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コロナ禍でこそ必要な睡眠とCBD

コロナ禍により不規則な生活を送る人が増えています。

新型コロナが蔓延したことにより、私たちの働き方も大きく変化しました。自宅で仕事をする人も増えましたが、今まで染み付いた生活リズム、働き方を突然変えるのは、時間が経ても戸惑う人がまだまだ多いように感じます。

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コロナ禍により生活リズムや働く環境(リモートワーク化)まで一変してしまいましたね。
休日も平日も同じ時間に起床する習慣がついた・・という喜びの声もあれば、一方で夜更かし気味な人も増えており、通勤が無い為に朝起きるのが遅くなったり、決まった時間に午前トイレに行っていた人も不規則となり便秘になる人も増えていると聞きます。

※こちらの元記事は以下となります


◉コロナ禍で変化した生活リズム&睡眠負債が大きい日本人


9~17時まで働く「定時」という生活が染みついている日本のサラリーマン、OLにとっては、リモートワークによる生活習慣の変化は、人々の睡眠リズムに大きく変化を及ぼしているという指摘があります。

特に緊急事態宣言中は、リモートワークなども含め、世の中の多くの人が自宅にこもっていた状態でしたので、平日も休日も同じような時間に寝起きする人が増えたとも言われています。

また、今までもご紹介したように、日本人の睡眠時間は世界で見ても短いことはが判明しています。経済協力開発機構OECD統計データでも世界ワースト1位は日本であることが多いです。


日本人の平均睡眠時間が6時間程度であるという事が判明しています。
不眠症も増えており、日本人は年々睡眠が減っていると言われていますので、なるべく睡眠時間は7時間確保する事が理想ですね。

しかし厚生労働省の「平成29年国民健康・栄養調査」によると、40代の男女のうち約半数が6時間未満の睡眠しかとれていないと回答しており、さらに8割以上の人々が7時間未満と回答しているのが現状です。

理想の睡眠時間は最低でも7時間以上とされていますので、日本人は極端に睡眠時間が少なく、睡眠負債が溜まっていると言えます。

実は世界では、国民が睡眠時間をしっかりとっている国が圧倒的に多いことがわかっていますので、日本は真逆になっている状態ですね。

今回のコロナ禍によって、新たな生活リズムが生まれ、睡眠の時間を確保できるようになったという声も多いかもしれません。
また、リモートワークとなった場合では、通勤という無駄な時間や苦痛もなくなったことがストレス軽減になっているということもあるかと思います。

今こそ私たち日本人の意識を変えて、このコロナ禍の環境変化に対応し、睡眠時間をしっかりと確保する生活習慣をして行かなくてはならないと感じます。

そこでCBDがとっても役立ちます。
質の良い睡眠や心と身体の健康を維持するためにはCBDがオススメと言えるでしょう。

特にCBDは睡眠の質を上げてくれるという声も多いですし、アメリカやカナダ、ヨーロッパをはじめとして数年前より普及され、健康やWell-Being(ウェルビーイング=幸せ)のためにCBDを取り入れる人も非常に増えています。

下記の記事もご参考にしてください。



◉大麻の概念を変えてしまったシャーロットちゃん


2013年にアメリカのテレビ局CNNが制作した「WEED」という番組で、コロラド州に在住のシャーロットちゃんという「小児てんかん」を患う5歳の少女が、大麻の使用によって命が救われたというエピソードが紹介されました。

この番組がきっかけで、大麻についてのアメリカの世論が変わり、医療大麻は認められる方向に舵をきって行くのです。

シャーロットちゃんは、乳児の時に発症する”てんかん”「ドラベ症候群」を患っていました。
生後3か月ぐらいから1日に数百回ものてんかん発作を起こし、薬での治療では効果がないことも明らかになりました。
この病気は日本でも難病指定されている原因不明で治療法も確立されていない病気なのです。

そして5歳頃には、歩行や会話まで困難になり、体には栄養チューブが必要になりました。

※てんかんは、脳に電気が走り痙攣や意識消失などの発作を繰り返す脳の病気

この難病に悩むシャーロットちゃんの両親は、大麻のCBD成分が、てんかん発作に良い期待できることを動画で偶然知り、CBDを探し始めて、ついに2012年にてんかん治療のためにCBDの使用を始めました。

すると驚くべきことに、1回目の使用から効果は目に見えて現れ、週に300回ほどのてんかん発作で苦しんでましたが、週に1回程度の発作へ劇的に減ったのです。

今までどんな薬でも効かなかった、てんかんの症状が落ち着き、寝たきり状態であったシャーロットちゃんは、歩いたり話をしたり、自分で食事ができるほどに急速な改善が見られたのです。

CBDにより一気に体が回復したシャーロットちゃんの映像は、難病に苦しむ人々に大きな希望を与えました。

そしてこの衝撃的なテレビ映像がきっかけで、医療大麻の有効性がさまざまなところで議題に上がることが増えました。
臨床データも20,000件以上行われ、250以上の疾患に有効であることも判明し、医療用大麻が世界的に広がって行くこととなったのです。

日本でも2019年に、日本てんかん協会をはじめとする4団体が厚生労働大臣宛てにCBDを医療用として使用することができるよう、現在の大麻取締法を見直す要望書を提出しています。


将来的には、もしかしたら日本でも医療用大麻、医療としてのCBD利用が認められ、それにより命が救われたりする人が出てくるのかも知れませんね。

しかし、とてもとても悲しくて残念なことなのですが、シャーロットちゃんは今年の春先に新型コロナウィルスによって天国へと旅立ってしまいました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。


◉アメリカの下院で大麻合法化法案が採決へ


つい先日、驚くべきニュースが飛び込んできました。
アメリカ議会の下院で2020年9月中に大麻合法化法案を採決する見通しとなったとのこと。
ただし上院が法案を否決すると見られているので、大麻合法化の可能性は低いと言われているようです。それにしても大麻合法化法案の採決はアメリカの議会では史上初だそうです。

当然ですがアメリカ連邦法で大麻利用は違法です。
しかし州によっては州法で嗜好大麻の利用もOKとしているところも増えており、現在は10州以上で利用が合法化されています。

このモア・アクトと呼ばれている法案は、薬物を規制する法律から大麻を危険物質であるスケジュール1カテゴリーから除外し、大麻を合法とみなすという内容です。
さらに過去に大麻関連で逮捕されて有罪となった人の犯罪歴をも記録から抹消する内容も含まれているそうです。

議会の下院では、大麻合法化を支持する議員が多いと言われる民主党員が多数を占めるので、採決すれば可決の可能性が高いであろうとのこと。
しかし、上院は大麻合法化に消極的な議員が多い共和党が多数のため、否決する見通しになりそうです。

日本でも最近、人気俳優の伊勢谷友介氏が大麻保持・利用で逮捕されました。
アメリカで合法化の動きもあるからと言って、ここ日本で大麻保持、利用が決して許される訳ではありません。

大麻の利用は大麻取締法で定められており、禁止行為そのものです。あくまでも法律は法律であり、ルールを守ることを求められる以上、私たちはそれに従わなくてはなりません。

世界的に大麻の合法化の潮流はあるにせよ、日本はどのような動きになって行くのかは全く不明ではあります。

ただ、今回ご紹介したシャーロットちゃんのようなケースもあるので、一概に大麻=悪というイメージは昔と違って崩れつつあるのかもしれません。

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