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リノベーション記録 ~プラン決め 2~

急に決まった新居の購入、そしてリノベーションのプラン決め。

施工会社さんとも相談して、今からはじめて最短の納期(2か月弱先)を目指すこととなりました。

まずは予算を把握することから

まずは、私たちの資金から、リノベーションにかけられる予算を決めました。2~3年後に購入できればと思っていたため、予算は高くありません。

しかし、自分たちが前々から「このような家に住みたいな」と思い描いていた内容すべてを取り入れた場合、どのくらいになるかも知りたかったので、要望すべてを反映させた見積もりを出してもらい、そこから削っていくことにしました。

そうして最初に提示してもらった見積もりは、私たちの予算をかなり超えたものでした。

さて、どのように削るか?

ここでけっこう悩んでしまう人が多いと聞いていましたが、割と判断の早い私たち夫婦。まずは、さまざまな雑誌、書籍のリノベーション事例に目を通し、絶対に譲れないところを絞っていきました。

譲れなかったのは…

・無垢材の床へ変更

・キッチンの大幅な変更(もともと白ベースだったので、木を使うこと。コンロをIHからガスにすること等)

・洗面所の新設(なぜか洗面台がなかったので…マストでした)

・新設するドアを、アールのかたちにする

・夫の書斎(のちの子ども部屋)の床は、ヘリンボーン貼りにする

この5点。
最後の2点は、夫の「美しいものがすき。個性を出したい。」という想いを反映させたもの。生活する上で必要不可欠というわけではありませんが、家にアクセントをつけてくれて、目に入るたびに嬉しくなります。

上記以外の箇所は、今回の間取り的に出来ない部分があったり、「絶対」ではないなということで保留とすることに決めました。

家を購入する良さは、やはり、住みはじめてからも手を加えることができること。いつか変更したくなったら、そのとき考えればよいと思いました。

専用ノートにぎっしり

今回のリノベーションに関することは、すべてノートに書き留めて記録に残すことにしました。

打合せでの確認事項、建具やシンクの水栓はどの製品がよさそうか等。毎晩、娘を寝かしつけてから、調べては考えをひねり出す日が続きました。

リノベーションを終えた後にも、クーラーやタオルハンガー等、自分たちで購入する必要があるものリストも書き込んでいます。メーカー、製品名、価格を書いておくことで比較がしやすく、また、最終的にいくらかかったのかも分かりやすくなります。

▲キッチンの収納を考える際、どこに何を仕舞いたいのか事前に考えることで、必要な棚数、サイズなどが把握できました。

造作を減らせば節約に

実は、希望のサイズや素材で棚を造作してもらいたいと思う部分がありましたが、造作となると、途端に高くなってしまいます。

そこで、強力なアドバイザーからもアドバイスをもらい、棚は作らず無印良品などで買える収納ボックスや、シェルフを利用したり、お手頃価格の既製品の棚を利用して、面材のみ変更するように工夫をしました。

また、トイレットペーパーホルダーやタオルハンガーは、リノベーション完了後に自分でつけることにしました。節約にもなりますし、自分で取り付けをすることで、より愛着が増すように感じます。

施工会社さんが許可してくれれば、施主施行などをすることも節約につながりますね。(我が家の場合、保証の責任を持てないとのことで、施主施行はNGでした)

そのような積み重ねで、最初に提示された見積もりよりも、100万円ほど削減することができました。施工会社の担当者さんからは「短期間でデザイナーも通さずに、プランが決まるわけがない」と思われていたそうですが(苦笑)、1ヶ月弱で膨大な情報収集と決断を繰り返し、無事、リノベーションが始まることになりました。

譲れない部分を決める工程は、自分たちが毎日暮らしたい住まいとはどのようなものなのかを、改めて見直すよい機会となりました。



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