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反応を遅らせる。

ここのところ、「瞬間的に反応しない」を心がけている。

先週行ったセミナーで、「脳は刺激反応モデル」という話があった。

目の前に起こっている現象は同じでも、反応は人によって違う。
人は刺激を受けて、その刺激に反応するだけ。不満やイライラも、楽しいや嬉しいも、瞬間的に感じた感情を「ちょっと待てよ」と思うことが大事だと。

例えば、嫌だなーと思ったとき。自分にとってそれは “どれくらい嫌なことなのか” 客観的に数値レベルで自分の感情を捉えてみると良いと。

脳は瞬間的に反応しているだけだから、それが本当に耐えられないくらい嫌なことなのか、よくよく考えたらそんなに大したことじゃないのか。それは、1~10のレベルで言ったらどれくらいのことなのか。

楽しいことや嬉しいことも。例えば、欲しくて仕方ない高価なものがあったとして。そのために日々の生活を頑張って、他のことはガマンもしながら
がんばってがんばってやっと手にしたとして。それは嬉しくて当たり前な状況だけど、そのときに心から思う感情や感覚は、1~10のレベルで言ったらどれくらいのことなのか。

あれ?こんなものか??と思うのか。喜びが爆発して仕方ないのか。

そのレベルが何であっても良いのだけど。自分が本当に喜ぶことを発見して増やしていけば良いし、本当に嫌なことは自分の人生から減らしていけば良い。と

それに、「ちょっと待てよ」と一歩引いて「自分の感情を把握する」ことで、その現象に感情が埋没しない動じない強さが身につく。と

参加したセミナーは、横山信弘さんの新刊出版で開催された『NLP概論』セミナー。新刊『自分を強くする』の中で出てきた、「NLP」という考え方(心理学)が興味深かったんだよね。

日本NLP協会HPより)

NLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学。

人間は、五感(視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚)を通して、出来事や体験を認識し、言葉によって意味付けを行います。

そして記憶として定着させ、ある年令になった時、一定のパターンが出来上がります。

例えば、
●私は⚫⚫が得意/苦手という思い込み
●正しいと思っている考え方
●自分に対する自己評価      など

このことをNLPでは「プログラミング」と言います。

プログラミングが、一定の思考パターン、行動パターンをつくり
手にする結果に影響を与えます。

つまり、私達の思考や行動は、現在にいたるまでの様々な体験を通して、神経、言語、非言語によってプログラミングされていたのです。

一度、自分の生き方のパターン(プログラミング)ができあがると、条件反射のように、同じパターンを無意識にくり返します。

人生で望む結果を手にする人と、そうでない人の違いの裏には、
このような理由がありました。

まだ知ったばかりのものだから、詳しいことはサッパリわからないのだけど(笑)

ただ、人は五感が感じた記憶や体験から、自分の中に一定のパターンが出来上がり、そのプログラミングによって条件反射をしているだけ

というのは「ほんとそうだなぁ」と心当たりがあるし。「瞬間的に反応しない」だけで、感じる世界は変わってくるのかもしれない。と思ったら、何だかワクワクしてきたんだよね。

で、そんな風にすごしていると、実際に快適でご機嫌でいられる。なんかすごくいいかも。とじわじわ感じてるところです。

今日は金曜日。良い週末を!

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