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CBDクリームやCBD化粧品の効果はどうなの??


CBDは肌対策、スキンケアとしても効果を発揮します。


✳こちらの元記事は以下になります


海外ではCBDクリームや化粧品、CBD入りのスキンケア製品などCBDコスメが多数販売されています。
日本でもCBDオイルやCBDリキッドだけでなく、最近はCBDクリームなどもCBD DAILYやエンドカ社などから発売されていますね。

CBD DAILYは2018年に日本へ上陸したアメリカのブランド。
販売されているCBDクリームなどの商品もあまりベタつかず、またリフレッシュする香りでとっても癒されますね。


海外ではCBD化粧品の種類も多いと聞きますね。

どんな商品があるのかすごーく興味があります。

でも、実際に効果があるものなのでしょうか??

 

◉CBD(カンナビジオール)入りの化粧品やクリームの効能は?




ヘンプオイルやCBD成分の入ったクリームや化粧品は以下のような際に効果的と言われています。

 

・ニキビなどの吹き出物

顔や体にできるニキビは、過剰な脂質を出す作用によって発生するものです。脂質を生成する皮脂腺はCBD(カンナビジオール)に反応してお肌の調整を促します。また、逆にお肌の皮脂が不十分である時は、脂質生成を促進し、肌の乾燥を防ぐことも促進します。

 

・傷(キズ)などにも(抗菌性)

そもそもCBD(カンナビジオール)には、抗菌性があると考えられています。なので怪我などで擦り傷ができたときにも、傷口を清潔に保つために表皮に塗布することができます。また、CBDは皮膚の再生を調節します。ただし、切り傷などで怪我をしてまだ出血しているときは傷口に直接塗布しないように注意してください。傷の周辺に塗布するのは問題ありません。

 

・乾癬(かんせん)やアトピーなどにも役立つかも

CBDは上皮細胞成の成長に影響をもたらすとも言われています。例えば皮膚の厄介な症状である乾癬は、皮膚細胞の早い成長によって引き起こされる自己免疫疾患。皮膚の患部を分厚くうろこ状にして赤く腫れ上がり、痒みがすごく起こる症状ですが、これにも有効との説があります。また保湿性のある成分で特にアトピーなどの患者に多い、皮膚の乾燥やかゆみを落ち着かせ、患部に潤いを与えて柔らかくしてくれます。また、皮膚炎のときに起こる不快な灼熱感(熱い感じ)をも軽減してくれる可能性があります。

例えばEndoca社(エンドカ)では、ヘンプ軟膏やボディバター、高濃度CBDを含む優れたCBDオイル・CBDクリームやスキンケア製品を開発して発売しています。

CBDクリームを使うと、CBD成分が皮膚を通じて体内に吸収され、内因性カンナビノイドが活性化されるということになりますね。CBD(カンナビジオール)は、皮膚の炎症がもたらす様々な影響を下げてくれると言えるでしょう。

 ◉CBDはアトピー性皮膚炎にも効果的?

アトピー性皮膚炎は、とても厄介な病気です。
強い痒みのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返します。
アトピーは、皮膚バリア機能が低下するので、外からアレルギーを引き起こす抗原などが入りやすくなっている状態。これらのアレルゲン因子が免疫細胞と結びついてアレルギー性の強い炎症を引き起こすのです。

また、痒み(かゆみ)を感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきているので、敏感に神経が痒みを感じやすい状態となっているので、肌を掻くことにより、さらに皮膚バリア機能が低下するという悪循環に陥ってしまうことになります。

汗、髪の毛、衣類摩擦、刺激、外用薬、化粧品、金属、整髪剤やシャンプー、ダニ、ほこり、花粉、ペットの毛などによる吸入、食物、ストレスなどで悪化することがあると言われています。

