たろさんの不屈の挑戦と夢に触れて。 #ともに生きる
ともいきメタバース講習会で参加してくれていた車椅子・たろさんのエピソード、運良くニュースの特集動画が残っていた
14000km、アメリカ・カナダをバイクで横断した車椅子の青年が、いま福祉タクシーの不具合を解決している。
挑戦し続ける人生を、応援したい。
#ともに生きる
★たろさんは「3/4麻痺」、つまり四肢のうち左手しか動きません。
激走!大陸横断1万4,000キロ
(ニュースキャスター)アメリカ大陸横断に挑戦しました。野宿もしながらの2ヶ月か彼が困難な旅に挑んだのには理由がありました。
服部一弘さん37歳。2か月をかけ北米大陸をたったひとり、3輪バイクで横断している。彼は胸から下が動かない、第一級の身体障害者である。腕の力だけで這い上がるようにバイクに乗り込む。
それでもこうやって一人、過酷な旅を続けてきた。14年前にやり残した、一つのことに自分の中でケリをつけるため。
1986年。彼は仲間と仲間と連だち、北米大陸1周のバイクの旅に出かけた。 その途中。カナダで交通事故に遭い、下半身不随の体になった。
事故して、車椅子になってしまって。
年金入ってなかったので。
定期的に入ってくるお金が無くって。
宝石屋さんに住み込みで、教えてもらって。何とかなるかな、と思ってたらバブルはじけちゃって。仕事なくなってきた。毎日毎日食べていくのが。本当、夢に向かっていけない状態が続いて。ようやくですよ。
途中で断念せざるを得なかったアメリカ横断旅行への思いが、彼の中でくすぶり続けていた。「この旅」を終えないうちは次の一歩が踏み出せない。借金をして資金約600万円をかき集め、バイクも手に入れた。
事故にあったのと同じ8月30日。カナダ東部の街をスタート。北米大陸を横断し、14年前の旅のスタート地、ロサンゼルスを目指す。
全行程1万4000キロ。動かない足を固定するための金具を取り付け、腕だけですべての操作ができるようにバイクには改造が施されている。
彼は自分を試すように走り続けた。9月21日。37回目の誕生日を祝った。
14年ぶり頬に感じる風が心地よかった。
自分の中ではの大冒険なんですよ大挑戦だし。もう最初からキツイと思ってたけど。歳もとっていくし。挑戦するなら今しかないかなと。
何かに憑かれたように彼は毎日7時間、広大なアメリカの大地を、食事もとらずに走り続けた。この日は400キロほど走って目的地に到着した。
この旅で、英語がだいぶ上達した。
都会を離れると必ずキャンプをして旅の費用を節約してきた。テントの設営などは手慣れたものだ。
大自然の中で何度も自分を見つめ直していた。
自分は社会にとって何なのか。
「君はもう一生車椅子だよ」っていわれたときは、正直ショックでしたね。
親兄弟、親戚に、友達に迷惑かけるし。
死んでしまおうかって思った時も何度か、ありましたけど。
何となくこう。「健常」でいた時には感じられなかった、よそよそしさみたいなものを感じたし。
実際。あの……デパートで。混んでる時に買い物に行って。
「邪魔だ」と言われたこともあるし。
「なんか 社会の お荷物なのかな。そんな人間なのかな」って
思ったこともありました。
そしていよいよゴールの日。
日の出とともに起床。いつものように手早く荷物をまとめ、キャンプ場を後にする。一路、ゴールのロサンゼルスを目指す。あと500キロ。
もしかしたら、また歩けるようになるかもしれないし。歩けなかったとしても今の状態の中で精一杯、自分のできることをやって。大げさな言い方をすれば「人生を楽しむ」 ということをしていかなければ勿体ないな、って思い始めて。楽しく生活しなければ勿体ないなって。
突然バイクから異常な音が聞こえてきた。
彼は荒野の中でバイクを停めた。これまで6回。走行中に故障して立ち往生している。
ここで旅を諦めてしまうのか。決断が迫られる。
いつまた止まってしまうか分からない不安を抱えながら、彼は再び走り始めた。あと300キロ。バイクは激しく振動し、大きく右に傾いている。
ハイウェイでスピードを上げると、左右に蛇行する。
ゴールまで残り250キロ。彼もバイクもすでに満身創痍の状態だった。
どうしても。意地があって。無理をしてでも車椅子と(?)きろう。それが自分の気持ちに決着つけることだし、けじめがつくと思って。
最後の給油を終えた。ゴールまであと15キロ。両腕は振動によるしびれで感覚がなくなり始めている。
自分で、新しい夢を見たかったんだな。
ちゃんと前の夢、終わってないのに。なかなか新しい夢がみれなくて。
それをなんとかしたかったんですね。
10月27日。ここを曲がればゴールのサンタモニカ桟橋。
彼を応援してきた10人ほどの仲間たちが、日本から駆けつけ、出迎えた。
仲間たちの祝福を埋めた後、彼は一人その場を離れた。
「やっと辿り着いたんです。行動して、何が残っているかというと、まだわからないけど。でも 少なくとも、次の夢、みれるように」
そのたろさんは、10年前に脳内出血で右半身不随。3/4麻痺になり、言葉の自由も失った。
にこやかなたろさんの背景にこんな冒険があったことを知れて嬉しい。
自分のやりたいことをやって、事故に遭って。
記憶もない1ヶ月、その後の辛い生活、諦めきれない夢。
挑戦と達成。自然と向き合い、涙と、向き合い、それでも前に進んでいる。
たろさんの挑戦は、左手一本で、メタバースや生成AIを使って、
社会の理不尽を伝える作品。
最初はこのレベル。
Bing Image Creatorを使ったら、確かにできる。
Twitterで手伝ってくれる人もいて、ちょっと嬉しかった。
でもこんなこともあった。
最終的にできた作品はこんな感じ
生成AIを使ったか使っていないか、ということはあることではないのですが、どのへんがどれぐらい大変だったか、察してみていただけると幸い。
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