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寝る前反省会 vol.1

寝る前、真っ暗な空間にただ横たわっているだけだと逆に思考が回りに廻ってしまう。そしてその内容の大体が今日1日の反省から始まる。さらにそこから飛躍して、、結局寝落ちるまで悶々とした気持ちを抱えてしまうことが少なくない。

そこで、そんな気持ちを全部ここに吐き出してしまいたい。自己満足以外の何物でもない文章だけど、どうぞお手柔らかに。

今日の反省は、Yくんとのことだ。
Yくんは、私の知人。1回生の時同じクラスで、機会があれば話すし、話さないにしてもまぁ挨拶くらいはするかな、程度の間柄だ。

ぶっちゃけ言うと、私はYくんのことが苦手だ。

Yくんは、演技経験者と言うこともあって、話し方はいつも複式呼吸で、笑う時は肩を思いっきり上げて、口を大きく開く。「今、僕笑ってますよ〜!」とアピールせんばかりに。決して悪い人ではないし、そうではないと思うけど、全部演技に見える。何を考えているのかわからない。

今日、そんなYくんと、ひょんなことから二人でお昼ご飯を買いに、購買に行くことになった。いやいや、気まずい。なんでだよ。Yくんは気まずくないのか?ん??なんて、私の頭の中はパニックだ。購買までの道のり、言葉が上滑りして、会話のラリーリズムは気持ち悪い感じになっていた。相も変わらず、Yくんは適切でわかりやすいリアクションを見せてくれる。何を血迷ったか、私は大きく振りかぶって、

「Yくんって、人と話してる時、演技してるなって感覚あるん?」

脈略もなく、ド直球。やってしまった。背筋にひやっとした感覚。

「別にないかなぁ」

案外さらっと答えて、Yくんは、肩を上げて口を大きく開けた。そして、

「obakeは?」

と、聞き返された時はっとした。私も、そう、見えているのかもしれない。Yくんと話している時、少なからず演技している自分がいる。つまり二人の会話は、会話というよりも演技対決で、そりゃ知人以上にならないわなぁと妙に納得した。

おやすみなさい(何時に寝てるんだ)

obake



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