古いWindowsタブレットをLinuxで復活 #SurfaceGo(第1世代)2024/04/25追記
お〜げさんです。
このシリーズの記事は久しぶりになりました。
今回はMicrosoft製のタブレット『Surface Go(第1世代)』に複数のLinuxをインストール・動作確認をした内容です。
<記事の投稿>
情報量が多いのでLinuxごとに分けて投稿します
【追記】2024/02/19
・Zorin OS 17のリンクを追加
・MX Linux 23のリンクを追加
・Manjaro KDE Plasmaのリンクを追加
・Ubuntuのリンクを追加
・elementary OS 7.1のリンクを追加
・マガジンのリンクを追加
Surface Go(第1世代)の仕様
Surfaceシリーズのコンパクト タイプ(10インチ)で性能よりも低価格・持ち運び性を重視したものです。
Surface Proシリーズが12インチ以上のディプレイを採用しているので一回り小さい。
Surface Go(第1世代)のスペック
<機種情報>
Surface Go (第 1 世代) の仕様と機能 Microsoft公式サイトより
・メーカー:Microsoft
・タブレット
・型番:Surface Go(初代)
・OS: Windows10(Sモード)・・・Windows11未対応
・CPU:Pentium 4415Y 2コア/4スレッド
・メモリ:4GB
・ストレージ: eMMC 64GB (128GB版はSSD)
・UEFI: 64bit
・ディスプレイ:10インチ 1800 x 1200(3:2の比率)
・WiFi:a/b/g/n/ac ・・・(Qualcomm Atheros QCA6174)
・サウンド
・ポート:USB Type-C(充電可能)
・サイズ:幅 245 × 奥行き 175 × 高さ 8.3mm 約522g
Surface GoとLinuxについて
LinuxのKernelがSurfaceに対応(注)しているためインストールの敷居は比較的低いと思います。(経験上)
ただ、Windowsと比較してLinuxのタブレット操作への対応が弱いです。
しかしデスクトップ環境(GNOMEなど)を選択する事で使い勝手はよくなります。
※注:
Kernelが対応しているいてもすべての機能・デバイスに対応している訳ではありません。
有志によりSurface専用のKernelを開発もされています。
■検索キーワード: Surface Linux Kernel
動作確認のポイント(確認項目)
1.64bit版に限定
2.アプリケーションの動作、使い勝手は対象外
3.快適さはあくまでも私の主観となる
【動作確認 項目】
・ライブ起動の可否
・インストールの可否
・WiFiアダプタの認識 ・・・重要
・ディスプレイ(タッチパネル・ペン操作)
・ディスプレイの輝度変更
・画面回転に対応しているか
→重要:回転時にマウス・タッチの座標軸がズレないか?
・サウンド ・・・Youtube動画で確認
・バッテリーの認識と充電 ・・・重要
※純正キーボードは未入手のため未確認
インストール時の環境
インストールの可否も大事なポイントですので同じ方法で統一しています。
1.ストレージはフォーマット済み(OS無しの状態)にする
2.インストール用メディア=USBメモリは同じアプリアプリケーションを使用してISOファイルを書き込み
動作確認対象 Linuxディストリビューション
基本的に国内で使用者が多いものを中心に選択しています。
タブレットの動作確認ですので、キーボード操作を重視しているものは除外 or 優先度を低くしています。
【Linux 公式サイト情報】Linux Japan-Infoより
ディストリビューション 公式サイト
Debian系
Debian
・ベース: Debian 12 bookworm
・デスクトップ環境: GNOME
MX Linux 23 ←クリックすると記事が見れます
■動作確認: OK
・ベース: Debian 12 bookworm
・デスクトップ環境: Xfce
Ubuntu系
Ubuntu 22.04 LTS ←クリックすると記事が見れます
■動作確認: OK
・ベース: Debian
・デスクトップ環境: GNOME
Pop!_OS 22.04LTS (動作確認完了)
・ベース: Ubuntu 22.04LTS
・デスクトップ環境: Pop Shell
Linux Mint 21.3
cinnamon
MATE
・ベース: Ubuntu 22.04LTS
・デスクトップ環境: cinnamon
MATE
・ベース: Ubuntu 22.04LTS
・デスクトップ環境: MATE
ZorinOS 17 Core ←クリックすると記事が見れます
■動作確認: OK
・ベース: Ubuntu 22.04LTS
・デスクトップ環境: GNOME
elementary OS 7.1 ←クリックすると記事が見れます
■動作確認: OK
・ベース: Ubuntu 22.04LTS
・デスクトップ環境: Pantheon ・・・独自
RedHat系
Fedora
Arch Linux系
Manjaro
KDE Plasma ←クリックすると記事が見れます
■動作確認: OK
・ベース:Arch Linux
・デスクトップ環境:KDE Plasma
GNOME
・ベース:Arch Linux
・デスクトップ環境:GNOME
EndeavourOS
🇯🇵 国産Linux
※現在、対象を選択中です。個人開発を優先しております。
Sakura Linux
Alchg Linux
PlasmaLinux ・・・開発者と情報交換中
私は『PlasmaLinux』の開発を応援しています!
開発者(Jotch-96くん)は開発再開を模索しており微力ながら応援しております。
PlasmaLinuxは2023年3月17日に開発終了の追い込まれました。
※詳細についてはここでは触れません。
YuKKURI Linux Lite
残念ながら、32bit版のため今回の動作確認の対象から除外しました。
Univalant GNU/Linux ・・・開発者へ打診予定
番外編 ChromeOS Flex
GoogleのChromeOSと堂々の機能を持っているChromeOS Flexです。
Googleに買収された企業がGoogleと協力して開発しているものです。
※Androidアプリの動作が省かれています。
ChromeOSはOS単体で販売されていませんが、Flexは公式サイトからダウンロードして市販のパソコンにインストールする事が可能です。
※個人利用の場合は無償です。
Version : 「120」最新バージョン
※現在、動作確認の結果を整理中
レビュー記事
■ITMedia PCUSER_
「Surface Go」日本モデルを冷静にチェックする
■PC Watch
価格がこなれたいまこそ再評価すべき2in1「Surface Go」
■the比較
マイクロソフト Surface Goの実機レビュー
マガジン
みんなのリナックス・Linux 【共同運営マガジン】
古いWindowsタブレットをLinuxで復活
古いWindowsタブレットをLinuxで復活-実機(SurfaceGo)
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
記事の投稿は順次行います。対象のLinuxも増やす事も考えております。
Linuxの動作確認(パソコン、周辺機器)を行っております。 パソコンは古い機種をメインに動作確認、周辺機器はWiFiアダプタなどがLinuxで動作するか?を確認しております。 機器購入の費用としてサポートをお願いします。