『 いま、すぐはじめる地頭力/細谷功(著) 』
2008年に出版された本。
「地頭力」という言葉は、この著者の本『 地頭力を鍛える 』(2009年)がきっかけで、広く知られるようになったのだとか。
へーっ。
細谷功さんの本を、図書館で集中的に借りてる。
例えば、「地頭が良い人」という言葉は、採用の場面で結構使われるし私も何気なく使っているけど。そういえば、どういう意味なんだろう?
物事の ”考え方”に興味がある。
●差別化のポイントは、「情報・知識そのものをたくさん持っているか」 ではなくなり、「簡単に入手できる情報・知識に、自分の頭を使っていかに付加価値をつけられるか」といったことにシフトしていく。
●ロジカルシンキングとは、「物事をだれにでも通じるようなルールで一貫して筋道を立てて考える」ということ。つまり、「当たり前のことを愚直に当たり前に表現し、伝達する」というのが論理的思考。
●人は新しいものを見たときに好奇心を働かせ、これによって頭のエンジンが点火されます。
●「戦略的に考える」とは、「何を捨てるか」を考えること
●地頭力とは「結論から」「全体から」「単純に」考える能力
●「地頭力とは離れること」
●「考える」には「考えはじめる」という敷居があります。どうすれば「はじめる」ことができるのか。それは「意識」すること、つまり「心がまえ」を持つことです。
●「時間に対する感度を上げる」
●お金よりも慎重に扱わなければならないのが時間
●人生、時間の大切さに早く気がついた者勝ち。
●「理解力の高い人」と付き合ってうても絶対にコミュニケーション力は上がりません。自ら考えて努力する必要がないからです。
●地頭力がつく環境というのは「足りてない」環境です。
●もう一人の自分を「向こう側」に置いてみる。
●向こう側に離れるためには、多少の不確実性を覚悟しなければなりません。「できない理由」がたくさんあっても、まずは離れてみること。
●人間は無意識のうちに、時間がない状態で最善の解を導くために「最終目的地から逆算して考える」という仮説思考の精神を実践している。ではなぜ、こういう考えを常時行うことができないのでしょうか。これはひとえに、「時間に余裕があるから」ということにつきます。
●「時間をつねに人一倍大事に考える」
●コミュニケーションの基本は「時間をあけずに何度も」
●「ちゃんとできてから」は百害あって一利なし
●「正確であること」に縛られてはいけない。
●私たちは不確定な将来を予測するときに、情報不足のためについ、リスクのほうにばかり目が行ってしまう。
今の自分にスッと響いた言葉だけを並べているけど、この本そのものの理解はまだ全然できてない。
いまは、前述の『 地頭力を鍛える 』を読んでるところ。読みづらいところ、理解に時間がかかるところこそ、目を背けずに(いまは意味がわからなくても)ちゃんと読みたい。"わかりづらい” からといって避けたら、一生わからないもんね。
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読んでくれて、ありがとう。
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