『 投資家が「お金」よりも大切にしていること/藤野英人(著) 』
去年の5月に買ったものの、積読してた本をようやく読んだ。そして、読み始めたら一気読み。
『 投資家が「お金」よりも大切にしていること 』
「ひふみ投信」を運用する、レオス・キャピタルワークスの創業者、藤野英人さんの著書。出版は6年前。
いや~、面白かった!メモした言葉たち。
●清いことはとてもすばらしい。でも、そのために貧しくある必要はないし、ましてや貧しいことそのものは、正義でもなんでもない。
●清貧ではなく、清らかで豊かな「清豊」を目指す。清らかで豊かであることが、いちばん良いに決まってる
●「自他不二」
自分とはふたつに分けることはできない。自分の喜びは他人の喜びにつながり、他人の幸福は自分の幸福につながる
●経済とは、お金を通してみんなの幸せを考えること
●「ありがとう」と言うことは、最終的には、自分のところに返ってくる。
●世の中は、みんなが使ったお金で成り立っています。
●消費をすることは、大げさではなく、社会を「創造すること」
●私たちは、孤独を埋めるための商品やサービスに、思わずお金を使ってしまう。
●コンビニは、「便利なお店」というよりも、「孤独を埋めるお店」
●「協力」こそが、人間が生き残った大きな戦略。
●僕らはどうあるべきか。
●あなたにとって”成功”とはなんですか?
●プロダクトがいかに優れているかではなく、いかにその「価値観」をも共有し、「あるべき未来」を実現していくか。そこが重要。
●他人を否定することによって、自分の苦労や立場を正当化したいだけです。本当は、羨ましいのです。
●投資は「お金」ではなく「エネルギー」のやり取り
●投資とは、いまこの瞬間にエネルギーを投入して、未来からのお返しをいただくこと
●エネルギー=情熱×行動×時間×回数×知恵×体力×お金×運
●投資とは、「明るい未来をどうつくるか」という話
●真の投資家は、理想に閉じこもるわけでもなく、現実に逃げるわけでもなく、理想と現実の間を悩みながら歩いていくものです。
●「真面目な会社」しか、長期的に利益を上げることはできない。
●会社もまた、理想と現実の間で揺れ動きながら、最終的には理想を追求していくべき(いかざるを得ない)存在
●本来、「成長にかける」ことがいちばんの安全で、リスクが低い。
●変化こそが安定。
●投資家としての私にとって最終的に大事なのは、「人を信じること」
●何も知らず、知ろうとせず、ただ印象だけで平面的な物事を語るほど、不真面目な態度はない。
9ケ月も積読してたけど、「今の私」が読めて良かった!と思える内容だった。
今日は金曜日。良い週末を!
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