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ばんえい競馬 天馬賞について

天馬賞
明け5歳(4歳)のチャンピオンを決定する一戦。
柏林賞、銀河賞と合わせて4歳三冠路線の最後の重賞レースになります。

【柏林賞、銀河賞について】
柏林賞はゴールドハンターが6番手に障害を下ろして豪快に直線差し切り勝利
1ゴールドハンター(3人気)
2カイセドクター(7人気)
3ヤマトタイコー(6人気)
銀河賞はヤマトタイコーが障害トップ抜けでそのまま逃げ切り勝利
1ヤマトタイコー(7人気)
2コマサンダイヤ(10人気)
3フォルテシモ(6人気)
となっています。
どちらも別定戦だったためにトップハンデのキョウエイリュウが負けたことで高配当になりました。
対してこの天馬賞は定量戦。
牝馬は740、牡馬は760の斤量になっております。
コレがまずポイント。

【天馬賞について】
昨年はメムロボブサップ、アオノブラックの人気のワンツーで馬連130円の激安配当
1メムロボブサップ(1人気)
2アオノブラック(2人気)
3ジェイエース(5人気)
一昨年は6人気コウシュハレガシーが豪快に差し切ったことで馬連2600円、3連単49960円の高配当
1コウシュハレガシー(6人気)
2アアモンドグンシン(1人気)
3ミスタカシマ(3人気)
2年前は4人気メジロゴーリキの勝利
1メジロゴーリキ(4人気)
2ゴールデンフウジン(3人気)
3マツカゼウンカイ(2人気)

となっています。
定量戦なので人気どころが普通に絡んでくる感じですかね。

【参考レース】
3歳時12/29ばんえいダービーは
1キョウエイリュウ
2ヤマトタイコー
3カイセドクター
4コマサンダイヤ
の順で入着しています。
3歳時なのであまり参考にはなりませんが、この時も上位4人気馬で独占していますので、斤量差が少ないとやはり堅めになりやすいということになります。

【走破タイム】
過去5年の天馬賞の走破タイムを調べてみましたが
1.50.0~2.00.0内に収まっていますので、明日もその辺だと思います。

【直近のレース】
直線の4レースで今回の斤量に1番近い重量でのタイムを調べてみます。
①1走前740(-20)西謙 2.02.5
②3走前720(-40)島津 1.49.7
③3走前760(±0) 島津 1.44.7
④3走前750(-10)松田 1.45.9
⑤1走前740(-20)渡来 1.50.7
⑥1走前710(-30)阿部 1.46.5
⑦1走前715(-45)鈴木 1.34.4
⑧1走前710(-30)藤野 1.48.8
⑨2走前740(-20)金田 1.43.8
⑩1走前705(-35)西将 1.56.1

タイム判断をする時は便宜的に斤量10kgをプラス10秒で私は計算します。なので今回の斤量分を加算すると
①2.22.5
②2.29.7
③1.44.7
④1.55.9
⑤2.10.7
⑥2.16.5
⑦2.19.4
⑧2.18.8
⑨2.03.8
⑩2.31.1
もちろん馬場が違うので厳密には当てにならない計算ではありますが指標として2.10.0を基準とすると
③④⑨←2.10.0以下
⑤⑥⑧⑦←2.10.0台
①②⑩←2.20.0以上
でランク分けできます。
これをある程度信頼するなら3.4.9を中心視していいのではないかと判断します。

【馬場について】
2日の最終レース、ライブ映像ではほんの少し雪が降っていたように見えました。
また天気を調べると21時くらいまでは少しだけ降ったようですので馬場水分はほんのちょっと上がっているものと考えます。となると2.5%~2.8%くらいの軽馬場とみます。

【各馬について】
①先行して逃げ切るタイプ。近走は傷害手間取り逃げの手を生かせずにいる。決め脚も無く先行馬も多いここは厳しい。
②前走の地吹雪賞は案外の内容も、もしかしてヤラズだったのでは?と私は思ってる。4.5走前は障害崩れていてやっと復調したのでそれを維持させるために前走は大事を取らせたのではないか。となると陣営の本命はここか?ならば警戒すべきかなと。
③ドリームエイジカップは古馬に混じり4歳では最先着の内容。それも今日と同じ760なら、ここでも上位は有望。
④3歳2冠馬でもちろん世代では実績上位馬。今季はハンデ分で厳しい戦いだったがこの定量戦なら勝ち負け期待。
⑤柏林賞3着、銀河賞1着はどちらも渡来騎乗時のもの。今日もその渡来。銀河賞以来勝ち星はないが好調渡来でここも怖い。
⑥障害安定感は随一。ここは相手が強いが、もし他馬が障害手間取る展開になるならチャンスもあるか?
⑦今季好調も一気の760は対応できるか不安。天馬賞に強い鈴木だがさすがにこの馬で勝ち負けはどうか。
⑧クインカップの勝利から昇級して対応できずの、ここまで惨敗続き。ここは条件がさらに厳しく狙えない。
⑨鬼のような決め脚を持つが、それもこれもとにかく障害ひとつ。騎手が座ったままのレースもチラホラあり折り合い面も少し課題あるが、もしすんなり障害越えるなら一発は十分にある。
⑩近走は障害不安。牡馬相手に条件もさらに厳しくなるココはどうか。

【展開について】
前に行きたい馬が多く、また軽い馬場なのでペースは早め。
5.3.4.1が前へ、続いて2.6.9の流れ。
追っ付けていく流れが想定され、もしかしたら障害ミスする馬も出てくるかも。そうなると中団でじっくり脚を溜めた馬にもチャンスが出てくる流れも。

上記の考察を基に馬券予想をして組み立ててみてください。おすすめとかは印はあえて出しません。ばんえい競馬での実績や検証がまだ少なく、みなさまに満足していただけるような情報提供ができるようになりましてらお知らせいたします。

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