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0から勝ちたい蟲神器(現環境の答え)

こんにちは、初noteです。普段はポケカと蟲神器をメインで活動しております。
・蟲神器公認33回優勝
・その他MDや遊戯王、ポケカの小さい大会で何度か優勝
ずっと紙と共にいる生活でしたが、ある日とある発言が目に入りました。

公認大会に出ても強い人に負けることがわかっているので、公認大会に出たくない。

ゲームなので、勝てないと面白くない気持ち、とても分かります。筆者も同じです。

しかし新規ユーザーがいなくなってしまうと、ゲームとして廃れていくので、やはり新規層には大会に出て欲しい。そして、初心者の方に優勝を勝ち取っていただきたいと思いこのnoteを執筆しました。

注意:本項は初心者や新規層でも優勝出来るよという内容でございます。


・どうやったら勝てるのか

正直めちゃくちゃ簡単です。下記の組み合わせでこのゲームは制することが出来るといっても過言ではないです。
1. 環境入りしているデッキを握る。
2.結果を残してる人の構築を真似する。
3.1人回しで練度を上げる。
4.動画を観て学ぶ(非推奨)
5.オンラインで練度を上げる。

順に解説していきます。

1.環境入りしているデッキを握る

環境デッキとは
→現在の競技シーンにて上位の成績を取り続けているデッキ
では、環境と呼ばれるデッキにはどんなものが存在するのか
・水生昆虫
・速攻
・ワンショット
今期ではこと3つが挙げられると思われます。
その中で筆者がオススメしたいのが、ワンショット と呼ばれるデッキタイプになります。

ワンショットとは
→下記2枚を駆使して1ターンで5〜6回縄張りを攻撃してそのターン中に相手を倒す手段のこと。


インチキカード1、0コストで手札からなんでも出せるパワーカード
インチキカード2 何故か1コストで餌場から蟲が出てくるパワーカード

では何故他の2つがオススメ出来ないのか
水生は難易度がずば抜けて高く、速攻は運要素が大きすぎるためです。
手っ取り早く勝ちたいのに練度が物を言うデッキや、道中飛び出された瞬間に負けがほぼ決まるデッキを握るのは、コスパが悪すぎます。
その点、ワンショットは手札を集めるデッキなので手札を揃えれる事が出来れば、ほぼ全ての相手を倒すことが出来ます。(擬態王台やオンブループなどのおみくじは考慮しないものとする)
尚且つ、ワンショットを極めれば蟲神器が上手くなる上に、決まった時の快感は他のデッキでは味わえません。

上記の点から勝ちたいのであれば最初にワンショットを握るのが、全ての近道と考えられます。
実際のワンショットの立ち回りも後述いたします。

2.結果を残してる人の構築を真似する。

正直、勝つだけならまずこれをやるべきだと筆者は思っています。
皆様、好きなカードや面白いカードをを入れて戦っていることでしょう。
もちろん楽しむのが目的ならそれでも構わないですが、勝ちたいだけなのであればそれらは恐らくやらないほうがいいと私は思います。

なぜしない方がいいのか
カードゲームの熟練者はデッキに入っているカードの採用理由は全て説明出来ます。
明確にあのデッキに刺さる、絶対に引きたいので2枚入れている、自分のデッキの弱点を補間するetc
しかし初心者の「これ強いのでは?」や「これ入れてみると面白そう」は裏目を引いた時や環境デッキに刺さらなかった時が弱すぎます。

ならどうすれば良いのか
簡単です。

人の構築を真似しましょう。

結果を残している人の構築は全てのカードに採用理由が存在します。
すなわち一般的に無駄が少ないとされています。
なので練度が上がるまで、人の構築を真似し続けてください。何故このカードが入っているのか分からない部分があれば、そのデッキを組んだ人にXのDMで質問してもよいかもしれません。(蟲神器プレイヤーは全員めちゃくちゃ優しいので、ほぼ確実に教えてくれます。)
また、Xで「蟲神器  優勝」で検索をかけてみてください。熟練者の魂の構築がそこには掲載されています。
Xをしてないよ〜という方はYouTubeで「蟲神器  優勝」と検索をかけていただけると、直近で優勝した構築が掲載されています。

