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【みちしるべ#12】松澤俊行さん~30年間積み重ねてきた全日本エリート~(前編)



みなさんこんにちはーみちしるべのお時間です!
第12回のゲストは松澤俊行さん、よろしくお願いいたします!

プロフィール

2012年世界選手権@Switzerland
写真:WorldofO.comより

松澤 俊行さん
 過去には京葉OLクラブ、三河OLC、静岡OLCに所属、現在は自身が立ち上げた松塾に所属。1991年東北大学入学。2003年、愛知教育大学に再入学し、スポーツ指導について学ぶ。2013年からは短大教員として「体育」「野外教育」関連科目を担当し、日々学生と共に体を動かしている。

インタビュアープロフィール

撤収にて綺麗に巻けた赤白テープと

寺町 俊輝
千葉大学4年(2020年度入学)
呼び込みたい福:鈴木福さん

山リハリレー2023@石尊山

森下 遥
千葉大学4年(2020年度入学)
呼び込みたい服: 1枚でもインナーとしても着れそうなボーダーのトップス

30年連続全日本エリート

―30年連続全日本エリート、率直なお気持ちは?

 自分でも胸を張りたい気持ちと、自分勝手なことをしないと成り立たない記録でもあるので、全日本の運営者や家族の支えに感謝したいです。

―出場が危なかった年はありますか?

 2020年度は特例措置で出場しました(当時は「全日本大会エリートクラス出場資格規則」の移行期にあたり、クラス内の組分けによりレベル差が生じた大会の資格取得要件に特例が設けられた)。また、大学4年生のときは、県協会からの推薦をもらうために、県協会の方の自宅まで出向かってハンコをもらいに行きました。51歳の今年で30回目です!

 自分の体力の低下とともに年々E権(選手権クラス出場資格)の取得が厳しくはなってくるので、52歳に近づかない早いうちにいい結果を残しておくのが大切だと思っています。

―今までで思い出に残っている大会は?

 なかなか一つに絞るのが難しいところではあるんですが・・・。やはり、日本選手権で優勝した大会は印象に残っています。ロングだと2012年の5月、スプリントだと2009年の10月ですね。今でも心の支えになっています。

―モチベーションは何ですか?

 全日本の選手権クラスへの出場を続けたいというのは一つの大きなモチベーションになっています。ではなぜ、選手権クラスへの出場を続けたいかというと、やはりコースが面白いんですよね。いろいろな能力を問われる。本当に自分の限界を試される。

 優勝を争っていたような時期は、ある程度余力があったのですが、今は本当に余力がなくて、フィニッシュしたときにへとへとになる。それも本当にやりがいがあることだと思っています。

もうちょっと、頑張ってみよう

2012年5月全日本大会@広島 M21E優勝

―若かったかつての自分と比較して、嫌になったりしないのかな・・・

 全日本の優勝・入賞争いから振り落とされている今、自分の在り方に疑問を持つこともありますね。年齢別クラスに出たこともありますし、いろんな選択肢はあると思いますが、続けられるチャレンジは続けています。それの繰り返しですね。今しか味わえないことを楽しんじゃっています

 またOLCルーパーの方6人と自分一人で対抗戦をすることに決めています。OLCルーパーの方が6人の内一人でも出場されているときは、対抗戦が始まります。ルーパー側は「私に勝った人数」が、私の側は「私が勝った人数」が得点となり、勝敗が決まります。それがレースを諦めなかったり、投げ出さなかったりすることの一つの理由にもなっていて、これからも続けていきたいと思っています。

―今後の目標はいかがでしょう?

 全日本選手権に出る、そして出ることが決まったら、20位以内を目指しています。今年はミドルが28位のロングが55位と及ばず・・・21年度のブランシュたかやまで、18位になっているのですが、その時はやはり充実感がありました。あとは日本ランキングイベントで表彰を受けることですかね。

後編は2月2日(金)に公開予定です。
学生必聴!春インカレテレイン「三河高原牧場」のお話が聞けるかも!? 

お話の続きはポッドキャストにて先行配信中~

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