自己満足な気づかいからの脱却。
昨日のできごと。
言うことがストレートで、人からキツイ印象をもたがれちな友人が、いつも通り厳しめな口調だったから、もう少しソフトにならないものかと打診してみた。
そしたら、「だって、言ってる意味がわからないんだもん!」「聞きたいことは、その通りに聞いてくれないと!!」と言っていて、
あっ!!!となった。
たしかに友人の言う通りだなと。
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大人として、人間関係を円滑にしようと思うと、気づかいや察し合うことが普通になる。
人への言い方や口調にも気をつける。聞きたいことや話したいことも言葉を選ぶ。
少なくとも私にはそういう癖があって、その傾向はどんどん強くなっている自覚がある。
友人の言葉をきっかけに、自分の頭の中をストレートに伝えることがすっかり苦手になっていることに気が付いた。
良くも悪くも、自分をおさえる。相手がどう感じるか、どう思われるか、相手の頭の中に過敏になる。期待されているであろう反応を返す。
微妙に加工した感情や言葉を発していれば、自分の本意は伝わらないし、コミュニケーションがずれたり不満が溜まるのは当たり前。
という、当たり前すぎることに今さら気が付いたわけです。
頭の中と違うことを言ってたら、違うことが相手に伝わる。言ってることが本心じゃなくても、言ってることが相手に伝わる。当たり前。
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今までの私を否定もしないけど、私は何をしていたのだろう?と思った平成最後の日。
相手に気づかいができている自分という鎧が欲しくて、それがあれば「より良い自分」が演出できると思ってたのかなー。
自己満足な気づかいは、コミュニケーションエラーを起こす。自分を守るはずの鎧が、結局自分を苦しめる。
新しい時代は、ストレートに行こう と思ったお話し。
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読んでくれて、ありがとう。
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