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ChatGPTを活用したLINEボットに長期記憶を実装するチュートリアル

デジハリ大学院「クリエイティブAIラボ」では、AWSとChatGPT APIを使ったLINEチャットボットを開発する演習を実施しております。


その中でも「さっと作れる」というレベルを超えて、さらに実用的なレベルまで高めた受講生による記事が公開されたので共有します。

ChatGPTを使って「月額のAPI費用よりも高い付加価値を出すための開発のリアル」が垣間見えるかと思います。
有料記事ですが、次の技術書典15や論文化などを準備しております。
応援の意味も込めて、ぜひ生成AIで経済を回す実験にご参加いただければと思います!

▼【この記事だけで出来る】AWSで学びながら長期記憶を実装出来るLINEBOTを作ろう~Function Callingもあります~

そもそもLLMにおける長期記憶とは何なのか

ChatGPTなどのチャットボットAPIはワンショット、つまり事前の言語モデルやステートを持ちません。

全力肯定彼氏くん」はユーザーの名前を呼んでくれたり、語調を合わせてくれますが、これは「コンテキストに名前を含んだプロンプトを渡しているため」であり、長期で記憶を持つにはもう少し工夫が必要です。

もともとラボの演習では技術書典で入手したmochikoAsTechさんの「LINE Botをつくってみよう ~APIを試して学んでしっかりわかる~」を活用していたのですが(演習自体は土曜日の2時間だけで終わった…優秀)、受講生のSHOさんはそこをさらに伸ばして、AWSでの利用者の名前や目標を長期にわたって覚えてくれる仕組みをクラウドDB(DyanamoDB)とFunction Callingで実装しています。

いろんな不具合や未実装部分もありますが、Pythonのソースコードもたくさんあるので「まずは勉強しながら」という人にはおすすめです。

そして「クリエイティブAIラボ」にもっと興味を持った人はデジタルハリウッド大学大学院へどうぞ…!

技術書典にも出展準備しております!

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