わかって!動物愛護管理法改正のこと

環境省管轄の動物愛護管理法は5年ごとに改正されるという法律です。前回は2013年でした。ですので本来は2018年に改正される予定のものでした。しかし、国会のごたごたで伸ばされ続けやっとこの4月に改正されるところまでこぎつけました。この法律は議員立法といいまして各党派の議員の全員の賛成をもって改正されます、一人でも反対者がいると改正ができません。衆議院と参議院の議員たちが集まって動物議員連盟というのがつくられておりそこで法改正の骨子案を考えて各党派に持ち帰り、賛成して国会法案通過となるのです。しかし、自民党の一部が賛成をしてくれていないという情報が入っています。
今回の改正の内容は大きく4つ。
1.8週齢規制の撤廃
2.数値規制の導入
3.繁殖業の許可制
4.虐待の厳罰化
これらを中心に今の時代に即した法律に変えようというのが大きな柱です。ほとんどの議員は賛成してくれていると聞いています。
ペット産業から献金されたことがある一部自民党の議員たち。でもその既得権が命をないがしろにする上に成り立っているとしたならば人としてどうなんでしょうか?そこまでして成り立たせないとならない産業が必要なのでしょうか?自浄作用の効かないペット産業です。
そこまで人は傲慢でいいのでしょうか?

国民のみなさんに伺いたいです。
ほんとうにこのまま生き地獄のような環境で繁殖を強いられている犬やねこたちを放っておいて良心は痛みませんか?
この法律骨子案が通過しないとまた5年後です。犬や猫にとっての5年は人間の4倍くらいに当たります。そのくらい長い時間になってしまうのです。
みなさまのできることはたくさんあります。
お隣の人にこの話をしてください。
できる方はSNSで発信してください。
そしてもう少しできる方は自民党にメールをしてください。
どうか、みなさまの暖かい心を示してください。
どうぞご理解のほどよろしくお願い致します。

2008年ねこカフェ「たまねこ」開業 令和もがんばる 2010年キャテリー「Sweetpixy」TICAへ登録 ラグドールシリアスブリーダーです! 2017年NPO法人キャットセイビア設立 動物愛護法改正のためのロビー活動&啓発事業