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心無いAI作画でAI作家の心も傷つきます。

★2024/4/16和解に至ったため加筆修正を考えましたが、修正し別エントリーにします。

ここ数日、非常に心を痛めていることがあり、筆を執ります。

やんわりと表現してきたのですが

■AI漫画における新たな問題を発見

最近、弊社のIP似せたキャラクターイラストレーションを意図して描かれる方や、類似サービスを立ち上げる方がいらっしゃいます。

特に「Koto」は2023年10月19日以来、丁寧に毎日のブログを通してキャラクターとして育ててきたのデザインです。

Koto自体も少しづつ進化してきており、よりシンプルで親しみ深いデザインになっています。意図しない類似を避けるために、今後はより特徴的なデザインを導入していきます。作画自体はご自身の自由ではあると考えますが、原作者に許可なく類似の意匠を意図して似せる行為や、原作者の指摘があったうえ類似作品を作り続ける行為は、AI作画であったとしてもなかったとしても、公然と認められた権利ではないと考えます。また一部のキャラクターには商標権などの工業所有権が存在します。

「偶然の一致」であったとしても、原作者の一人としては依頼もしていない類似作や二次創作を無断で制作、公開されることは不快であることをお伝えします。

もしこちらの考え方に何か認識違いがあるようでしたら、お早めにTwitterDM@AICUaiにご連絡ください。

画像生成AIクリエイター仕草(v.1.0)

#SD黄色本 p.200 より 「画像生成AIクリエイター仕草(v.1.0)」

画像生成 AI クリエイター仕草 (v1.0)
ここまで、テクノロジーとテクニックの話を中心に解説してきましたが、これからは画像生成 AIの倫理や法律についての理解も常に柔軟にアップデートされていく必要があると考えます。AICUmedia 執筆チームのこれまでの経験で「画像生成 AI クリエイター:するべきこと・すべきでないこと」をまとめてみました。
すべきでないこと
・他者の迷惑になること。
・技術的な可否と法律上の可否とマナーやモラル、過去の常識やリスクや感情を混ぜて混乱させること。
・(スキルがあるからといって)他者の作品を上から目線で批判すること。
・画像生成 AI だから安いとか、自動だとか、無償で何かを作れるとか「楽して儲かる」など世間を誤解させるようなこと。
すべきこと
・楽しむこと。作品を作る情熱を持ち続けること。
・わからないことは自分で調べて、共有し、コミュニティや Issue で共有すること。
・あいさつ、返事、お礼、質問を具体化、質問時は「わからない」だけでなく詳細な情報、
進行具合を報告するなど誠意、他者に対するリスペクトや理解する姿勢を持つこと。
・「ぬくもりティ」だいじ。オープンソースコミュニティの開発者には敬意をもって接しよう。
AICU 社も note にコミュニティを運営しています
AICU: AI Creators Union
https://note.com/aicu/membership/join

#SD黄色本 p.200 より 「画像生成AIクリエイター仕草(v.1.0)」

Google Image Search

他者が公開しているプロンプトの場合は、ある程度のオープンさをもったキャラクターデザインであるか、masterpiece(マスピちゃん)やmikuのようなミームレベルになっている概念ですが、それ以外の「他人の空似」を防ぐためには、Google Image Search (Google Lens)を使いましょう。
https://images.google.com/





https://corp.aicu.ai/chatax

このキャラクターは新作になる可能性が高い

こんな問題もあります。
私自身のPixivアカウントはPixivによって消滅させられています。

今まで作ってきた作品がぜんぜんヒットしなくなっている!

AICU Inc. キャラクター二次創作ライセンス(ver.α)

また今後このような事故を防ぐために二次創作ライセンスを作りました。

まだ素案レベルですが、心無いAI作画でAI作家の心も傷つきます。
作画自体が簡単にできるということや、真似られるというとと、実際に作者が見えるところで公然と真似をしていいのか、ということについては、作者自体のモラルが問われることであり、まずは当該作品の作者さんに意図を聞いてみたいと思います。

私の勘違いだということであれば、それはそれで申し訳ないです。
あらかじめお詫びしておきます。


以下は、類似作品のエビデンスです。
訴訟になった場合の時系列を整理しておきます。

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