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生命の情報と記憶


「へその緒」のことを初めて聞いたのは、
今年のことでした。

お客さまで、自然療法的な学びをされている方から。

大病や、治癒の難しい病にかかったとき、自分が生まれた時の、へその緒を粉にしたり、煎じたりして飲むと、病が回復へ向かうと!!
桐箱に入れられて、取っておいてあるへその緒の大切な意味。

外界に生まれ出る以前の、
胎盤と繋がり、母体と繋がり、何処からかやってきた生命の、或いはこれから出ていく地球の、
情報の源のような世界。
その膨大な情報を残す、繋がりの僅かな残像。

その話を聞いた時、とても感動しました。

そして、気になっていた、とあるアニメを観ていると、、、
(そのアニメはまだ途中までしか観ていないので、それについてはまた書きます。)

へその緒を煎じて飲むという話が出てきた!

諸説あるとはいえ、
この話に気持ちが動いたことは、少なくともわたしには必要な話なのかもしれません。

わたしのへその緒が取っておいてあるのか、
何処にあるのか定かではないけれど、
ウチの子どもたちのものは取ってあるので、何かの時にはその話をしよう。

生命の優劣や、善悪、
が無いとすれば、、、
現代では、調和を取りながら生きていくために学ばなければ、
さまざまな感覚や知恵が乏しく、鈍くなりすぎているように感じます。
わたし自身、あらゆる感覚が麻痺しているのだと。
何をどうすればいいかわからないという時、
まさに、現代では概ね過剰である事が原因な気がします。

食べ過ぎ、
情報の入れ過ぎ、
音や刺激、
日常のルーティンのほとんど。


自宅ではテレビを無くして数年経つのですが、
賑やかで、団らん的な記憶の残像を蘇らせてしまって、「年末に家族団らん」的な。
パソコンを使って、Tverでテレビ番組を久しぶりに観ました。
そうしたら、
面白いと思って観ているのに、
音の質のザラザラとした賑やかさと、色と光の刺激に少しダメージを受けてしまった。。。
さらには、クリスマスイブというので、
子たちの喜ぶメニューの食事を食べ過ぎて、
翌日はグッタリ。。。
消化や拝毒が追いつかないようです。。。

身体の感覚は、今は、合わないと反応しているのに、それでも記憶はとても魅力的に立ち上がってくる。
要注意ですね。

頭の中だけで判断するのではなくて、
今、わたし自身が心地よい選択をしていく。
そして、それは家族であっても、ひとりずつ違う可能性が、常にあるという事。
心は満ちる寸前なのに、
身体がグッタリ、、、という面白い体験のひとつとして、この経験はちょっと覚えておこうと思いました。

見て見ぬふりな日々を、
少し改めようと思ったクリスマスの午後でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

マノワ

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