3.1人回しで練度を上げる

人の構築を真似して次にやることが1人回しとなります。
1人回しをすると何を得れるのか
→デッキの基本的な動かし方を把握すると共に、選択を悩んだ時に最適解を出しやすくなります。
今回はワンショットを使う際に意識することを記載します。
1.餌に埋めるカードの選択
玉響とペアで出す分は餌に埋めない等
2.7打点を出すためにどこかで1〜2点出す判断
3.蜜蝋の壁を置くタイミング
4.打点計算(玉響大型玉響大型蜉蝣×2+1コス+リオック×2 手札8枚+3餌で7点等)
等がございます。
それらを1人で回してデッキの動かし方を学ぶことことで、本番でも学んだことを活かしやすくなります。(また考える時間が減るので対戦相手の時間を奪わなくて済みます。(ここが一番大事))
是非1人回し、活用してみてください。

4.動画を観て学ぶ(非推奨)

非推奨としている理由ですが、最近の環境の動画が極端に少ないからです。
他のカードゲームは動画が潤沢にある為、視聴して学ぶことが出来ますが、蟲神器ではそれが出来ません。(2弾環境までは大会等の動画があるため、立ち回りを学ぶことは可能)

5.オンラインで練度を上げる

現在、discordにてヒグラシサーバーと呼ばれる鯖がございます。参加者は1200人を超えており、日夜オンライン対戦が繰り広げられています。
そこでオンライン対戦をすることで、1番重要であるプレイングを人に聞く ということが出来るので、今抱えている悩みを解決することが出来ます。
また、対戦するデッキを指定することも出来るので(相手がそのデッキを作成していれば)合わせて聞いてみても良いかもしれません。

・現在使用している構築、各採用理由、立ち回り

ここまで聞いて皆様はこう思われたはずです。

練度を上げるのが面倒くさすぎるしすぐ勝って気持ちよくなりたい

そんな皆様のために現在私が使用している構築を掲載しておきます。
これを握れば環境デッキには五分以上で勝てます。

・構築

プレミさえしなければほぼ全ての相手に対応可能

・採用理由

ニセハナマオウカマキリ×2
全ての蟲(強化カードで2000を超える場合を除く)を葬ることが出来る他、連撃で2打点与えることが出来る可能性が高いため採用。現環境では、主にタガメを葬るために使用されがち。強すぎるため1は有り得ません。

リオック×2
0コス1点が弱いわけありません。7点を出す補助をしてくれる他、速攻デッキに強く出れます。禁止カード級ですが、禁止では無いのでありがたく2枚使わせてもらいましょう。

テナガカミキリ×2
環境に多くいるパラワンオオヒラタや、低速デッキに入りがちなヘラクレスオオカブトを1体で葬ることが出来る。水生相手に顎門で2点とることも多い。また、連撃なので速攻にも強く出れる。1〜2は欲しい。

オオミノガ(幼虫)×2
最近評価を上げたカード。1T目に1点だけ飛ばすと、爆熱弾以外裏目がないので、手札に幼虫を抱えているなら強い行動。また後述のカードと組み合わせることで1ターンで7点を出すのが現実的になった。2枚欲しい。

カイコ(幼虫)×1
オオミノガだけだとイラガで7点取れる可能性が若干低いので採用。普通に餌埋めする。

イラガセイボウ×2
宇宙カード。このカードのおかげでこのデッキが成り立っているといっても過言では無い。途中で飛び出すが出てもキル性能が下がらないので、ワンショットには入れ得。もし抜くのであればオオミノガとカイコも別のカードにするべき。

玉響の蠢き×2
蜉蝣の閃き×2
言うことなし。効果が終わってるので禁止カードでいい。1枚でも抜くと別のデッキになるので抜く理由は無い。

蜜蝋の壁×2
対水生や、対速攻で相手の打点をスカす時に使う。常に相手の手札と餌場の枚数を確認し、自分が次のターン各日に負けると分かったタイミングで打つと、相手の思考を壊せるのでオススメ。1でも打点をスカせるが、引けなかった時が弱すぎるので2枚。

金色の顎門×2
連撃に使うことで800ラインまでワンパン出来、2体を巻き込めるので打点を稼ぐのに使う。また相手の縄張りが1の時に神のカマ連撃を使うの確定で勝ちになる(飛び出すに800を越える体力がいないため)ので締めにもオススメ。1枚でもいいが打点を稼ぎたいため2枚。

刺蝿の血盟×1
有象無象(オンブループのオンブバッタ 低速デッキの大型蟲等連撃を絡めないと取れない相手)やラストで飛び出された時に無理やり盤面をどかすために使用。自分が住んでいる地域で採用枚数を変えてもいい。
※関西は水生が多いので1枚 関東では水生禁止ルールがあるので低速デッキに強く出れるように2枚入れる等

