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自己満足な気づかいからの脱却。

昨日のできごと。

言うことがストレートで、人からキツイ印象をもたがれちな友人が、いつも通り厳しめな口調だったから、もう少しソフトにならないものかと打診してみた。

そしたら、「だって、言ってる意味がわからないんだもん!」「聞きたいことは、その通りに聞いてくれないと!!」と言っていて、

あっ!!!となった。

たしかに友人の言う通りだなと。

*

大人として、人間関係を円滑にしようと思うと、気づかいや察し合うことが普通になる。

人への言い方や口調にも気をつける。聞きたいことや話したいことも言葉を選ぶ。

少なくとも私にはそういう癖があって、その傾向はどんどん強くなっている自覚がある。

友人の言葉をきっかけに、自分の頭の中をストレートに伝えることがすっかり苦手になっていることに気が付いた。

良くも悪くも、自分をおさえる。相手がどう感じるか、どう思われるか、相手の頭の中に過敏になる。期待されているであろう反応を返す。

微妙に加工した感情や言葉を発していれば、自分の本意は伝わらないし、コミュニケーションがずれたり不満が溜まるのは当たり前。

という、当たり前すぎることに今さら気が付いたわけです。

頭の中と違うことを言ってたら、違うことが相手に伝わる。言ってることが本心じゃなくても、言ってることが相手に伝わる。当たり前。

*

今までの私を否定もしないけど、私は何をしていたのだろう?と思った平成最後の日。

相手に気づかいができている自分という鎧が欲しくて、それがあれば「より良い自分」が演出できると思ってたのかなー。

自己満足な気づかいは、コミュニケーションエラーを起こす。自分を守るはずの鎧が、結局自分を苦しめる。

新しい時代は、ストレートに行こう と思ったお話し。

*

読んでくれて、ありがとう。





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