CBDクリームは、人によって効果に程度の違いはありますが、下記の3つの要因により、CBDはアトピー性皮膚炎にも有効である可能性が高いと言えます。

1.CBDには抗酸化作用がある
活性酸素などによる体の酸化→アルカリ性へと促してくれます。

2.CBDは角化細胞の過剰生産を抑えてくれる
人間の皮膚は、細胞分裂によって毎日新しいケラチノサイト(角化細胞)が生まれています。アトピー性皮膚炎の肌は、この角化細胞が異常に増加するので、強い痒みを引き起こすカサカサ角質ができやすくなっているとのこと。CBDはこの角化細胞の過剰な増加を抑えてくれるのです。

3.身体の恒常性バランスを整えてくれる
CBDクリームを塗ると、CBD成分が皮膚を通じて体内に吸収され、内因性カンナビノイドが活性化されます。
人間には、身体の機能バランスを保ち調節するエンドカンナビノイドシステム(ECS)と呼ばれるものが備わっています。
このエンドカンナビノイドシステム(ECS)を維持するには、CBDがとても有効です。


◉エンドカンナビノイドシステム(ECS)

もともと私たちの身体には、エンドカンナビノイドシステム(ECS)と言われる身体の恒常性、バランスを保つために働きかける調整機能が備わっています。
このエンドカンナビノイドシステム(ECS)が、食欲、睡眠、痛み、免疫調整、老化、神経、認知や記憶に関する機能などを調整しています。

エンドカンナビノイドシステム(ECS)は「内因性カンナビノイド」と結合する「カンナビノイド受容体」の2つセットで構成されています。カンナビノイド受容体とは、ひと言で表すとカンナビノイドを受け入れる器のことです。
このカンナビノイド受容体にはCB1とCB2の2種類があり、CB1は脳を構成する中枢神経、CB2は免疫系の細胞にあります。
人間はストレスや老化により体内のECS機能が低下していくことで、カンナビノイドが欠乏していき、様々な疾患につながることがわかっています。

大麻草からとれる成分「植物性カンナビノイド」の一種であるCBD(カンナビジノール)を摂取することが「内因性カンナビノイド」の代わりとなり補ってくれるので、ECSの機能を活性化することができると言われています。

人間もこの「カンナビノイド」が不足すると様々な疾患がでてきますが、例えばどんな症状が出るんでしょうか?

カンナビノイドが欠乏したり、不足したりすると、

老化現象(身体機能低下・肌の乾燥や皮膚の老化)
認知機能低下、アルツハイマー
自己免疫疾患(アレルギー、リウマチ、膠原病、アトピーなど)
免疫機能低下(肝炎、HIV、帯状疱疹結核、各種感染症)
悪性腫瘍
心臓疾患
腎臓疾患
糖尿病

などの症状がでると言われています。

ちなみにこの神経細胞が減少することを「カンナビノイド欠乏症」と言われており、カンナビノイドは年齢を重ねるごとにドンドン減っていくことがわかっています。
自身の体内で生成できないので、外部から植物性カンナビノイドを摂取することで補うことが有効な手段になります。


例えばカンナビノイドを補うことで、

・活性酸素を減らすことができる

・神経伝達物質を改善

・抗炎症作用

・血流改善

・βアミロイド(アルツハイマー認知症を引き起こす物質)減少

などの期待ができると言われています。

ちなみに世界保健機構(WHO)が、2017年11月に「CBDに関する有効性と安全性を高く評価する」という内容の公式発表を行っています。詳細は下記をお読みください。

(世界保健機構(WHO)の発表について)
http://www.who.int/medicines/access/controlled-substances/5.2_CBD.pdf



◉海外のCBDクリームやCBD化粧品にはどんなものがあるの?

