いつ歌われても良いように「硝子ドール」を履修しておこう
どうも、まるまいです。
前回のnoteから少し期間が空いてしまいましたが、元気です。
最近はiPhoneのミュージックが半年の無料期間に入ったので何かしら新しいアーティストの曲を聴いてみたいなと思い、僕の好きなゲームとコラボした曲をリリースしていたLE SSERAFIMを聴き始めました。
聴いてしかいないのでメンバーの顔とかは全然知りませんが、通学の時とかに聴いて、良いな〜とか思ってます。
適当に好きな曲をぶち込んだセトリをシャッフルで流したりしてるんですが、ORANGERANGE→アイカツ!→LE SSERAFIMみたいな順番で流れると高低差が激しすぎて笑っちゃいます。
ん?
あっ、硝子ドール!
そういやこの記事は硝子ドールを履修する記事でしたね。
皆さんご存知ですか?硝子ドール。
アニメ「アイカツ!」で登場するキャラ藤堂ユリカ様の持ち曲です。
ユリカ様は「血を吸うわよ!」でお馴染みの600歳の吸血鬼さんです。裏の顔なんてもんは無いし、決してニンニクラーメンが好物だったり普段はメガネっ娘だったりしません。ええ、しませんよ。
そんな吸血鬼様が持っている曲が「硝子ドール」。
それを何故履修しようとしているのか。
はい、わかなちゃんが好きだからです。
僕はアイカツ!をシーズン1(50話)だけ観たんですけど、ブログで出てきた89話が気になるのでまた続きを観ようかなぁなんて考えています。
僕は普段アニメを観ないので、50話観るのも中々疲れてしまったんですよね。アイカツ!の内容自体はめちゃくちゃ面白かったです。感想noteも書いたし。
そんで、僕は思うのです。
いつかわかなちゃんが硝子ドールを歌う日が来るだろうと。
まだ彼女がアイドルになるよりずっと前。
誕生日会やクリスマスパーティの項目には必ず"わかなの「硝子ドール」"が入っていたそうな。
まぁ、そもそも良い曲だし履修しといて損は無いだろうと。
そして実際に歌ってくれた時に皆の中に湧き起こる感動をより大きなものにしていきたい。
公式で出てるやつはテレビサイズなので全編ではないですが、とりあえず聴いてください。お願いします。
まずこの曲、イントロでなかなかロックなエレキギターが入ってます。
アイドル活動をテーマにしたアニメで、ゴシックな雰囲気を醸したステージ・衣装からは想像の出来ないサウンド。良いですね。
そしてこっからは僕なりの歌の解釈なのでご理解を。
僕は、この歌は藤堂ユリカが自分の好きなブランド「LoriGothic」に出逢う前の話なのではないか、と考えています。
というのも藤堂ユリカは元々控え目な性格で、入学当初他のアイドル候補生の活気に対して引け目を感じ、自分を塞ぎ込むようになっていました。
そんな彼女を変えたのがブランド「LoriGothic」。
LoriGothic特有のゴシック調の衣装を見て、幼少期に好きだった吸血鬼のキャラを真似て演じるようになり、そこから人気を博し始めたんですね。
へ〜
それを踏まえて歌詞を見てみましょう。
「乱反射する眼差し」は他の候補生の視線でしょうか。
確かでないけど感じる視線に対して、怯えているように見えます。
「ビードロの重い空」「ざわめく風」からは、どこか不穏な空気感を感じますね。
見えない誰かに対して助けを求めていますね。
鍵が壊れているってことは、鳥籠の中からは開けられないのでしょうか。
しかし僕は、本当は鳥籠から自分で出られるのではないのかと思います。
何故そう思うのか、次の歌詞を見てみましょう。
先程の理由ですが「自分だけに見える鎖」というのは、簡単に言えば「自意識」のようなものではないのでしょうか。
自分には見えるのに、第三者からは決して見えない鎖。それは他のアイドル候補生に対してユリカが感じていた「引け目」の事。
それから解放してくれる何かが現れてくれるのを夢見て、待って待ってそして待ちくたびれた硝子の瞳。
本当はこんな事もうやめてしまいたいのに、今の生活が崩れてより酷いものになってしまう事を怖れて結局変われずにいる。みたいな。
本当は出られるはずの鳥籠を、鍵が壊れた事にして篭っているんじゃないかと考えます。
そんな自分の感情とは裏腹になり出すアラーム。
いっそこの世界ごと無くなってしまえば良いのに。
空は雨模様で、早く朝が来ないか待っている。
「夜」というのは恐らく芳しくない今の現状の事。
「時」は鳥籠から出られる瞬間の事。
未だ「あなた」は来ない。
錆びた扉が連れてくる光ってのは、陽の光ではなくレッスン場のような電気の光なのではないでしょうか。
また今日も陰鬱なまま授業が始まる。
深い森の奥は今の自分が立たされている状況を比喩したもの。
夢の中で揺蕩いながら、今の立場に居る事で自分の尊厳が守られているようで、本当は何も守られていない事をユリカは分かっているのに。焦っているのに。
それでも、今の自分に対してどこか安心してしまっている。
このままの私で生涯を終えることが出来たら...
今の自分に対する安心でそんな事を考えてしまう。
けれどそんな事を考えていながらも、頭の片隅では鳥籠から旅立つ時が来るんだと、そんな予感を感じ取っている。
最後は1番のサビと同じ歌詞。
色々なことを悩みながら、考えながら。
結局、"またくりかえして"いますね。
そしてこの歌の後、ユリカはLoriGothicと出逢い見事人気のアイドルへとなったのでした。めでたしめでたし。
みたいなね。
色々想像出来ますよね。普通にヴァンパイアの物語として捉えることも出来るかもしれないし、他の捉え方もあるかもしれない。
ただ1つ言える事は、硝子ドールがめっちゃ良い曲であるということ。
いつかわかなちゃんが歌ってくれるその日を心待ちにして。
皆さんもユリカ様を応援しましょう。
あと松本わかなちゃんもお願いします。
では!
まるまい
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