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バタフライピーを種から育てた話《前編》青いハーブティー

2020年にバタフライピーを種から育てグリーンカーテンを仕立てました。
花、さや、ツルを有効活用、最終的に種も収穫しました。
今年はその種をまいて上手く育つか試してみるつもりです。

そこで、去年の種まきから種とりまでを思い出しながら書いてみることにしました。
今年バタフライピーを育ててみようと思っている誰かのお役に立てると良いなと思います。

種の購入

種はAmazonで『バタプライピー種』を検索してみつけました。
バタフライピーティーとかが沢山出てきましたが種もありました。
金額は800円くらいで20粒弱の種が入っていたと思います。
種をまく時の注意事項が書いたものが同封されていました。

種まきの準備

同封の注意事項に沿って種まきの準備をしました。

・発芽温度は20℃前後
・移植を嫌う
・水はけのよい土(蒸れに弱い)
・種の表皮に傷をつけ一晩ほど水に浸けてからまく

▼プランターに鉢底石を2cmくらい入れてから野菜と花の培養土を入れる
▼プランターは地面に直置きせずに、レンガを置いた上にのせ地面との空間を作り蒸れにくくする
※土を入れたプランターは重たいのでグリーンカーテンを施したい場所に最初に空のプランターを置いてから土を入れると楽です。
※土は自分でブレンドするよりも培養土を購入したほうが手間も失敗も少ないと思います。培養土なら肥料も必要ないでしょう。

種まき、間引き、摘芯


▼種まきは5月のゴールデンウイーク後に行いました
▼注意書きに沿ってナイフで傷をつけた種を一晩水に浸してからまきます
▼プランターの土に割りばしで深さ2cmの穴を15㎝間隔で作りその中に2、3個種を入れて土も入れたらたっぷり水をやります
※発芽温度が20℃前後と高めなので栽培地域の気温にもよりますが暖かくなってからの方が発芽率は良くなると思います。
※発芽までは土が乾かない程度に水やりを管理します。1週間から10日ほどで芽が出ます。

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芽が出ました!
芽が出たら土が乾かないように水をやりますが、やりすぎには注意です。

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双葉が開き、本葉も出てきました

▼間引きをします
※1つの穴に種を2、3個入れたので2、3本が近い場所から芽を出すので本葉が開いたら茎が太くしっかりした苗を残して間引きします。
※本葉が開いてからの水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

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▼グリーンカーテン用のネットを準備します
※ネットはしっかり張りをもたせます。ふにゃりと頼りないネットだとツルがここに巻き付いても大丈夫かな?と不安になって巻き付いてくれません(個人の感想ですが・・・)

▼苗が10㎝以上に育ったら摘芯(茎の先を切ります)をします
※摘芯は必須です。これをしないと、ひょろりと茎1本だけが伸びてしまいます。摘芯するとわき芽が出てくるので適宜摘心をしてわき芽を増やし、誘引してネットいっぱいにツルを巻かせてふさふさのグリーンカーテンを目指します。

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去年は梅雨が長く気温の低い時期もあったので生長は遅めでしたが
梅雨が明け暑くなるとグングン生長し次々と花を咲かせ始めました。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

花を摘んでハーブティーに

▼花は指でガクの部分をつまんで摘み取ります
▼花をしっかりと乾燥させます
※フレッシュな花もお湯を注いでハーブティーとして飲めますし、エディブルフラワーとしてサラダやスイーツの飾りにして食べることもできます。
※濃く青い色を出してお菓子作りなどに使う楽しみもあります。

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100円ショップで買ったセーターを平干しする用のネットを使って干しました。外に干すと風で飛んでしまうので、外に干す場合は囲いのある野菜干し用のネットを使うと良いと思います。

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インスタには映える画像がいっぱいです!
流行りの琥珀糖の色付けにも良いですね、濃い青から淡い水色、レモンをたらしてピンクや紫に色を変化させていろいろと作ったら楽しそうですね。


後編では、さやの食べ頃や食べ方、ツルの利用方法、種の収穫について書こうと思います。


お読み頂きありがとうございました。
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