修習地の下見と物件選び

 2024年2月10日、修習地に行ってきました(日帰り)。
 高速バスに揺られ、朝5時半に到着。三列シートで思ったより快適だったものの、途中目が覚めてから一向に寝付けず、結局4時間くらいしか寝れませんでした。
 北の方の修習地だけに東京よりはるかに寒く、また人通りはほとんどありませんでした(日の出前だったこともありますが)。典型的な地方都市といった感じで、ちょっとテンションが上がります。

 しばらく駅前や街中を散策し、土地勘をつかみます。特に物件選びで重要となる裁判所や検察庁の位置を把握するため、実際にその場に行ってみました。ほかにも、城址や神社にも軽く足を伸ばし、観光っぽいことをして、不動産会社の予約時間である10時まで時間をつぶしました。

 その後、予定通り不動産会社を訪れ、応対してくれた担当者に希望条件を伝えました。その結果、4つの物件に候補が絞られ、実際に内見してみることに。丁寧な物件説明もさることながら、道中現地の商業施設や病院の場所、路線バスの運行状況、自転車やバイク通勤をするなら気を付けたほうがいいことなども教えてもらい、そのおかげで住み始めてからの通勤や買い物のことを考えながら、内見に臨むことができました。
 2時間半の物件巡りを終え、最終的に2つにまで絞られました。片方は、間取りが一人暮らしでは持て余すこと確実なくらいの広さで、日当たりがよく、裁判所や駅からさほど遠くないが、家賃が予算上限の部屋。もう片方は、一人暮らしによくある広さのワンルーム、日当たりは微妙で駅や裁判所へのアクセスもあまりよくないが、家賃は予算より2万円も低めの部屋。(もちろん他にも考慮する要素はありましたがここでは省略します)
 経済的合理性を追求するなら断然後者ですが、生活の利便性や気分を優先すれば前者です。決めきれなかった私は、とりあえず担当者にどちらの物件も押さえてもらうことにして、この日の物件選びを終えました。「3日以内に決めてください」と言われたので、明後日までに決めます(2024年2月11日現在)。

 ここまでで一旦この旅の目的を達成した私は、早朝から活動していた疲労もあり、温泉に入りたくなりました(唐突)。検索すると隣町にあるようなので、昼食を食べたのちに電車で一駅分移動してお湯につかりにいきました。地元の人たちでにぎわっており、自分もここに住んだらヘビーユーズすることになるんだろうな、としみじみ感じました。

 ちなみに、元々帰りも高速バスを予約していました。しかし、湯につかりながらどっと疲労と眠気が襲ってきたのを感じ、この体力では高速バスには耐えられないと判断。すぐにキャンセルして新幹線を予約してしまいました。
 大学生の頃は往復高速バスでもあまり疲れなかったのに、もう無理になってきたんだな、と少し悲しくなりました。

 さて、現地を訪れた感想ですが、予想よりも静かで落ち着いた町でした。ずっと東京暮らしだった私からすれば、若干物足りなさを感じつつも、駅地下やイオンまで行けば買い物で不便をすることもなさそうだったので、住環境は悪くなさそうです。しばらくは、都会の喧騒を忘れてひっそりと暮らしていきます。
 物件が決まれば引っ越しを考えなければならず、また修習に関する手続も山積みです。しばらくは事務処理頑張ります。
 それでは、また。

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