草津渋峠(雪の回廊)-軽井沢碓氷峠 ぐるっと自転車旅行 前編

群馬・長野・新潟県境は自転車で走ると楽しいルートの宝庫である。

新幹線で東京から約1時間、群馬県高崎駅。そこは、目の前に榛名山、北東に向かえば赤城山、北は三国峠(新潟方面)、北西は草津・志賀高原、西は軽井沢が広がる選り取りみどり空間。まさに関東平野における北西の玄関口。

ということで、2017年5月のゴールデンウィークに「選り取りみどり」の中から「草津・軽井沢」をチョイスしてさらに激レア「雪の回廊」を上乗せした草津−軽井沢ぐるっとルートを走って来た。

草津信州ぐるっとツーリング - ルートラボ - LatLongLab


「雪の回廊」が見られるのは国道292号の冬季通行止めが解除される4月の下旬からしばらくの間だけ。高崎駅から榛名山近辺は新緑の季節、登っていると汗ばむぐらいの陽気だったが、標高が上がるにつれて季節は春に巻き戻っていく。

国道292号・ロマンチック街道に入ってからの登りは、遅咲きの桜を見ながらのヒルクライム。

※高崎を出た頃は「暑い」と思っていたこの装備。答え合わせはこの後すぐ。


渋峠を走るなら何が何でも草津温泉に入りたい、と思っていたので草津温泉で一泊。外湯やふらっと飲食ができるお店も多く、中心街全体がテーマパークのようでとても楽しかった。


翌朝、渋峠へ向けて出発。天気予報は残念ながら一日中の曇りマーク。

途中「火山ガス出てるから駐停車しないように!」的な看板を見かけて大丈夫なんだろうかと思いながら、ひたすら登る。斜度はそれほどきつくない。

前日が春なら、今日は冬だ。

雪の回廊。威圧感すら感じる。

そして渋峠の最高点=国道最高地点に到着。晴れていたら絶景だったろうな、と思っていると、なんと雪がちらついて来た。

たまたまその場に居合わせていたバイク乗り、自転車乗りの方もこれは不味いと草津側、志賀高原側にそれぞれ散っていく。自分もすぐそばの渋峠ホテルに駆け込むと、この頃には完全に吹雪になっていた。山の天気は変わりやすいとはいえ、まさか5月に国道を走っていて吹雪に巻かれるとは思っていなかった。気温も当然氷点下である。

※服装答え合わせ。あの格好では寒い。

ろんぐらいだぁす、等でも紹介されているこの渋峠ホテル。じゃれつくと評判の看板犬も、この時は玄関前で丸まってばかりだった。


このあと、若干粘って1.5km先の横手山ドライブインまで走ってみたものの、有視界10m程度で命の危険を感じたので走行断念。バス輪行でもしようとお店の人に時刻表を尋ねると、(哀れに思ったのか)なんと10km先の「丸池」まで車で送っていただけることになった。丸池のあたりは雪どころか雨すら降っておらず、愕然としたのをよく覚えている。

せめてもの恩返しに、横手山ドライブインの系列?ホテルでコーヒーをいただいた。いつか必ず再訪したいと思う。


この日は志賀高原をかすめて、渋温泉に宿泊。たまに猿が入浴している光景がテレビで流れるこの温泉。まさにひなびた温泉街という感じだが、ここの真骨頂は夜なのだ。ということで後編へ続く。

後編はこちら。


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oage

自転車旅行記(2017)

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