 

・SAGELY(セイジリー)


アメリカのカリフォルニア州・サンタモニカにあるヘンプ製品・CBD製品のメーカー。ケリガン・ベーレンスとケイリー・ニコルの女性が2015年に共同で創業した会社です。高品質な大麻原料を使用しています。
CBDの効果を高める為に自社製品に相乗効果のあるエッセンシャルオイル(精油)などの成分も利用しています。The Relief & Recovery Cream とRelief & Recovery Spray では、精油のペパーミントやメントールなども含まれていて、香りも良くてリラックス効果もある、クセも無い商品に仕上がっています。

下記はストレス緩和オイルであるSAGELY NATURALS。ロールオン式で価格は約30ドル。

 

・ENDOCA(エンドカ)


こちらの記事でも紹介しましたエンドカ社のCBDクリームです。大麻軟膏抽出物, 蜜ろう、ココナッツオイル、レモンピールオイル、バニラエッセンス、ビタミン Eなどが含まれているCBDクリームでオーガニック製品。
有機栽培されている大麻(ヘンプ)を使用しており、ヨーロッパで認証も受けています。Endoca社は世界で最も高いレベルにCBDを含む大麻(ヘンプ)を利用してい流のでCBD含有量が高い製品と言えるでしょう。超臨界CO2抽出法のみを用いてCBDを抽出しているそうで、第三者機関への調査とその結果を公開しています。

 

・KUSH QUEEN(クッシュクイーン)


オリビア・アレクサンダー(Olivia Alexander)氏が創業した大麻(ヘンプ)製品のメーカー。CBD(カンナビジオール)を配合したバスボムや美容液、ローション、ジェル、セクシャルアメニティーなどを数多く発売しています。


海外ではまだまだCBD化粧品がある存在するようすね。

SEPHORA(セフォラ)などの大手化粧品メーカーもカンナビスビューティに手を出し始めているとも聞きます。
セフォラも「ハイビューティ」というブランドでCBDコスメに参入したようですね。

ヘンプシードオイルなどを含む乳液・美容液などを発売しています。

 

◉大麻ビジネスに老舗高級デパートが参入!?

 

2022年までに世界的にもカンナビス市場は約3倍に膨らみ、320億ドル(約4兆円)になるとも予測されています。大麻の成分には、まだまだ未開拓なところも多いので、新しい製品も生まれ、多くの企業が市場へ参入する可能性もあります。

そしてつい最近、ニューヨークを本拠地として古い歴史を持つ老舗高級デパートの「バーニーズ・ニューヨーク」が嗜好用大麻が解禁されているカリフォルニア州ビバリーヒルズの旗艦店で大麻専用店をオープンさせたそうです。

そしてその大麻専用の高級店の名前、ブランド名は「The High End」。


この大麻ショップには大麻に関連する製品、家庭用品から美容、宝飾品、雑貨などが販売され、富裕層向けとなるので、当然高級品も多く含まれるとのこと。
バーニーズでは、このビバリーヒルズのショップが成功すれば、他の娯楽用大麻が合法化されている州でも同様のショップ展開を考えている模様でバーニーズが上手くいくと、他の大手企業も追随する可能性が大きいですよね。
そうなるとマーケットもさらに拡大しそうです。

 

バーニーズは、高級大麻販売業者として知られる「ベボエ」と契約を結び、同社の銀製の大麻用キセル、灰皿なども発売する予定。
ベボエ社はバーニーズ専用のオリジナル高級大麻ブレンドなども開発し、富裕層であるバーニーズの顧客に向けて高額商品を順次投入するとのことらしいです。

また、グッドアートハリウッド(Good Art Hlywd)のマリファナ煙草ホルダーやローチクリップ、カリフォルニアのガラス製品メーカーである「シーモン&サラザール」のキセルなどの高級品も揃えているそうです

バーニーズニューヨークは、実は多店舗化経営に失敗して1996年に倒産しています。そして店舗リストラを行い、規模を縮小した後にドバイの投資会社がバーニーズニューヨークを購入して再生しました。
ご存知のとおり日本では銀座にも大きな日本旗艦店がありますよね。

 

アメリカの超有名デパートで富裕層を顧客にもつバーニーズが店内に大麻ショップをOPENさせるとは驚きでした。

これも市場(マーケット)ニーズに合わせた動きなのでしょうか。

それぐらいアメリカでは大麻が消費者に受け入れられているという事実があるからなのでしょうね。

老舗デパートが一番リスクを背負って始める・・というところもなんかアメリカらしいですよね

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