・採用候補になりうるが今回は不採用になったカード

サカダチコノハナナフシ
逆立ち返しで縄張りと場の蟲をチェンジ出来る、顎門込みだと場に出てから500点を与える。
空蝉に強いのと安易なゴライアスの餌埋めを咎めれるが、刺蝿があるのでテナガの方が見れる役割が多いので今回は不採用

リュウジンオオムカデ
タガメと空蝉に強い

ヘラクレス
タガメと空蝉に強い

オオキバウスバ
タガメと青に強い、テナガ1をこれと変えるのはあり。

オウゴンオニクワガタ
ラストで飛び出されるこのゲームで1番くだらない瞬間をカットできるカード。入れるならカイコ幼虫を抜く。

ジグモ
最初の打点に貢献してくれる他、顎門込みで500与えた後にかくれることができるカード。
立ち回りでも記載するが、手札を与えたくないため今回は不採用。
入れるならイラガセイボウのギミックを抜く。

3コス擬態2種
デッキが変わるため不採用。

ゴライアス&チッチゼミ
とびださなかった時が弱すぎるので不採用。ワンチャン掴みたい時だけ入れてもいい。

・立ち回り

このデッキでやることは1つしかありません。

手札を溜める

これだけです。
具体的に何をするのかですが、ひたすらカードを引いて番を返してください。(蜉蝣で使うカードは餌に埋め、それ以外は全てカードを引いて番を返す)
餌は2〜3しか必要ないです。

これによって何が起こるのか
→相手はカードを引いて餌場にカードを置き蟲を出すことで手札が-1になります。
自分は手札を引いて餌場を埋める(埋めても2〜3)だけなので+0〜1です。
相手は手札が少ない状態で行動を強いられることになります。そのためどこかで必ず攻撃して縄張りを減らしてくるので、そこを逆手に取り溜まった手札を全て投げつけて勝つ。

それがこのデッキの勝ち筋です。

こちらから攻撃して手札を増やしてしまうと、倒される確率が高くなるので極力攻撃はしません。(次のターンで確実に負ける場合のみ1体だけ処理します)
以下各デッキへの立ち回りです。

・水生

後攻を取ります。タガメと青に強い、テナガ1をこれと変えるのはあり。手札をひたすら増やして6〜7点を出します。攻撃してはいけません。次のターンにニジイロ→瀬戸際の虫時雨をされる場合に限り、盤面を処理する場合があります。
基本的に殴らなければ、相手のリソースが勝手に尽きるので、手札が溜まったら動き出しましょう。
パラワン+水生が一体でもいればテナガやニセハナの連撃のカモです。タガメが1番厄介なので、ニセハナで共食いするかイラガセイボウ顎門で処理します。

・速攻

先行を取ります。1戦目のみ後攻を取ります。(対面でデッキが分からないため)
先行を取った場合、基本餌埋めは行ってください。2餌で7点取れるので、こちらの3ターン目には動き出して7点取れるといいと思います。また、取れない場合はリオックを立てるのを念頭に置いてください。
2面リオックを置けると、術要求になる上、ワンショット対面だと速攻側は術を餌に置いてくるのでかなり刺さります。

・ワンショット

後攻を取ります。先行はかなり不利となります。また盤面はなるべく処理していきたいです。
手札から何点取られるかを常に確認し、蜜蝋の壁などでキルターンをずらしてください。
後攻取れれば7割先行取らされると3割しか取れません。

・低速デッキ

後攻を取ります。相手の決めては瀬戸際の虫時雨か白金蜘蛛の糸になりますが、こちらから殴ることは無い(サバクトビバッタが出た時のみ殴る)ので白金蜘蛛は有効になりません。
瀬戸際ですが、1コスも基本入らないのでせいぜい取れて2点です。焦らずに手札を溜めましょう。空蝉も1枚までならケア可能です。2枚目が見えた時点で2戦目以降は1ターン目から攻撃して下さい。
速攻の動きをすることで相手は防御にカードを使わざるを得ないので返し共食いで取って勝ちです。

・終わりに

ここまで見てくださり誠にありがとうございます。
これを見て頂くことで、最近始めたけど大会出てみたいよ〜という方の助けになれば幸いです。
(欲を言うと筆者は関西で活動しているが、最近人が減ってきているので色んな方と交流したい)
質問等ありましたらXのDMまでお願いします。(@S1g_C)
やる気があればまたnoteを書こうと思いますので、そちらもよろしくお願いします。

おまけでは、ワンショットがやられて嫌なことを掲載しておきます。ワンショットダルすぎ〜の方やワンショット使いの方は是非参考にしてみてください。

それでは

・ワンショット側がされて嫌なこと

これをされるのは本当に嫌なので有料になります。
私には使わないでください(絶対にやめてくれ)

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