かう。

多少迷いつつ駅最寄の出口から空港の外へ出ると、一気にひんやりした空気に包まれた。

この時期のバンクーバーの気温は大体日本の3月下旬〜4月上旬と同じくらいだったと思う。アウターがないと厳しいだろうとモッズコートを羽織って来たものの、暖かな日本の気候にすっかり慣れてしまったわたしに3月下旬の寒さは体感として思い出すことができず、まあ大丈夫だろうと、甘く見てライナーをつけてこなかった事を早速後悔する。

あ、寒い。失敗したかも。

曇天の下でWi-Fiの設定をしつつ身を震わせる。まあでも今更どうにもならないけど。

滞在中、どうしても耐えられない程寒ければH&Mにでも駆け込もうと決めて、空港発着の駅にしてはやたら地味な、立体駐車場のような建物へ向かった。

空港を出てすぐにある小さな公園。北米大陸でありますので、所謂インディアン(カナダでは"ファーストネーションズ"という呼称が一般的だそう)の文化も所々で見る事ができる。

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