パチンコとガチャ問題とペット産業は構造が同じ!

パチンコ産業の「レジャー白書2018年」によると、パチンコの参加人数は約900万人、市場規模は約20兆円(レジャー市場全体は69兆円)なので、一人当たりの売り上げは、年間20万円を越しています。日本の人口の1割近くが、パチンコというギャンブルに膨大な時間とお金をつぎ込んでいる、それが日本の現状なのです。
お隣の韓国は、パチンコの問題点にすぐに気がつき、法律で禁止することにより水際で止めましたが、素晴らしい政治判断だったと思います。日本の場合、パチンコ業界が、警察官僚の天下り先になっていることもあり、これから非合法化は難しいと言われています。
ガチャ(英語では Root Box)も同じで、ガチャと呼ばれる「クジ」を使って、ゲームを有利に進めるためのアイテムが入手できるようになっていると、射幸性が強い人は、ついつい莫大なお金をガチャに注ぎ込んでしまうのです。私から見れば月1万円でも十分に中毒状態に思えますが、夢中になった人は月10万円超のお金を注ぎ込んでしまうそうです。その結果、家族を失ったり、借金まみれになる被害者が後を絶ちません。
この問題は、業界の自粛や自主規制などの生ぬるい方法では解決できないので、早急に新しい法律を作り、厳しく規制すべきだと私は思います。そんな規制には、当然、業界は猛反対するでしょうが、弱い人をこの手の搾取ビジネスから守ることこそ国の役目だと自覚して、厳しい態度で対処することを期待しています。
引用 中島聡メールマガジンより
そしてまさにペット産業も同じ構造です。弱者(動物)から搾取し放題(口がきけない)し、自浄作用がまったく効かない。だからこそ法改正が必要なんです。物言わぬ動物だから今まで放置され過ぎました。愚かな日本人はまったく動物の側に立って考えることができませんでした。しかし、時代は変わりました。どんどん情報が公開され少しずつおかしいことに気が付き始めました。だからこそみんな少しの理解を示して愚かな国民から脱却をして動物のために行動してほしい。それが今まで苦しみながら死ぬしかなかった動物たちへの供養かと思います。ほんとうにみなが反省しなければならないと思います。どうか一歩を踏み出してください!

2008年ねこカフェ「たまねこ」開業 令和もがんばる 2010年キャテリー「Sweetpixy」TICAへ登録 ラグドールシリアスブリーダーです! 2017年NPO法人キャットセイビア設立 動物愛護法改正のためのロビー活動&啓発事業