自分を幸せにするものに注意を向ける

15年前から、読み続けている本がある。
斎藤一人さんの本だ。

自分の本好きが加速していった著者であり、
商人である。

一番最初に手に取った本は、
「斎藤一人15分間ハッピーラッキー―人生の成功者になる「ものすごくカンタンな道」」
だったと記憶している。
https://www.amazon.co.jp/dp/4837921477/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_IxtCDbR6D63JS

この本に付属しているCDを何回も聞いて、
「物語り、ストーリーテリングこそが、
人の士気を高めるんだ」と学んだ。

人の意識は、一度に一つの概念のみ認識できる。
分かりやすく言えば、
有名な「ルビンの壺」にもあるように、壺が見える時は、人の顔が分からず、
人の顔が見える時は、壺が分からなくなる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%A3%BA

これは、人間の脳が持つ仕組みである。

幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする ポール・ドーラン https://www.amazon.co.jp/dp/4152095598/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_mGtCDb5YGBPP5

の書籍でも語られているが、
行動科学の学問が教えてくれるのは
幸せ(日々の満足度)は、ただ1点

「自分を幸せにするものに注意を向ける」

ことから生まれる。

簡単に言えば、

「今自分が注意しているものは、
楽しい?」

そう考えると、
どう生きるか?という難しそうな問題は、

何に注意を向けるか?という
現実的な問題に置き換えられる。

人生を変える幸せの腰痛学校 ―心をワクワクさせるとカラダの痛みは消える 伊藤 かよこ https://www.amazon.co.jp/dp/4833421992/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_u2tCDbH9HM4AJ

もいい本だ。

この腰痛学校でも、
行動科学の教えとまったく同じ結論を語っている。

腰痛に悩む人は、
何をするにしても、その行動が腰にとって
良いか悪いかを常に考えている。

要するに、腰痛に注意を向け続けているわけだ。
人は、"脳”で痛みを感じているので、
痛みに注意を向けている限り、
構造上、絶対に苦しみはなくならない。

ならどうすれば良いか?

蚊にさされてかゆくても、
好きな人と話したり、
好きな音楽や映画、芸事が流れれば
瞬間瞬間は、かゆみを忘れられる
ように、

痛みを無くすことは放っておいて、
「いい気分」と「新しい挑戦」に、
注意を向ける練習をする。

「練習」は、人にとっての最大の
恵みと言っても過言ではない。

「練習」すれば、上手くなる。
これは、本当にすごいことである。

話を元に戻すと、
何かがうまく行くとは、

「士気」が上がっているかどうか。
この1点にかかっている。

戦国武将がなぜ、
重い旗を掲げて戦いに出たのか。

ホラ貝のような、腹に響くような
音を吹いたのか。
https://youtu.be/4d483hmueNE

将軍が、戦いの前に演説をするのか。

昔の人も、士気が、勝負の肝心要
と知っていたのだ。

つまり、

「痛みはそのままに、
あらゆる手段を使って、
心が躍る物語に、
注意を向ける練習こそが、
良い流れのはじまりとなる」

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